Talking about job interviews
BBC Learning English のポッドキャスト「Real Easy English」が、就職面接(ジョブインタビュー)をテーマに取り上げた。ホストのベッカとニールが、面接で感じる緊張の正体から「志望動機」「弱点」など頻出質問への答え方のコツ、事前準備の方法まで、具体的なアドバイスを英語学習者向けにわかりやすく解説している。
この回が答えていること
面接でよく聞かれる質問にはどんなものがあるか?
「なぜこの仕事を希望するか」と「あなたの弱点は何か」が典型例として挙げられた。前者は誠実さが試され、後者は正直さと自己アピールのバランスが難しいとされた。
「なぜこの仕事を希望するか」という質問にはどう答えるべきか?
事前に答えを考えておき、自信を持って答えることが重要。同じ質問に多くの応募者が答えるため、自信のある受け答えが差別化につながると説明された。
面接前にはどんな準備をしておくとよいか?
①過去の具体的な経験・成功例を準備する、②応募先の企業・組織をリサーチし、その仕事内容に合った例を用意する、の2点が推奨された。
「あなたの弱点は何ですか」という質問にはどう対処すればよいか?
完全に正直に「働くのが嫌い」などと言うのは論外だが、完璧を装っても信じてもらえない。弱点を認めつつ仕事に支障がない形で提示するバランスが求められると述べられた。
面接でスキルや経験を効果的に伝えるには何が重要か?
CVやカバーレターを渡した後も面接官は詳しい説明を求める。「以前の職場でこうした、結果はこうだった」という具体的な実例を話すことが最も効果的とされた。
面接はなぜ緊張するのか
ベッカとニールはまず「面接はどんな気持ちになるか」という話から始めた。ベッカは「少し緊張する(nervous)」と答え、ニールは「緊張するのは自然なことで、緊張していないということは気にしていない証拠でもある」と述べた。
面接が特殊な状況である理由として、知らない人と会い、友好的かつ笑顔でありながら、同時に仕事ができると示さなければならない点が挙げられた。「親しみやすさ」と「自分への自信(confident)」の両方を同時に見せることが難しく、そのバランスを取るのが面接の本質的な困難だと二人は語った。
頻出質問①「なぜこの仕事を希望するか」
面接で最もよく聞かれる質問のひとつが「Why do you want this job?(なぜこの仕事を希望するか)」だ。ニールはこれを「良い質問」と評した。もし本当にその仕事を望んでいなければ、答えた瞬間に嘘をついていることになるからだ。
一方でこの質問への回答は難しいため、面接前に答えを考えておくべきだとアドバイスされた。また、同じ質問には多くの応募者が答えることになるため、自信を持って答えることで差がつくとベッカは強調した。
スキル・経験を伝える方法
面接では、応募者はCVとカバーレター(スキルや経験を記した書類)を面接官に渡す。しかし面接官はそれだけでは満足せず、より詳しい説明を求めてくる。ここで重要になるのが「具体的な実例(examples)」だ。
「このような状況ではこうすべき」という一般論ではなく、「以前の仕事でこうした、そして結果はこうなった」という形で話すことが、面接官が本当に聞きたいことだとニールは説明した。ベッカもこれに同意し、「会社や組織についてリサーチしておき、応募先の仕事に合った実例を用意すると、面接官の評価が上がる」と付け加えた。
頻出質問②「あなたの弱点は何か」
うまくいかない面接の例として、ベッカが「最も難しかった質問は何か」を問うと、ニールは「What is your weakness?(あなたの弱点は何ですか)」を挙げた。
この質問の難しさは、弱点を正直に話したくないが、完璧を装うことも信用されないというジレンマにある。ベッカは「『私の弱点は働くのが嫌いで朝も起きられないことです』とは言えない」とユーモアを交えながら説明。かといって「完璧です」と言っても誰も信じないと述べた。弱点を認めつつも、それが致命的でない形で提示するバランスが求められる。
番組で取り上げられた語彙
最後にベッカとニールは、会話中に登場した語彙をまとめた。
- **nervous(緊張している)**:何かについて心配しているときの状態 - **confident(自信がある)**:うまくいくと確信している状態。自分のスキルに対して自信を持つ、という使い方が紹介された - **skills(スキル)**:自分が持つ、仕事に役立つ能力 - **examples(具体例)**:インターネットから拾ったような話ではなく、自分が実際に経験したことを話すことが重要と強調された
番組ウェブサイト(bbclearningenglish.com)にはワークシートも用意されており、今回の内容を自分でテストできるとアナウンスされた。
この回の要点
- 面接で緊張するのは自然で、むしろ「気にしている証拠」。親しみやすさと自信のバランスを取ることが面接の核心的な難しさ。
- 「なぜこの仕事を希望するか」「弱点は何か」という頻出質問には、完全な正直さでも完璧な演技でもなく、準備と具体的実例で答えることが有効。
- 面接前に企業をリサーチし、応募先に合った過去の成功体験を具体的に準備しておくことが、他の応募者との差別化につながる。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。