# ニュース 2026年10月24日午前04時00分 - Show: NHKラジオニュース - Published: 2026-10-24 - Canonical: https://podc.club/episode/400203229_abd76210eb10.html - Audio: https://www.nhk.or.jp/s-media/news/podcast/audio/7f8ffd9dbeb1f23e0c8053518f1461b8_64k.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 台風が沖縄・先島諸島に接近し、最大瞬間風速60メートル・波高12メートルという猛烈な暴風と高波が予想されている。台風はその後進路を東寄りに変え、26日(月)頃に九州へ近づく見通し。また、中央アジアのタジキスタンで秋田大学の教授らが地中熱を利用した冷暖房システムを開発・導入し、現地政府関係者に披露した。 ## この回が答えていること ### 台風は沖縄・先島諸島にどれほどの暴風・高波をもたらす恐れがあるか? 先島諸島では最大風速45メートル・最大瞬間風速60メートルが予想され、一部住宅が倒壊するほどの猛烈な風が吹く恐れがある。波高は先島諸島で12メートル、沖縄本島地方で7メートル、奄美地方で6メートルと予想され、線状降水帯の発生により24時間降水量が多いところで250ミリに達する見込み。 ### 台風はこの後どのような進路をたどる見込みか? 台風は進路を次第に東寄りに変え、26日(月曜日)頃に九州に近づいた後、温帯低気圧に変わる見込み。ただし予報にはまだ幅があり、最新の気象情報の確認が必要。 ### 西日本・東日本では今後どのくらいの雨が降ると予想されているか? 台風北上に伴い前線が活発化し、今日夕方までの24時間で九州北部250ミリ・近畿120ミリ・九州南部100ミリが予想される。翌日夕方までにも九州北部200ミリ・北陸と中国地方120ミリが見込まれ、27日(火)頃にかけて総雨量がさらに多くなる恐れがある。 ### タジキスタンで導入された地中熱システムとはどのような仕組みか? 地下約100メートルの地中は年間を通じて約15度に保たれており、その地上との温度差を冬は暖房・夏は冷房に利用する仕組み。タジキスタンの首都ドゥシャンベにある国立科学アカデミーで今月から運用が始まった。 ### このプロジェクトを主導しているのは誰で、今後の展開はどうなっているか? 秋田大学の稲垣文明教授らが5年前からプロジェクトに取り組み、科学技術振興機構(JST)とJICA(国際協力機構)が支援している。今後は首都近郊の病院にも導入される計画で、将来的には一般家庭への普及も期待されている。 ## 本文 ## 先島諸島に猛烈な暴風・高波の恐れ 台風の接近により、沖縄県・先島諸島では10月24日の最大風速が45メートル、最大瞬間風速が60メートルと予想されている。気象庁によれば、一部の住宅が倒壊するほどの猛烈な風が吹く恐れがあるという。 波の高さは先島諸島で12メートル、沖縄本島地方で7メートル、奄美地方で6メートルと予想されており、沖縄県や鹿児島県の奄美地方ではうねりを伴い、波も非常に高くなる見込みだ。 ## 線状降水帯の発生と大雨被害への警戒 沖縄県では雷を伴う非常に激しい雨が降る見込みで、特に先島諸島では24日明け方にかけて線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる恐れがある。24日夕方までの24時間降水量は先島諸島の多いところで250ミリと予想されている。 気象庁は暴風・高波・高潮のほか、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の増水にも厳重に警戒するよう呼びかけており、不要不急の外出を控え、できるだけ安全な場所で過ごすよう求めている。 ## 台風の今後の進路と西日本・東日本への影響 台風は進路を次第に東寄りに変え、26日(月曜日)頃に九州に近づいた後、温帯低気圧に変わる見込みだ。ただし予報にはまだ幅があるとしている。 台風の北上に伴って前線の活動が活発になるため、西日本と東日本では24日に局地的に非常に激しい雨が降る見込み。24日夕方までの24時間降水量は九州北部で250ミリ、近畿で120ミリ、九州南部で100ミリと予想されている。さらに25日夕方までの24時間には九州北部で200ミリ、北陸と中国地方で120ミリが見込まれ、27日(火曜日)頃にかけて総雨量がさらに多くなる恐れもある。西日本・東日本でも土砂災害や浸水・増水への警戒が必要で、最新の気象情報を随時確認するよう呼びかけている。 ## タジキスタンで地中熱を活用した冷暖房システムを披露 中央アジアのタジキスタンの首都ドゥシャンベにある国立科学アカデミーで、地中熱を冷暖房に利用するシステムが今月から運用を開始し、10月23日(現地時間)にエネルギー水資源省などの政府関係者に披露された。 このシステムは、地下約100メートルの地中が年間を通じて約15度に保たれている性質を活用し、その地上との温度差を冬は暖房・夏は冷房に利用する仕組みだ。秋田大学の稲垣文明教授らが5年前からプロジェクトに取り組み、科学技術振興機構(JST)とJICA(国際協力機構)が支援している。 ## 脱炭素と電力不足の課題解決へ期待 タジキスタンでは、暖房需要が伸びる冬に電力供給が不足し、多くの学校や病院、一般家庭で石炭が使用されている。エネルギー確保だけでなく、脱炭素化や大気汚染も重要な課題となっているなかで、このシステムへの期待は大きい。 今後は日本の支援のもと、首都近郊の病院にも導入される計画があり、将来的には一般家庭への普及も期待されている。稲垣教授は「タジキスタンの人たちに技術が広がり、将来的には製造できるようになってほしい。引き続き周知し認知度を上げていきたい」と述べた。 ## この回の要点 - 台風接近により先島諸島では最大瞬間風速60メートル・波高12メートルが予想され、線状降水帯発生による土砂災害などへの厳重な警戒が必要。 - 台風は26日頃に九州へ接近後、温帯低気圧に変わる見込みで、西日本・東日本でも大雨が続く恐れがある。 - 秋田大学とJST・JICAが連携し、タジキスタンで地中熱を利用した冷暖房システムの運用を開始。電力不足と脱炭素化の課題解決に向けた普及が期待される。