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限界突破ライフハック · ビジネス

買い物で「一生モノ」と「使い捨て」を分ける二人の基準

2026-09-28 · 18分 · 4分で読める

「ずっと使い続けているものと、どんどん変えていくものの違いは何か」というリスナーの質問をきっかけに、5000円の爪切りやHexcladフライパン、アーロンチェアなど具体的なアイテムを挙げながら「一生モノ投資」と「消耗品割り切り」の基準を掘り下げる。ラギオールのワインオープナーや革靴など「買ったはいいが使いこなせていないもの」の話も飛び出し、高い=一生モノという等式が崩れる場面も多い。

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この回が答えていること

  • 日用品の爪切りやしゃもじは、高いものを長く使うべきか安いものを消耗品として割り切るべきか?

    買い替え頻度と使用体験で判断する。爪切りは10〜20年使うものなのに1000円は損で5000円の高品質品が毎回「最高」という体験を生む。しゃもじは良品でも800円なので年1回買い替えて常に新品の非くっつき状態を保つのが合理的。素材や劣化スピードが基準になる。

  • ランニングシューズには明確な買い替え時期があるのか?

    500kmが買い替えの目安。それを超えるとクッション性が落ち足への負担が増す。実際につま先がパカパカになりかかとが消えるまで使い続けた経験から、消耗品として定期的に買い替えることを強く勧めている。

  • 高級ブランドの「一生モノ」として買ったが結局使いこなせていないものはあるか?

    ラギオールのワインオープナーはソムリエ御用達の高級品だが使いこなせず、結局1000円のものを愛用中。革靴もコロナ禍以降スポーツ系にシフトし、シューキーパーつきで保管されたまま出番がなくなっている。

  • フライパンはどのグレードまで投資する価値があるのか?

    ティファール→バーミキュラ→Hexclad(エックスクラッド)と段階的に更新した結果、Hexcladが現時点での最上位。加工ではなく技術でこびりつきを防ぎ10年保証つき。3年使ってもまったくこびりつかないという。

  • 新卒時代に買い揃えた高級品は20年後も実際に活用できているか?

    財布や服など20年経っても使い続けているものがある一方、革靴は丁寧に保管されているが履く機会がほぼ消滅した。買った当時のライフスタイルと現在が変化し、「一生モノ」が「死蔵品」になるケースも少なくない。

リスナーの質問が起点――「一生モノ」と「消耗品」の二分法

ラジオネーム・ホットケーキさんから「ずっと使い続けているものと、どんどん変えていくものの違いを教えてほしい」という質問が届いた。これをきっかけに、二人がそれぞれの「基準」を具体的なアイテムとともに語り合う回となった。

一方のホストは、Galaxy Fold 7(Android スマートフォン)を買ってから1年間ほぼ買い替えなかった事例を紹介。スマホの平均買い替えサイクルがかつての5年から現在は約3年に短縮されているなかで、1年ですら「珍しい」と笑う場面から議論が始まった。

高くても買う価値がある「一生モノ」たち

**5000円の爪切り** ペンチ型の高品質爪切りで、切れ味がまったく落ちない。「爪切りは10〜20年使うものなのに、1000円のものを買うのはもったいない。5000円のものを買うと毎回『これ最高』と思いながら切れる」というのが購入の論拠だ。頻度が低いアイテムだからこそ、使うたびに体験の質が問われる。

**タオルケット(ほぼ日「眠れないクマ」シリーズ)** 幼少期からタオルケットがないと眠れない体質で、夏用・冬用それぞれ約2万円のほぼ日製品を愛用中。「買いたてのガサガサ状態より、適度にほつれてきた状態が好き」という感覚があるため、さすがに同じ一枚をずっと使うわけではないが、ブランドは固定している。

**アーロンチェア(Herman Miller)** 12年保証つきで会社でも自宅でも使用中。安い椅子は1年ほどでギシギシ鳴り始めるが、アーロンチェアは年割で考えると実はさほど高くないという計算になる。二人とも「アーロンチェア最強」で意見が一致した。

