英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast · 教育
私の学校の英語の授業ではこんな事をやってます。どう思いますか?
日本の中学校で先生のサポートをしているリスナーから、英語の授業で気になっている2つの出来事についてお便りが届いた。「Sit down」が「シットダウン(Shit down)」に聞こえてしまう挨拶の発音問題と、じゃんけんで負けた生徒に「Who are losers?」「You are a loser」と言う場面の是非について、英語ネイティブのケビンと山ちゃんが意見を交わした。
この回が答えていること
授業開始時の英語挨拶ルーティンはどんな流れで行われているのか?
「Stand up(起立)」→「Check your uniform(服装・身だしなみ確認)」→「Let's begin(始めましょう)」の順で英語のみ進行し、この挨拶は生徒が交代で担当するため、ほぼ全員が「Sit down」を言う機会がある。
生徒が「Sit down」を「シットダウン」と発音してしまうことは、ネイティブの耳にはどう聞こえるのか?
「シットダウン」という発音は英語ネイティブには「Shit down」に聞こえてしまう。SitとShitは英語では明確に異なる音であり、発音がずれると意味が変わる典型例だとケビンは指摘した。
「Who are losers?」「Losers, raise your hand」という表現を授業で使うことに問題はあるのか?
「Loser」は「負けた人」という中立的な意味だけでなくかなりネガティブなニュアンスも持つ言葉で、人に向けてそのまま使うのは英語圏でも失礼に当たる場面が多いとされ、問題があるという議論になった。
SitとShitのような些細な発音の誤りは、その場で訂正すべきか、意味が通じればよしとすべきか?
意味が通じるなら訂正しなくてよいという考え方もある一方、ネイティブに聞かれると全く別の意味になる単語は早めに正しい発音を身につけた方がよく、少なくとも一度は違いを教える機会があってもよいという方向でまとまった。
「Loser」という単語は英語でどのくらいネガティブなニュアンスを持つ言葉なのか?
「負けた人」という中立的な意味にとどまらず、かなりネガティブなニュアンスを持つ言葉であり、人を指す表現としては「the person who lost」などの方が自然だとされている。
リスナーからのお便り:中学校の英語授業で気になること2つ
今回のお便りは、公立中学校で教員ではなく先生のサポートをする立場で働いているリスナーから届いた。英語の授業を間近で見ているからこそ気になる2点について、英語ネイティブのケビンと山ちゃんに意見を求めた。
気になり①:「Sit down」が「シットダウン」になっている
英語の授業は開始の挨拶から英語で行われており、流れはおおよそ「Stand up(起立)」→「服装・身だしなみの確認(Check your uniform)」→「始めましょう(Let's begin)」という順番だという。この挨拶は生徒が交代で担当するため、ほぼすべての生徒が「Sit down」を発音する機会がある。
問題はその発音で、ほとんどの生徒が「Sit down」を「シットダウン」と言ってしまっているとのこと。先生が言うときは「Sit down」と正しく発音しているが、生徒が「シットダウン」と言っても特に訂正はしていない。リスナーは毎回少し面白く感じてしまうと書いていた。
ケビンはこの件を聞いてすぐに反応。「Sit」と「Shit」は英語ネイティブには明確に異なる音で、「シットダウン」は「Shit down」に聞こえてしまうと説明した。「Sit down」自体は使っていい言葉だが、発音がずれると意味が変わってしまう典型的な例だと指摘。ただ、日本語話者にとって「i」と「ih」の区別は難しく、意図していない発音になりやすいとも述べた。
気になり②:「Who are losers?」「You are a loser」の使用
英語の授業ではペアワークやアクティビティが多く、じゃんけんで順番を決める場面がよくある。その際に先生が「Who are losers?」や「Losers, raise your hand」と言ったり、特定の生徒に「(名前)san, you are a loser」と声をかけることもあるという。子どもたちは楽しそうに手を挙げているが、リスナーはこれでいいのだろうかといつも気になってしまうと書いていた。
ケビンはこの点について、「Loser」は英語では「負けた人」という中立的な意味だけでなく、かなりネガティブなニュアンスを持つ言葉でもあると説明した。「負けた人」を指す言葉としては「loser」よりも「the person who lost」などの表現の方が自然で、「loser」をそのまま人に向けて使うのは英語圏でも失礼に当たる場面が多いと述べた。子どもたちが今は楽しそうにしていても、その言葉の持つニュアンスを理解したときに違和感を覚える可能性があるという点が議論になった。
発音の誤りは訂正すべきか?
山ちゃんへの質問として、SitとShitのような些細な発音の違いは訂正すべきかどうかも問われた。意味は通じるのだから訂正しなくていいという考え方もある一方で、特にネイティブに聞かれると全く別の意味になってしまう単語の場合は早めに正しい発音を身につけた方がよいという意見も出た。授業の流れを止めて毎回訂正するかどうかは難しい判断だが、少なくとも一度はきちんと違いを教える機会があってもよいのではないかという方向で話がまとまった。
この回の要点
- 「Sit down」を「シットダウン」と発音するとネイティブには「Shit down」に聞こえるため、iとihの発音の違いを意識的に教える必要がある。
- 「Loser」は英語で単なる「負けた人」以上にネガティブなニュアンスを持つ言葉で、授業中に子どもへ向けて使う表現としては適切でない可能性がある。
- 発音の細かな誤りを毎回訂正するかは状況次第だが、意味が大きく変わる単語(SitとShitなど)については一度きちんと違いを伝える機会が望ましい。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。