# ニュース 2026年10月26日午前04時00分 - Show: NHKラジオニュース - Published: 2026-10-26 - Canonical: https://podc.club/episode/400203229_48662eed4695.html - Audio: https://www.nhk.or.jp/s-media/news/podcast/audio/1bf41c89776d7e0a4abce18520c38ff9_64k.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 気象庁・気象研究所は、2026年8月〜9月に各地で発生した記録的大雨6事例の分析結果を発表し、地球温暖化によって雨量が最大約23%増加した可能性が高いと結論づけた。またニューヨーク・タイムズが2028年米大統領選候補に関する世論調査を公表し、共和党はバンス副大統領、民主党はハリス前副大統領がそれぞれ首位となった。さらにダカールラリーの主催者は来年1月のサウジアラビア開催を中止し、別の地域での開催に変更すると発表した。 ## この回が答えていること ### 気象研究所はどのような手法で温暖化と大雨の関連を分析したのか? 高解像度の気象モデルを使ったシミュレーションにより、実際に観測された雨量と、温暖化による気温上昇がなかった場合の雨量を比較した。空気中の水蒸気量の増加によって雨雲がより発達したことが要因とみられている。 ### 台風25号や千葉豪雨など各事例で、温暖化による雨量増加はそれぞれどの程度だったか? 台風25号では22.8%、千葉豪雨でも22.8%、8月29〜30日の福井県の大雨では22.9%、9月8日の東海の大雨では15.7%それぞれ雨量が増加した。6事例すべてで雨量増加が確認された。 ### ニューヨーク・タイムズの世論調査で、2028年米大統領選の民主・共和両党の候補支持率はどうなっているか? 共和党ではバンス副大統領が33%で首位、ルビオ国務長官が23%、トランプ大統領が8%。民主党ではハリス前副大統領が12%で首位、ニューサム・カリフォルニア州知事が9%、ブティジェッジ氏が7%。民主党は「分からない」が45%に達し、候補について意見の一致が見られなかった。 ### ダカールラリーのサウジアラビア開催はなぜ中止になり、今後はどうなるか? サウジアラビアでは最近の地域情勢(イエメンの反政府勢力フーシ派による攻撃が継続)を受けた決定で、主催者側は25日に中止を発表した。別の地域での開催を予定しているが、詳細は今後発表するとしている。 ### 気象研究所の担当者は今後の温暖化の影響についてどのような見解を示したか? 気象研究所の川瀬博明第一研究室長は、「この先温暖化が進むと雨量もさらに増える恐れがある。台風や前線による雨の降り方がこれまでとは異なってきていることを認識して備える必要がある」と述べた。 ## 本文 ## 温暖化で大雨が2割増加——気象研究所が6事例を分析 気象庁・気象研究所は、2026年8月から9月にかけて各地で相次いだ記録的大雨について、地球温暖化が雨量を2割程度増加させた可能性が高いとする解析結果を発表した。 分析対象は千葉豪雨、北陸での大雨、台風25号など計6事例。気象研究所は高解像度の気象モデルを使ったシミュレーションを実施し、実際の雨量と、温暖化による気温上昇がなかった仮想シナリオでの雨量を比較した。 各事例の雨量増加率は以下の通り。台風25号は22.8%の増加で、千葉県・神奈川県を中心に土砂災害や堤防決壊による浸水被害をもたらし、大雨になった範囲も広がった。千葉豪雨も同じく22.8%、8月29〜30日の福井県の大雨では22.9%、9月8日の東海の大雨では15.7%の増加が確認された。6事例すべてで雨量が増加するという結果となった。 気象研究所は、気温の上昇によって空気中の水蒸気量が増え、雨雲がより発達したことが主な要因とみている。分析を担当した川瀬博明第一研究室長は「この先温暖化が進むと雨量もさらに増える恐れがある。台風や前線による雨の降り方がこれまでとは異なってきていることを認識して備える必要がある」と指摘した。 ## 2028年米大統領選——共和党はバンス首位、民主党は候補未定感が強く アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、2028年大統領選の候補者選びに関する世論調査の結果を10月24日付で報じた。調査はシエナ大学と共同で今月12〜19日に実施し、全米の有権者3494人を対象とした。 共和党では、バンス副大統領が33%で最多。次いでルビオ国務長官が23%、3番目にトランプ大統領が8%で続いた。なお合衆国憲法の規定により、トランプ大統領の三選は認められていない。 民主党では、ハリス前副大統領が12%で首位。2位がカリフォルニア州のニューサム知事で9%、3位がバイデン前政権で運輸長官を務めたブティジェッジ氏で7%。4位には若手左派の代表格オカシオ・コルテス下院議員が6%、5位には今回の中間選挙でジョージア州から再選を目指すオソフ上院議員が4%で続いた。 民主党では「分からない」と答えた人が45%に上った。記事は、民主党では2028年の大統領選候補について意見の一致は見られない一方、共和党では党が2028年もトランプ大統領の路線を引き継ぐことを望んでいると分析している。 ## ダカールラリーがサウジアラビア開催を中止——別の地域へ変更 来年1月にサウジアラビアで開催予定だった、世界で最も過酷なモータースポーツと言われるダカールラリーについて、主催者側は10月25日、サウジアラビアでは開催せず、別の地域で行うと発表した。最近の地域情勢を受けた決定としており、詳細は今後発表するとしている。 ダカールラリーは2020年からサウジアラビアを開催地としており、日本のチームも参加してきた。サウジアラビアではイエメンの反政府勢力フーシ派による攻撃が続いており、国際的な会議やイベントの中止・延期が相次いでいる。今回のダカールラリー中止もその影響の一環とみられる。 ## この回の要点 - 気象研究所の分析で、2026年夏の記録的大雨6事例すべてで温暖化による雨量増加(最大22.9%)が確認された。 - ニューヨーク・タイムズの世論調査で、2028年米大統領選は共和党でバンス副大統領が優位な一方、民主党は候補への支持が割れており「分からない」が45%に達した。 - ダカールラリーのサウジアラビア開催が地域情勢を理由に中止となり、開催地は別の地域に変更される見通し。