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となりの雑談 · 社会/文化

となりの雑談 EP.193「察するが生み出すもの」

2026-09-22 · 19分 · 2分で読める

サクちゃんの父親が病院内で脳梗塞を発症し、すぐ検査・治療につながって回復した体験談から、話題は「察する」ことの功罪へ広がる。介護を通じて自分が女性として身につけていた察する力・先回りする力が、実は父親のわがままを助長していたことに気づいたという話。

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この回が答えていること

  • サクちゃんの父親が脳梗塞を発症したとき、どんな経緯で早期発見・早期治療につながったのか?

    病院の診察待ちの間にレストランで食事をしていたところ右手右足が動かなくなり、すぐにおかしいと訴えてその場で検査を受けたことで、発症から30分後には処置を受けることができた。

  • 今年の夏、二人の体力や体調は去年と比べてどう違ったのか?

    去年の猛暑の反動で身構えていたが、今年は過ごしやすくグッタリすることやバテることがあまりなく、バスケの試合観戦に行く元気もあった。ただし記憶力や頭のキャパは年々弱っている実感があった。

  • 察する力・先回りする力が介護というプロジェクトでなぜ有利に働くのか?

    自分のエゴを出さず裏方として物事を回せる、察する・先回りする・細やかなケアという資質が、縁の下の力持ちとして評価され、介護というプロジェクトを進める上で非常に有利に働くため。

  • 「察しろ」タイプの家族と長年接する中でサクちゃんは何に気づいたのか?

    察する能力の高い人だけが周囲に残り、機嫌が悪くなるタイプの人には都合よく動いてくれる人が集まるという構造があり、先回りの能力は家族や友人関係では相手を甘やかす方向にしか働かないことに気づいた。

  • 察するのをやめるにはどうすればいいと二人は語っているか?

    早い段階で相手に「察するのをやめる」とはっきり伝える必要があり、伝えないと相手は自分の非を認めず周囲に任せきりになってしまうため、関係が浅いうちに気づいて伝えるべきだと語っている。

今年の夏は去年より楽だった

番組冒頭、二人はこの夏の体調について振り返る。去年の猛暑がひどかった反動で今年は相当に身構えて日除けグッズなども用意していたが、結局あまり使わずに済むほど過ごしやすかったという。サクちゃんも「グッタリすることがあまりなかった」「バテなかった」と話し、バスケの試合を会場まで見に行く元気もあったと振り返る。一方で「行く気力」自体は保てても、記憶力や「頭のキャパ」は年々弱っている実感があるとも語り、ジェーンスーは自分の場合はそこを体力でカバーしてしまっていると応じた。

父親の脳梗塞、病院内での早期発見

続いてサクちゃんは、自身の父親が病院内で脳梗塞を発症した出来事を話す。診察までの間にレストランで食事をしていたところ右手右足が動かなくなり、おかしいとすぐ訴えてその場で検査。発症から30分後には処置を受け、3時間後には体が全部動くようになり、10日間の入院で済んだという。88歳という年齢を踏まえ、これまで気づかないうちに小さな発作があった可能性にも触れつつ、結果的には「運が強かった」と二人で振り返った。

「察する」ことが介護で武器になると気づいた

話は、サクちゃんが父親の介護(80歳頃から)を担う中で感じた違和感に移る。察する、先回りする、細やかなケアをする——女性らしさとして褒められがちな資質が、介護というプロジェクトを進める上で非常に有利に働くことに気づいたという。自分のエゴを出さずに裏方として物事を回せることが、まさに「縁の下の力持ち」として評価される一方、これは自分が女性だから身についてしまった性質だと感じ、複雑な気持ちになったと語る。

「察しろ」タイプの家族が生む歪み

サクちゃんの父親は、自分から説明したり穴を埋めたりしなくても、周囲が先回りして全部やってくれる「察しろ」タイプだったという。母親や父親の周囲の人間関係を見ても、察する能力の高い人だけが残り、面倒なことがあるとすぐ機嫌が悪くなるタイプの人には、都合よく動いてくれる人が集まってくる構造があったと指摘する。これは「かかあ天下」的な家庭内力学にも通じ、職場では評価される先回りの能力も、家族や友人関係では相手を甘やかす方向にしか働かないと二人は話した。

察するのをやめるという選択

介護の本を書いた際、大物アーティストの機嫌をとるつもりで接すると気が楽になるという例えを紹介したが、実際には早い段階で「察するのをやめる」と伝えないと、相手は自分の非を認めず周囲に任せきりになってしまうと振り返る。88歳になった父親に今さら伝えるのは難しいと認めつつ、まだ関係が浅いうちに気づけたら良かったと語り、パートナーや友人がわがままだと感じている人には、自分もその「察しろ」を助長させてしまっているかもしれないと伝えたいと締めくくった。

この回の要点

  • 父親の脳梗塞は病院内で異変にすぐ気づき検査したことで、重症化を防げた
  • 察する力・先回りする力は介護で有利な反面、相手のわがままを助長する側面もある
  • 察するのをやめるなら早い段階で伝えることが大事だが、高齢の親には難しいという気づき

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この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。