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NHKラジオニュース · ニュース

ニュース 2026年10月20日午前04時00分 2026年10月20日

2026-10-20 · 4分 · 2分で読める

静岡県立子ども病院が体重356gの超低出生体重児へのステント治療成功を発表した。同様の治療報告例では世界最軽量とみられる。このほか、最高裁が逮捕状請求のオンライン化を今年度中に首都圏1都3県で先行導入すると決定、北海道・十勝岳では警戒レベルが2に引き下げられたものの小規模噴火の恐れが継続していると評価された。

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この回が答えていること

  • 体重356gの赤ちゃんにどのようなステント治療が行われたのか?

    生後19日・体重356gの時点で、カテーテルを使って首の動脈からステント(網目状の金属の筒)を挿入し、大動脈の狭くなった部分を内側から広げる治療が行われた。その後成長を待ち、先月に狭窄部を切除して縫い合わせる手術も実施され、経過は良好。

  • この治療は世界的にどのような意義を持つのか?

    病院によると、同様の治療を受けた報告例の中で世界最軽量の症例とみられる。担当の渋谷茜副医長は「このくらいの体重でも助かることがわかったことはお子さんやご家族の希望になる」と述べた。

  • 逮捕状のオンライン化はいつ・どの地域から導入されるのか?

    改正刑事訴訟法の施行(来年3月末まで)に合わせ、覚醒剤取締法違反(所持・使用)の事件を対象に東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で先行導入。来年7月中には全国の全事件に拡大する予定。

  • デジタル化によって刑事手続きは具体的にどう変わるのか?

    これまで警察官が裁判所に出向いて紙で行っていた逮捕状・捜索令状の請求と発布がオンラインで完結できるようになる。捜査の迅速化が期待され、平日夜間・休日の令状審査は東京・大阪の裁判所に集約して対応する方向で調整中。

  • 十勝岳の現在の火山活動状況はどうなっているか?

    政府の火山調査委員会は、現在の活動が継続する場合は同程度か一回り大きな小規模噴火の恐れがあると評価。清水博委員長は「先月より切迫性は下がったが全体的な活動レベルは高いまま。積雪期も迎えるので安心せず備えを」と呼びかけた。

体重356gへのステント治療――世界最軽量とみられる症例

静岡県立子ども病院は、超低出生体重児の赤ちゃんへのステント治療成功を発表した。治療を受けたのは2025年10月に体重350g余りで同院に生まれた女の子。心臓から全身へ血液を送る大動脈の一部が狭くなる「大動脈縮窄症」という先天性疾患があり、血管手術が必要な状態だった。しかし血管が未熟で縫い合わせが困難だったため、まずカテーテルによる治療を選択した。

生後19日、体重356gの時点でカテーテルを用いて首の動脈からステント(網目状の金属の筒)を挿入し、大動脈の狭窄部を内側から広げる処置が行われた。病院によると、同様の治療を受けた報告例の中では世界で最も体重が軽い症例とみられるという。

成長後の手術と家族・医師のコメント

ステント治療後は赤ちゃんの成長を待ち、2026年9月(先月)に大動脈の狭窄部を取り除いて縫い合わせる手術が行われた。経過は良好とのことだ。

赤ちゃんの両親は手紙でコメントを発表した。「これから毎年お誕生日おめでとうと言いながら一緒に年を重ねていけることを喜んでいます。娘の成功例が一つの前例となり、同じ境遇の子どもやそのご家族、医療のための一助になればこんなに誇らしいことはありません」と述べた。

治療にあたった循環器科の渋谷茜副医長は「このくらいの体重でも助かることがわかったことはお子さんやご家族の希望になると思う」とコメントした。

逮捕状のオンライン化、首都圏1都3県で先行導入へ

最高裁判所は、刑事手続きデジタル化の具体的な導入方針を決定した。刑事手続きをデジタル化するための改正刑事訴訟法は来年3月末までに施行され、逮捕状や捜索令状などの請求・発布がオンラインで行えるようになる。

導入は段階的に進める。まず法施行に合わせて、覚醒剤取締法違反(所持・使用)の事件を対象に、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県の裁判所で先行運用を開始する。その後対象地域を段階的に拡大し、来年7月中には全国の裁判所で全ての事件を対象に導入する予定だ。

最高裁が覚醒剤事件から始める理由として「証拠が少ない事件の類型で、徐々にシステムに習熟することを目指すため」としている。これまで逮捕状は警察官などが裁判所に出向いて請求し、裁判官が紙で発布していたが、デジタル化により捜査の迅速化が期待される。また現場の負担軽減を目的に、平日夜間や休日の令状審査を東京・大阪の裁判所に集約して対応する方向でも調整が進められている。

十勝岳、警戒レベル2でも活動継続――積雪期の備えを呼びかけ

今月噴火警戒レベルが2に引き下げられた北海道の十勝岳について、政府の火山調査委員会が評価をまとめた。現在の活動が継続する場合は、引き続き同程度か一回り大きな小規模噴火が発生する恐れがあるとしている。

清水博委員長は「先月に比べれば切迫性は下がったと考えられるが、全体的な活動のレベルは高いままだ。これから積雪期も迎えるので、決して安心するのではなく引き続き備えをしてほしい」と述べた。

この回の要点

  • 体重356gの超低出生体重児へのステント治療が成功。同様の報告例では世界最軽量とみられ、その後の手術も経過良好。
  • 逮捕状のオンライン化が来年3月末施行の改正刑訴法とともに首都圏1都3県で先行導入され、来年7月に全国展開予定。
  • 十勝岳は警戒レベル2に引き下げられたが活動レベルは依然高く、積雪期を前に引き続き警戒が必要とされている。

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この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。