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上泉雄一のええなぁ! · ニュース

岡部芳彦「ウクライナ最新情勢!旅客列車もドローン攻撃の対象!?」9月28日

2026-09-27 · 21分 · 3分で読める

9月13日、ポーランド国境近くでウクライナの旅客列車がロシア軍のドローン攻撃を受けた直後の状況を、現地に居合わせた神戸学院大学教授・岡部芳彦さんが語ります。ウクライナの空襲警報に新設された「黄色信号」の悩ましさや、ヤルタ欧州戦略会議で見た米欧政治家の温度差、開戦後に変貌したゼレンスキー大統領の素顔も紹介。10月20日に同大学で開くウクライナドローン技術の展示・マッチングイベントの狙いにも触れます。

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この回が答えていること

  • 9月13日にウクライナで何が起きたのか?

    ポーランド国境近くの路線で旅客列車がロシア軍ドローンの攻撃を受けた。負傷者はいなかったが、直前まで現場近くにボリス・ジョンソン元英首相ら要人を乗せた別列車が停車しており、ゼレンスキー大統領が強く非難した。

  • 岡部教授はなぜ攻撃の影響を免れたのか?

    岡部さんは攻撃された列車より前の便で既にウクライナへ到着しており無事だった。後続便に乗っていた知人は5時間、別の友人は半日遅れ、飛行機への乗り継ぎに間に合わなかったという。

  • ウクライナの空襲警報はどう変化しているのか?

    従来の「鳴る・鳴らない」の二択から、日本の大雨警報のように数か月前から「黄色」段階が加わった。赤は避難だが黄色は対応に迷うといい、警報が鳴らない日はむしろ5日に1度程度と少ない。

  • 岡部教授はゼレンスキー大統領をどう評価しているか?

    就任直後は世論調査頼みのポピュリズム的な姿勢に懐疑的だったが、開戦後は不人気な決断も辞さず、開戦当日に首都を離れなかったことが国民の士気を支えたと評価するようになった。

  • 10月20日に神戸学院大学で開かれるイベントとは何か?

    ウクライナのドローン・AI技術を軍事以外に応用する提案を紹介し、日本企業とのマッチングを図る展示イベント。熊監視ドローンや負傷者救出用の無人陸上車両などの構想が挙がっている。

旅客列車へのドローン攻撃、現場は目と鼻の先だった

9月13日、ポーランド国境に近いウクライナの路線で旅客列車がロシア軍のドローン攻撃を受けました。負傷者はいませんでしたが、現場近くには直前まで、イギリスのボリス・ジョンソン元首相など外国要人を乗せた別の列車が停車しており、ゼレンスキー大統領は強く非難しました。神戸学院大学経済学部教授の岡部芳彦さんはこの時、攻撃された列車より前の便に乗っておりウクライナに到着済みだったため無事でした。後続の便に乗っていた知人の日本人は5時間、別の友人は半日遅れ、飛行機に乗り継げなかったといいます。この路線はキーウとポーランドを結ぶ要人輸送ルートで、開戦以来ほぼ攻撃を受けたことがなかったといい、「ほぼ初めて」の出来事だったと岡部さんは振り返ります。隣の車両には独国会議員が乗り合わせ、キーウを出た解放感からか電話で盛り上がり続け、眠れなかったという裏話も語られました。

黄色信号が生まれた空襲警報、慣れの危険

ウクライナの空襲警報は以前は「鳴るか鳴らないか」の二択でしたが、日本の大雨警報のように数か月前から「黄色」の段階が導入されました。赤は避難だが黄色は対応に迷うと岡部さんは言います。警報が一切鳴らない日はむしろ珍しく、5日に1度あるかどうか。岡部さんは日本でも現地アプリを入れており、毎日のように通知が届くといいます。慣れによって危険への感度が鈍る「狼少年」化への懸念も語られました。滞在中はホテルのランクを問わず、夜7〜8時にはホテル地下3階(元ガレージ)のシェルターへ行き、早めにベッドを確保して寝るのが習慣になっているそうです。

ヤルタ欧州戦略会議、米欧政治家の温度差

岡部さんは2014年から毎年、世界各国の現役・OB政治家が集う「ヤルタ欧州戦略会議」に出席しています。今年はゼレンスキー大統領がカナダ滞在のため初めて欠席。米国の上院議員3人・下院議員4人、ボリス・ジョンソン氏、グーグルの元会長らが登壇しました。上院議員は歯切れの悪い外交的な答弁に終始した一方、下院議員は「支援を続ける」と明確に断言し、両院の政治家像の違いが印象的だったといいます。オンラインでは事前告知のない「シークレットゲスト」として米下院議員が登壇し、対露融和的な発言に会場からブーイングが起きる場面もありました。

変わったゼレンスキー大統領

岡部さんはゼレンスキー氏が大統領就任3か月後の2019年に面会し、当時は世論調査で一位の政策だけを行うポピュリズム的な姿勢に懐疑的だったといいます。しかし開戦後は不人気な決断も辞さない姿勢に転じ、開戦当日に首都キーウから逃げなかったことが国民の踏ん張りにつながったと評価しています。夫人のオレナ・ゼレンシカさんも昨年岡部さんの大学を訪れましたが、警備の数が開戦前とは比較にならないほど厳重になっていたそうです。

ドローン先端技術と10月20日のイベント

戦争を機にウクライナのドローン・AI技術と運用ノウハウは大きく発達し、ウクライナ政府は軍事以外の分野でも日本への技術提供を提案しているといいます。例として熊の監視偵察ドローンや、爆弾の代わりに唐辛子カプセルを積んで追い払う案、負傷兵を人が近づかず救出できる無人陸上車両を災害の多い日本で活用できないかという構想が紹介されました。ウクライナ側は部品の中国依存を減らしたい思惑もあり、日本を部品供給先として期待しているそうです。10月20日には神戸学院大学でドローンの展示・マッチングイベントが開かれる予定です。ロシアの自爆型ドローン「シャヘド」は今年ジェット推進化して速度が時速300kmに達し、迎撃が難しくなったとの解説もありました。

この回の要点

  • 9月13日、ウクライナの旅客列車がロシアのドローン攻撃を受け、要人輸送ルートで異例の被害となった。
  • ウクライナの空襲警報に「黄色信号」が加わり、危険度判断の難しさと慣れの問題が生じている。
  • 開戦後のゼレンスキー大統領は不人気な決断も辞さない姿勢に変貌したと岡部教授は語る。

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この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。