**新卒時代に買った革財布・カバン・ブランド品** 20代に徹底的にリサーチして靴を5足まとめ買いしたり、一週間分のコーディネートをカバーできるまで買い揃えた経験を持つ。財布は高級ブランドのものを10年使用し、最近ようやく買い替えた。20年経った今もいくつかを使い続けている。

消耗品として割り切るべきものたち

**しゃもじ** 使い続けるとご飯がくっつくようになる。油を塗るなど対策を試みていたが、「良いものでも800円程度なら年に1回買い替えた方が、常に新品のくっつかない状態が保てる」と気づいてからは定期交換に切り替えた。テフロン加工と同様に劣化する消耗品という認識の転換がポイントだ。

**まな板シート** 木のまな板は洗いにくくカビが入りやすい。まな板シートに替えてからストレスが大幅に減った。

**木のスプーン** 旅先の雑貨店で買うおしゃれな木のスプーンは、大きすぎたり小さすぎたりして使い勝手がいまひとつ。一方、100均の木のスプーンが機能面では最適だと気づき、「消耗したら何度でも買い替えればいい」という結論に至ってから高級木製スプーンの購入をやめた。

**白Tシャツ・リネンシャツ** ユニクロでシーズンごとに購入し、シーズン終了後はリサイクルへ。毎年フレッシュな状態のものを使うサイクルに落ち着いた。

**ランニングシューズ** 走行距離500kmが買い替えの目安。それを過ぎるとクッション性が落ちてパフォーマンスや足への影響が出る。実際にかかとが消えたり、つま先がパカパカになった状態で走り続けた経験があり、その愚かさを今になって痛感している。

「高い=一生モノ」が崩れる事例

**フライパンの変遷** テフロン加工の100均フライパンを剥がれるまで使う時期を経て、ティファール→バーミキュラ→Hexclad(エックスクラッド)と段階的にアップグレード。HexcladはAIではなく物理的な技術でこびりつきを防ぎ、10年保証つき。3年使ってもまったくこびりつかないという。「ティファールの上にまだあるとは」と驚く場面も。

**ラギオール(ワインオープナー)** ソムリエが試験合格祝いに贈られることもある伝統的高級ブランド。「手に馴染んでくるもの」「使いこなすには技術が必要」とも言われるが、「レベルが足りないと伝説の剣が抜けない漫画のような状態」で結局1000円のワインオープナーを日常使いしている。高級品は家にあるが使いこなせていない。

**革靴** 新卒時代に多数購入しシューキーパーで丁寧に保管しているが、コロナ禍以降スポーティーなスタイルが定着して出番がなくなった。現在はアシックスの「ランウォーク」(フルマラソンでも走れると公式に謳う革靴風スニーカー)に完全移行。「車を知ってから馬車に乗るくらいの差がある」と表現するほど快適さが別次元で、雨や滑りや重さのデメリットが多い従来の革靴には戻れない感覚になっている。

まだ「一生モノ」が見つかっていないもの

旅行カバンとサングラスは「これを一生使いたい」と思えるアイテムをまだ探し続けている。「もうこれを買い替えなくていい、という観点で買い物するのが好き」という姿勢が二人に共通しており、レコードは好きなアーティストの限定盤を掘り当てて大切にコレクションする形で「思い出として手元に置く」アイテムが存在することも話された。

この回の要点

  • 買い替え頻度が低いものほど高品質品への投資が体験の質に直結する一方、しゃもじや木のスプーンなど安価で劣化するものは消耗品と割り切った定期交換が合理的
  • ランニングシューズは500kmが買い替え目安で、使い続けると性能低下により足へのダメージが蓄積する消耗品の代表例
  • 高級品を買っても生活スタイルの変化で使いこなせなくなるケースは多く、「高い=一生モノ」という等式は必ずしも成立しない

買い物一生モノコスパランニングライフスタイル

この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。