#110 アメリカ人の名前の付け方ってどんな感じ?「〇〇Jr.」のイメージは?
アメリカで子供に「○○Jr.」とつける文化はかわいそうなのか誇らしいのか、というリスナー質問を起点に、日本の一郎・二郎・三郎型命名との比較、アメリカで人気の月名ネーミング(April・June・Februaryなど)、さらに「ジェームス」vs「ジェームズ」発音論争まで幅広く語られた名前回。アイクの大学時代の知人にFebruaryという名の女性が実際にいたエピソードなど、具体例が豊富。
この回が答えていること
アメリカで子供に「○○Jr.」という名前をつけるのはどんな理由から?
自分が偉大な人物か、自分の名前を強く愛している人がつけることが多い。「自分がすごくない限りジュニアなんてつけられない」という感覚があり、ケン・グリフィー・ジュニアのような実績ある父がいる場合が典型例。
日本の一郎・二郎・三郎のような連番命名は海外にも存在する?
アメリカにはそういった文化は聞いたことがない。似た慣習はインドにあり、ミドルネームに父親の名前を使うケースが多い。日本の一郎・二郎・三郎は数字を順番に当てる独特の命名で、アイクも初耳だった。
アメリカでは月の名前を子供につける習慣があるとのことだが、どんな名前が多い?
May(5月)・June(6月)・April(4月)・August(8月)がよく見られ、レアな例としてFebruary(2月)もある。AprilはAprilの中でも特に人気が高く、アイクは大学時代にFebruaryという名の女性に実際に出会っている。
月の名前を持つ人は実際にその月に生まれているの?
必ずしもそうではない。アイクの知り合いのAprilたちはほとんど4月生まれではなかった。月の響きやかわいさで選ばれることが多く、誕生月との一致は偶然であることも珍しくない。
James(ジェームス/ジェームズ)はどちらの発音が正しいか?
アイクはジェームズ(ズ)派だが、アメリカ人はほぼ気にしていない。ゆっくり発音するとズ、早口ではスになりがちで、本人も呼び間違えを訂正しないことが多くどちらでも通じる。
○○Jr.をつける理由と文化的背景
リスナーWさんから「英語圏では親と同じ名前を子供につけて○○Jrと呼ぶことがあるが、これはかわいそうな印象?それとも誇らしい印象?」という質問が届いた。
アイクによると、アメリカでのJr.は「かわいそう」ではなく誇らしいニュアンスが強い。「Jr.をつける人は、自分がすごい人か、自分の名前が大好きな人」という感覚があり、野球のケン・グリフィー・ジュニアが典型例として挙げられた。矢作も「自分がすごくない限り自分のジュニアだなんてつけられない」と同意した。
なお「○○の息子」という命名ニュアンスはインドの文化に多く、ミドルネームに父親の名前を使うケースがある。これはアメリカのJr.文化とは別物だとアイクが補足した。Jr.の後はThe Third(三世)、The Fourth(四世)、The Fifth(五世)と続く慣習もあるが、「大昔の話」で現在はあまり見られないという。
日本の一郎・二郎・三郎という命名法
話題は「海外にも一郎・二郎・三郎のような命名はあるか?」に移った。矢作によると、日本には男の子を生まれた順に一郎・二郎・三郎……と数字で命名していく「手抜き」のシステムがあった。六郎まで普通に存在したという。アイクはこれを初めて聞いて驚き、アメリカにはそういった文化は聞いたことがないと話した。
アメリカの月ネーミング文化
「アメリカでは月の名前を子供につけるのがめちゃくちゃ多い」とアイクが紹介。よく見られる名前として**May(5月)**、**June(6月)**、**April(4月)**、**August(8月)**が挙がった。さらにアイクが大学時代に出会った女性の名前が**February(2月)**だったというエピソードも語られた。Februaryという名前は非常にレアで、「めちゃくちゃ綺麗な方だったのでみんな名前を呼んでしまった」と語った。親しくなれば「Feb(フェブ)」と短縮するのが自然だろうとも付け加えた。
月生まれとは限らない?
驚くべきことに、月の名前を持つ人が必ずしもその月生まれとは限らない。アイクによると、知り合いのAprilたちはほとんど4月生まれではなかった。矢作が「せめて4月に生まれとけよ」と笑ったのに対し、アイクは「響きがかわいいから名前につける感覚」と説明した。Juneも同様で、June生まれだからJuneという名前というわけではないという。日本語でも「なっちゃん」という響きが好きだから「夏見」にしようと考えるのと同じ感覚だ、と矢作も納得した。
矢作自身も、息子のサク太郎が本当に8月に生まれたため「八月(はちがつ)」という名前を考えたことがあると明かした。「かっこいいなと思って」というが、実際にはつけなかった。
Jamesの発音問題:「ジェームス」か「ジェームズ」か
リスナーKCさんから「James BrownやメタリカのJames Hetfieldは日本語で『ジェームス』と『ジェームズ』どちらが正しいか?」という質問が届いた。アイクは「僕はジェームズ(ズ)派」としながらも、「アメリカ人はほぼ気にしていない」と回答。ゆっくり発音するとズになり、早口だとスになることもあるという。日本の「山崎(やまさき/やまざき)」の例のように本人は気にするかもしれないが、周囲が呼び間違えても普通は訂正しないとのこと。結論は「気にしなくていい」だった。
この回の要点
- Jr.命名はアメリカでは「すごい父親」の証であり誇らしいもの。ケン・グリフィー・ジュニアが典型例。
- アメリカではApril・June・Mayなど月の名前が女性名として人気だが、その月生まれとは限らず響きで選ばれることも多い。
- Jamesのズかスかはアメリカではほぼどちらでも通じ、本人も気にしないことが多いので過度に悩まなくてよい。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。