TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』 · Leisure
私の失敗今昔物語
ジェーン・スーと堀井美香が「私の失敗今昔物語」をテーマにリスナー投稿を次々と紹介。旅行代理店で不倫旅行客の自宅固定電話に「奥様がお手配の旅行の件ですが」と電話してしまった新人、上司と同室ホテルをダブルルームで予約した新入社員、経理ミスでシステム部70人を48時間徹夜させた社会人3年目など、冷や汗と笑いが交差するエピソードが続いた。スーさんと堀井美香さんは「失敗後に周囲が助けてくれるかどうかが成長の分岐点」と語り合った。
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What this episode answers
旅行代理店に勤めていた新人は、なぜ不倫旅行の客の自宅に電話してしまったのか?
新入社員がホテルをダブルルームで予約してしまったのは、どんな状況でのミスだったのか?
結婚式場のカフェで失敗を重ねながら4年間続けた人物は、最終的にどんな評価を受けたのか?
富士ファブリックのライブに一日遅れで到着してしまった人物は、その後どうなったのか?
経理で3万円のところを180万円と入力したミスは、どのような規模の問題に発展し、どう解決されたのか?
旅行代理店2年目の「奥様がお手配の旅行の件ですが」
55歳の「夢見るゆめ子」さんの投稿。丸の内の旅行代理店窓口で働いていた入社2年目のころ、地味な印象の女性が一人で伊豆の旅館を手配しに来た。夕方に確認事項が生じ、連絡先の固定電話に電話して「奥様が窓口でお手配いただいた旅行の件ですが」と話しかけた。しかしその旅行はご夫婦のものではなかった。会社にクレームが入り、上司から「電話では最初に個人名で名乗ること」「お客様にはさまざまな事情がある」と指導を受けた。ネット予約も携帯電話も普及していなかった時代は固定電話が唯一の連絡手段で、「旦那が電話を取って奥様の旅行の件と聞かされる」ことは珍しくなかったとホストも解説した。
ツインかダブルか——新入社員の瞬時の判断
45歳の「ロマンスのおばさま」さんの投稿。電子部品メーカーに新卒入社して1か月、20代の先輩と40代の上司の出張ホテルを「節約のため一部屋で」という指示のもと予約することになった。フロントから「ツインですかダブルですか」と突然聞かれ動揺し、「どちらも2だし大差ないだろう」と瞬時に判断してダブルを選択。出張当日の夜、疲弊した声の上司から「お前一体何を考えているんだ」と電話が入った。その後上司は「最近の若者は宇宙人だ」と周囲に愚痴っていたという。就職氷河期の狭き門をくぐり抜けた新入社員ならではの、知識の空白が招いたミスだ。
結婚式場で失敗を重ね、4年後に「戻ってこい」
39歳の「白猫」さんの投稿。初アルバイト先は某有名結婚式場内のカフェ。これから式に臨む父親のモーニングコートにコーヒーミルクをぶちまけてしまったのが最初の大失敗で、周囲のスタッフと客が真っ青になり着替えに奔走した。慣れてきたころには伊勢海老を皿からポーンと転がし落とし、シャンパンをお客様に向けて吹き飛ばすなど失敗を連発。それでも周囲のスタッフや上司に恵まれて在学中4年間働き続け、レジとドリンクの締め作業まで任されるほど成長した。最終的には最初の事故のとき飛んできてくれた上司から「就活でうまくいかなかったら正社員で雇ってやるから戻ってこい」と声をかけてもらえた。
ライブが昨日終わっていた、そして経理ミスが70人を48時間徹夜に
51歳の「疲れるとヘルペス」さんは、2010年7月、富士ファブリックのトリビュートライブ(ボーカル志村正彦の急逝後に富士急ハイランドで行われた特別公演)に友人と車で向かった。会場で係員にチラシを見せると「今片付けしてますよ」と言われ、ライブが前日に終わっていたことが判明。チケットの管理も日程の連絡も自分が担当しており、日付を一日勘違いしていた。友人は大ショックを受けながらも「ここまで来たんだから楽しんで帰ろう」と逆に励ましてくれ、富士山の見える温泉と三保の松原を巡って帰宅。後日「あの時ちょっと殺意が芽生えたよ」と告白された。
「七転び骨折」さんは超大手企業の経理で製品コスト補正の入力中、3万円のところを180万円(約60倍)と誤入力。同部品を使う別製品・生産台数・国内外取引へと連鎖し、影響は何億円規模に拡大した。発覚が金曜日だったため週末の猶予が生まれ、システム部約70人が48時間徹夜で処理を入力前の状態に巻き戻して再処理した。後日の謝罪訪問では「始末書なんて初めて見たよ、記念に取っておくね」と穏やかに受け止めてもらえた。
お医者さんの首に手を回し、バスで頭突き
48歳の「穴があったら入りたい」さんは四十肩の疑いで整形外科を受診。若い男性医師に「首の後ろで手を組んでみて」と言われた瞬間、何を思ったか先生の首の後ろに両手を回してしまった。「すみません、あははは」とごまかすので精一杯で、もう二度とその病院には行けないと語る。51歳の「すべすべまんじゅうがり」さんは月曜朝の満員バスで立ったまま船を漕いでいたところ、首がガクンと落ちて前に座っていたナミヘアの男性に頭突き。男性は爆睡中で気づかなかったが、頭部に唇のあとがくっきりついてしまった。謝ろうにも起きないまま停留所が近づき、どうしたらいいか分からないまま終わった。
Takeaways
- 固定電話が唯一の連絡手段だった時代、旅行代理店やホテル予約ではプライバシーを守る仕組みがなく、経験の浅い新人が踏み抜きやすい地雷が随所に潜んでいた。
- 失敗したとき周囲が怒鳴らず助けてくれるかどうかが、その後の成長と自己肯定感を左右する最大の分岐点だとホスト2人が繰り返し共感した。
- 「未知ゆえのミス」「ハプニング系」「勘違い・思い違い系」と失敗にはパターンがあり、時間が経てば笑い話になるものが多いと語られた。
This article is edited from a machine transcript of the first 30 minutes of the episode. It is not an official summary — please listen to the episode itself.