【鉄道の民俗】秘密の合言葉「マル」の意味とは?#46
今回は岡本さんゲストシリーズ第2弾。「鉄道の仕事の回し方」「規則からマルが生まれることもある」「移り変わっていくマル」など、鉄道の現場で使われる合言葉「マル」について語っていきます。【ゲスト岡本健作さんのX(Twitter)はこちら!】 【目次】 1両の電車の部品の数は、おそらく何千、いや何万個…
この回の流れ
- 00:00前回は郊外住宅、今回は「マル」
- 01:24「マル」とは何か
- 12:01「マル」が表舞台に上がるとき
- 15:30岡本さんが集めた「マル」の事例
- 29:29鉄道の仕事の回し方
- 37:23規則から「マル」が生まれることもある
- 45:35移り変わっていく「マル」
- 35:35の引用
番組から(概要欄)
今回は岡本さんゲストシリーズ第2弾。「鉄道の仕事の回し方」「規則からマルが生まれることもある」「移り変わっていくマル」など、鉄道の現場で使われる合言葉「マル」について語っていきます。
【ゲスト岡本健作さんのX(Twitter)はこちら!】
【目次】
1両の電車の部品の数は、おそらく何千、いや何万個。これが10両編成、12両編成となると、それはもう天文学的数字の部品で構成されているといってもよい。もし、そのうちの1個にでも故障が生じれば、たちまちにして電車はストップする。
車両だけではない。線路やそれを取り巻く信号設備・架線・踏切の機器・トンネル・鉄橋・変電所・発電所など、地上設備に故障が生じても電車は走らない。
まだある。電車を動かしている乗務員に取り扱いミスがあったり、健康状態に何らかのアクシデントがあっても電車は走らない。車内には大勢の乗客が乗っている。通勤電車なら、その数は一編成で何千人。定時運転の確保のためには、停車駅でスムーズに乗降してもらわなくてはならないが、そこは生身の人間だ、急病人の発生、客同士のトラブルも無くはない。そんな場合は電車を停止させて処置しなくはならない。
まだある。地震・落雷・集中豪雨・強風・降雪といった自然災害も大敵だ。それに沿線火災や踏切障害といった外的要素によっても列車の正常運行は妨げられる。
列車(電車)が定時に運転されているということは、以上に述べたさまざまな事象に何ひとつトラブルがないということだ。そう考えるとむしろ列車や電車が定時に走っていることの方が不思議に思えてくる。定時運転はまさに奇跡の集積であり、それを取り扱っている鉄道業務は神業に等しい。
(『昭和の車掌奮闘記―列車の中の昭和ニッポン史―』p105-6より)
◯『昭和の車掌奮闘記―列車の中の昭和ニッポン史―』
狐の折りたたみ傘
狐の手ぬぐい
note⇨準備中
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