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問わず語りの神田伯山 · コメディ

悲報!100年以上前の講談本がエアコンの水漏れでびしょ濡れ〜三番弟子・若之丞の大食い日記2

2026-10-23 · 27分 · 3分で読める

神田伯山が自宅書庫のエアコン水漏れに約1か月気づかず、100年以上前の大前田英五郎・加藤清正・加賀騒動などの講談速記本8冊ほどを水没・カビさせてしまった経緯を悔恨とともに語る。後半は三番弟子・若之丞(22歳・岩手出身)を連れて訪れた北日本銀行主催「北銀寄席」での打ち上げで、若之丞が大食いと郷土愛トークだけで柳家権太楼師匠に気に入られ「来年も呼ぼう」と言わせた顛末を明かす。

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この回が答えていること

  • エアコン水漏れで被害を受けた講談本は具体的に何冊・何の本だったか?

    8冊ほどが被害を受け、うち大前田英五郎の速記本2冊とカビが生えた数冊は再起不能の状態。加藤清正、加賀騒動、水戸黄門漫遊記なども含まれていた。宮本武蔵・徳川天一坊・村井長安の速記本は辛うじて助かった。

  • 水没・カビした古本を救うためにどんな応急処置を試みたか?

    カビのない本をジップロックに入れて冷凍庫で乾燥させ、解凍後に重しをのせてシワを伸ばす方法を試みた。カビが生えた本は冷凍できず、外に出して天日干しを試みたが、アリとスズメがたかる「死骸」状態になった。リスナーに修復できる専門家の紹介を呼びかけた。

  • 若之丞は岩手の公演の打ち上げでどのように権太楼師匠に気に入られたか?

    天ぷらや蕎麦を次々と平らげながら岩手への愛を語り続け、銀行員たちを前のめりにさせた。みちのくプロレスへの憧れや一龍斎貞水が好きな話もウケて座の中心となり、権太楼師匠が「来年も呼ぼうか」と言い出した。翌朝おかみさんからも「喜んでいました」と電話があった。

  • 権太楼師匠とは何者で、伯山はどんな縁があるか?

    落語協会の大派閥・柳屋一門の重鎮で、食道がんを患いながらも2000人の客をドッカンドッカン沸かせる実力者。伯山は前座時代の2017年に「権太楼、成金に吠える」という会で高座を褒められた縁があり、長年の憧れの師匠。尾田栄一郎ら著名人のファンも多い。

  • 今回のスペシャルウィークはどんな変則的な体制で放送されたか?

    ディレクターのとなみさんが体調不良で欠席し、LINE電話で指示を出す「AIとなみ状態」で進行。笑いや・しげふじがエジプトから帰国したと思いきや実は京都・春秋座に出演していたことが発覚するなど、変則的なスタートとなった。

変則スペシャルウィーク——となみ不在とフェイクニュース

今週はTBSラジオのスペシャルウィークだが、10年近く番組を支えるディレクター・となみさんが体調不良でスタジオを欠席。打ち合わせはLINE通話で参加しており、伯山は「もうAIとなみみたいな感じ」と表現した。うんこ・ちんちん・金玉、そして弟子イジりはノーカット——という「となみさんの趣味思考」が集積されているから成立するのだ、と笑わせた。

また、エジプト遊学中と思われていた笑いや・しげふじが実は京都・春秋座での公演に出演していたことが発覚。「バラのワンピースを着たおばちゃん」がXに「あいつ嘘つきやがった」と投稿して騒ぎになったという。伯山は「バラババアがブチギレてるのが面白かった」と語りつつ、しげふじの帰還を喜んだ。

エアコン水漏れ——100年超の講談本が水没・カビ

伯山が「完全に100%俺のせい」と悔いる出来事が起きた。自宅書庫のエアコンが約1か月間気づかぬうちに水漏れを起こし、吹き出し口の下に大量の水が溜まっていた。

その水の直撃を受けたのが、博文館などが明治・大正期に出版した講談速記本8冊ほど。大前田英五郎の速記本2冊、加藤清正、加賀騒動、水戸黄門漫遊記などが含まれ、カビまで生えた状態で妻(神さん)が写真で知らせてくれた。

「古本は前の持ち主から自分へと受け継がれたリレー。俺のところに来て申し訳ない」と伯山。神さんに「捨てた方がいいかも」と言われて思わずブチ切れてしまったが、「グーの音も出ない」とも認めた。

カビのない本をジップロックに入れて冷凍庫で乾燥・解凍し、重しをのせてシワを伸ばす方法を試みた結果、宮本武蔵・徳川天一坊・村井長安の速記本はなんとか持ちこたえた。一方、大前田英五郎などカビが生えた本は屋外に出したところアリとスズメが群がり「死骸」状態に。「鉄腕アトムの天馬博士の気持ちが今すごいわかる」と嘆き、カビ入りのハーゲンダッツになる懸念から冷凍庫に入れられないジレンマも語った。最後にリスナーへ呼びかけ——カビが生えた100年以上前の古書を修復できる専門家がいれば、TBSラジオまで連絡を、と訴えた。

北銀寄席——権太楼師匠との共演

岩手・盛岡に本社を置く北日本銀行主催「北銀寄席 第22回」(2000人キャパ)に出演。共演は落語協会の重鎮・柳家権太楼師匠と、元力士で125キロの体を持つ歌武蔵師匠。権太楼師匠は食道がんを患いながらも2000人の客を沸かせ、尾田栄一郎ら著名人のファンも多い実力者。伯山は前座時代の2017年「権太楼、成金に吠える」という会で高座を「ようやく金になる男が出てきた」と褒められた縁があり、長年の憧れだ。

打ち上げは銀行スタッフとの差し向かい形式という異例の場。元力士・歌武蔵師匠と銀行員が繰り広げる「豆乳vs地酒」押し問答コントが場をほぐす中、三番弟子・若之丞(22歳・岩手出身)が本領を発揮した。

若之丞の大食い外交——飯を食うだけで仕事が増える

若之丞は荷物持ちとして同行したにすぎなかった。しかし楽屋に並んだ岩手限定ヨーグルトを権太楼師匠に「知ってんのか」と問われ、「岩手出身なので」とグビグビ飲み干して好感を得るや、打ち上げでは天ぷら・蕎麦・かもめの玉子を次々と平らげながら「みちのくプロレスのプロレスラーになる予定だった」「一番好きなのは一龍斎貞水先生」と岩手愛を語り続けた。

ご当地の銀行員たちがみるみる前のめりになり、権太楼師匠も「食べるなあ、いいなあ」と目を細めて「来年も呼ぼうかな」と口にした。翌朝には権太楼師匠のおかみさんから「ゴンタローが喜んでいました」と電話まで届いた。

「飯を食うだけで仕事が増えるとはすごい。あいつの一芸に感心した」と伯山。自分が招待されたのに、呼ばれるのは弟子だけになるのでは——と苦笑いで締めくくった。

この回の要点

  • 自宅書庫のエアコン水漏れで大前田英五郎など100年超の講談速記本8冊が被害を受け、うち複数はカビで再起不能。伯山は修復できる専門家をラジオで公募した。
  • カビのない速記本はジップロック冷凍法で一部救出に成功。しかしカビ本は冷凍・日干しどちらも困難な状況が続いている。
  • 三番弟子・若之丞(22歳)は北銀寄席の打ち上げで大食いと岩手トークだけで権太楼師匠を魅了し、「来年も呼ぼう」と言わせるという番外の成果を上げた。

講談本古書保存柳家権太楼弟子岩手

この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。