一生に一度はやってみたいこと(#640)
「一生に一度はやってみたいこと」をテーマに、ホストのJunと出演者のJesse・Elisaがバケットリストを語り合う。Jesseが1位に挙げるのは「ホホジロザメとのケージダイビング」で、その夢の原点は2歳で観た映画『ジョーズ』にある。エピソードの締めくくりにはJunが「リバースバケットリスト」という逆転の発想も紹介する。
この回が答えていること
ジェシーのバケットリスト第1位は何か?
ホホジロザメとケージの中で泳ぐこと。成功すればいつかはケージなしでオープンオーシャンを泳ぐことも視野に入れており、Elisaから「それはバケットリストというより人生の大きな目標に聞こえる」と指摘されるほど本気の夢だ。
ジェシーがサメに興味を持つようになったきっかけは何か?
2歳の時に映画『ジョーズ』を観たこと。怖がるどころかサメを応援し、サメが爆発するクライマックスで「かわいそうなサメはどうなったの?」と母親に尋ねたという。それ以来1990年代からシャークウィークをほぼ毎年視聴し続けている。
ジェシーはなぜ小さなサメと泳ぐことに満足しないのか?
シーワールドで数年間夏のアルバイトをしており、小さなサメは「Been there, done that(経験済み)」の状態だから。レモンシャークなどの「いわゆる格下の種」はすでに見ており、次の目標としてホホジロザメを設定している。
「リバースバケットリスト」とはどんな概念か?
これからやりたいことを書く通常のバケットリストとは逆に、すでに経験して意義があったと感じる出来事を書き出すリスト。Junが実際に試したところ、かつての大きな夢が達成後に忘れられがちであることに気づいたという。
Junが20代に実現したバケットリストの体験とは何か?
スカイダイビングと一人旅の2つ。特に20代半ばにタイへ10日間のソロ旅行をした経験が印象深く、スマートフォンのなかった時代にロンリープラネットのガイドブック1冊を頼りに旅し、人生を大きく変えた経験として語っている。
Junのバケットリスト体験談
20代のJunは「スカイダイビング」と「一人旅」をバケットリストに入れており、どちらも実現できた。とりわけ20代半ばにタイへ10日間のソロ旅行をした経験は特別で、スマートフォンが普及していない時代に「ロンリープラネット」のガイドブック1冊だけを手に、タイ全土を旅した。その旅は人生を大きく変えた経験のひとつだったと振り返り、「誰でも一度は一人旅を経験してみるべきだ」と話す。
現在は年齢を重ね、バケットリストの内容も変化した。今の最優先事項は「できるだけ多くの国を子どもたちと一緒に旅すること」。まだ子どもたちは幼いが、もう少し大きくなったらヨーロッパや東南アジアを家族で探索し、思い出を作りたいと語る。
JesseとElisaのバケットリスト対談
ElisaがJesseに「バケットリストはある?」と尋ねると、Jesseは第1位として「ホホジロザメとのケージダイビング」を挙げた。Elisaは「怖そう」と驚くが、Jesseにはその夢を持つ明確な理由がある。
サメへの情熱の原点:2歳で観た映画『ジョーズ』
Jesseがサメに魅せられたのは、なんと2歳の時に映画『ジョーズ』を観たことがきっかけだ。本人も「かなり問題のある子育てだったと思うけど」と笑いながら話すが、実際には映画を気に入り、母親の証言によればラストシーンではサメを応援(root for)していたという。サメが爆発するクライマックスで、幼いJesseは「お母さん、かわいそうなサメはどうなったの?」と聞いたエピソードが印象的だ。
それ以来、1990年代からディスカバリーチャンネルの「シャークウィーク(Shark Week)」をほぼ毎年視聴し続けており、サメへの情熱は30年以上続いている。
ケージから始めて、いつかはオープンオーシャンへ
Jesseの計画は段階的だ。まずはケージに入った状態でホホジロザメと泳ぐことから始め、そこで問題なければいつかはケージなしでオープンオーシャンを泳ぐことも視野に入れている。なお、数年間シーワールドで夏のアルバイトをしていた経験があり、小さなサメについては「Been there, done that(もう経験済み)」。レモンシャークなどの「いわゆる格下の種(quote-unquote lesser species)」はすでに見ており、次のステップとして明確にホホジロザメを目指している。
Elisaは「サメに噛まれたらその夢は諦める?」と質問すると、Jesseは「もう一度はやらないと思う」と答えつつも、その夢の強さにElisaは「バケットリストというより、人生の本格的な目標に聞こえる」と冗談っぽく指摘した。
「リバースバケットリスト」という逆転の発想
エピソードの締めくくりでJunは「リバースバケットリスト(reverse bucket list)」という概念を紹介する。これはこれからやりたいことをリストアップする通常のバケットリストとは逆に、これまでの人生ですでに経験してきた意義ある出来事や達成したことを書き出すリストだ。
Jun自身も試してみたところ、かつては大きな夢として胸を躍らせていたことでも、実現した瞬間に次の目標へと気持ちが移ってしまい、いつの間にか忘れがちになっていることに気づいた。「まだ足りないものは何か」という視点から、「自分はもうこんなに多くのことをやってきた」という視点へ。このエピソードを聴いたあと、自分だけのリバースバケットリストを作ってみると、若い頃の自分が誇りに思うような経験がたくさんあると気づくかもしれない、とJunは締めくくった。
今回のフレーズまとめ
今回取り上げられた表現は5つ。**Bucket list**(死ぬまでにやりたいことのリスト)、**Root for**(〜を応援する)、**Been there, done that**(もう経験済みだ)、**Quote, unquote**(いわゆる、自称)、**Turn someone off**(人の興味や意欲を失わせる)。いずれも会話の中で自然に使われており、実際のダイアログの文脈で学べる構成になっている。
この回の要点
- バケットリストは年齢とともに変わる。Junの場合、20代の冒険志向から「子どもと家族で世界を旅すること」へとシフトした。
- Jesseのホホジロザメへの夢は2歳で観た映画『ジョーズ』が原点で、シャークウィーク30年分の熱量に裏打ちされた本気の目標だ。
- 「リバースバケットリスト」はこれからの夢だけでなく、すでに達成した経験を振り返る思考法として紹介された。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。