第63回「思い出深い曲」
読書の秋にちなみ、沙耶里が台湾で今村夏子『とんこつQ&A』に出会い読書に目覚めた話と、真由が推しアイドル・ヨフルノちゃんのファースト写真集を責任編集した体験を披露。リスナー「はるか」の「浪人中に母が贈ってくれた一曲が合格を支えた」というメールをきっかけに、2人それぞれの思い出深い曲が語られる。
この回が答えていること
伊藤沙耶里はなぜ読書が苦手だったのに本を読むようになったのか?
友人の森田ミサトが「沙耶里ちゃんでも読める本がある」と勧めてくれたのがきっかけ。台湾滞在中に現地の日本語書籍コーナーで今村夏子の『とんこつQ&A』を探して購入し、読み終えて「読書にハマったかも」と感じ、さらに2冊を買い足した。
松岡真由が手がけた写真集はどんなコンセプトで、どこが見どころか?
椿ファクトリーのメンバー・ヨフルノちゃんのファースト写真集を責任編集。なるみ屋が全面協力し、レトロな昔のグッズと最新のメゾピアノ・エンジェルブルーの服を組み合わせた平成女児テイストの一冊に仕上げた。
リスナー・はるかの思い出深い曲と、その背景にある話とは?
1年間の浪人生活の末に第一志望校に合格したはるかさんが投稿。受験中の孤独と不安の中、母親が誕生日のSNS投稿に夜遊びの「遥」を添えてくれたことを語り、最後に「ちなみに私の名前は遥です」と静かに締めた。
松岡真由の思い出深い曲は何で、どんな思い入れがあるのか?
SEKAI NO OWARIの「Tonight」。18〜19歳のGTO・獣道への出演時期に繰り返し聴き仕事の支えにしていた曲で、世界の終わりのライブで初めて生演奏を聴いた際、予想外に演奏され信じられないくらい泣いたと話す。
伊藤沙耶里の思い出深い曲は何で、そこにどんな夢が結びついているのか?
幼少期に近所のマンモスマンションへ巡回してきたアイスクリームトラックが流すメロディ。音が聞こえると住民が一斉に飛び出す光景が記憶に焼きつき、「将来アイスクリームトラックをやりたい」という夢に結びついている。
読書の秋——沙耶里、台湾で本に目覚める
「読書の秋」と真由が切り出すと、沙耶里は「活字を読むのが苦手で、じっとしていられなかった」と告白した。変化のきっかけは友人の森田ミサト。ロケで同行した際に「沙耶里ちゃんでも読める本はあるよ」と声をかけてくれたという。2人は「上からでも下からでもなく、そこにいる」というミサトの絶妙な距離感を絶賛し、「言葉が次元の違うところから来る妖精みたい」とまで評した。
ミサトに勧められた今村夏子の『とんこつQ&A』を、沙耶里は台湾滞在中に現地の本屋の日本語コーナーで一生懸命探して購入。読み終えると「読書にハマったかも」と感じ、さらに2冊を買い足した。「読書のテンションになっている時に読むとすごく気持ちいい」という発見も得た様子だった。一方の真由は「4月から初めてのミュージカルをやっていて余裕がなく、一冊も読めていない。ハロプロの曲も聴けていない。今の私は半分私じゃない」と笑わせた。
真由、推しの写真集を責任編集
本を読む時間はないながらも、真由は「本を作った」と明かした。椿ファクトリーのメンバー・ヨフルノちゃんのファースト写真集を責任編集として手がけたというのだ。ページ構成から内容まで決めるプロデューサーのような役割で、推しに着てほしい服を着せられる体験に「やばいよね」と興奮気味に振り返った。
コンセプトは「平成女児ブーム」。ヨフルノちゃんの少女漫画のようなルックスと体型を活かし、なるみ屋が全面協力した。レトロショップで入手した昔のグッズや、現在販売中のメゾピアノ・エンジェルブルーの服を組み合わせた撮影が実現。「借りてきた昔の人形と最新のアイテムが同居して、超可愛く仕上がった」と大満足の様子だった。
撮影中はルナちゃんに「こういうポーズをお願いします」と指示できたものの、撮影が終わると「もう無理。ゼロに戻ってる」と人見知りが復活。2人は「美容室に入る感じで仕事モードに切り替えられるけど、終わったら温度2割増でありがとうございましたって出ていく」と笑った。さらに「この年になっても人見知りって言っていい、むしろ言った方が『もう少し砕けられますよ』という意思表示になる」と人見知りとの向き合い方を語った。
リスナーメール——浪人と母と「遥」
「野生のサマリスさん」のペンネームで届いたメールを紹介。高校卒業後1年間の浪人生活を経て今年2月に第一志望校に合格した彼女は、受験中の孤独や、大好きな母をたくさん心配させてしまった申し訳なさを綴った。去年の誕生日、母親がSNSの誕生日メッセージに夜遊びの「遥」を添えてくれたといい、「くじけそうになってもこの曲を聴いて合格できました」と結んだ最後の一文が「ちなみに私の名前は遥です」。
2人は「オチとして使っていないのがまたかっこいい」「文才がありすぎる」と絶賛。自分の名前と曲名が静かにつながる締め方を「エモーショナルで文学的」と評した。
2人が語る「思い出深い曲」
**松岡真由**が挙げたのはSEKAI NO OWARIの「Tonight」。高校時代から漢字表記の時代からセカオワのファンで、18〜19歳のGTO・獣道への出演期に繰り返し聴き、仕事の支えにしていた曲だ。最近、自身が出演したショートフィルム(使用曲「横浜ブルース」)が世界の終わりのライブで限定上映され、そのライブに参加した際に「Tonight」が演奏された。「まさか歌うと思っておらず、信じられないくらい泣いた。あのタイミング・あの環境で聴けたのは本当にやばかった」と振り返った。
**伊藤沙耶里**が思い出したのは、幼少期に近所のマンモスマンションへ巡回してきたアイスクリームトラックが流すメロディ。音が聞こえると各家庭の子供とお母さんが一斉に飛び出してアイスを買う光景が「夢のように嬉しかった」と記憶に焼きついている。「大人になったらアイスクリームトラックをやりたい」と宣言すると真由は「絶対行く!」と即約束。「オシャレタウンのジェラートじゃなく、チョコとオレンジとバニラだけの昔のあの感じがいい」と沙耶里は付け加えた。
この回の要点
- 森田ミサトの一言がきっかけで、沙耶里が台湾で今村夏子『とんこつQ&A』に出会い読書の楽しさに目覚めた。
- 真由が椿ファクトリー・ヨフルノちゃんの写真集をなるみ屋と組んで責任編集し、平成女児テイストの一冊に仕上げた。
- 2人の思い出深い曲はSEKAI NO OWARIの「Tonight」と幼少期のアイスクリームトラックの曲で、それぞれ当時の自分を支えた原風景と結びついている。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。