ニュース 2026年09月28日午前00時00分 2026年9月28日
2026年9月28日午前0時のNHKラジオニュース。秋雨前線による福岡県大牟田市の9月観測史上最多281ミリの大雨と急発達中の台風26号が沖縄・奄美地方に迫る気象情報を詳報するほか、南アフリカで2日間に2件の大規模銃撃事件が発生して計27人が死亡したと伝える。スポーツでは、WBCバンタム級の井上拓真選手の2度目防衛、愛知名古屋アジア大会陸上で日本女子ハードル陣の44年ぶり金銀、大相撲秋場所で横綱・大の里の1年ぶり6度目優勝を報じた。
この回が答えていること
台風26号は今後どこに近づき、どのような風・波・雨の被害が予想されるか?
台風26号は沖縄本島地方に接近しており、その後鹿児島県奄美地方にも近づく見込み。28日にかけて沖縄県で最大風速23メートル・波高7メートルの大しけ、奄美地方で最大風速20メートル・波高5メートルのしけとなり、最大瞬間風速30〜35メートルの暴風と高波に警戒が必要。東日本では前線活発化により大雨の恐れもある。
南アフリカで相次いだ2件の銃撃事件の現場・死傷者数・背景はどうだったか?
ヨハネスブルク郊外のバーに武装集団が発砲し17人死亡・15人負傷、翌未明にはケープタウン郊外の商店でも武装集団が発砲し10人死亡・11人負傷、計27人が死亡した。動機は不明で、殺人事件が非常に多い同国の治安の深刻さを改めて示した。
WBCバンタム級タイトルマッチで井上拓真選手はナスカーテンシン選手との再戦にどう勝利したか?
井上拓真選手は12ラウンド判定3対0でナスカーテンシン選手に勝利し2度目の防衛を果たした。序盤からコンビネーションでペースを握ったが第7ラウンドに左ストレートでダウンを喫し、終盤は堅いディフェンスと右ストレート・アッパーで流れを渡さず判定勝ちを収めた。
愛知名古屋アジア大会の陸上・女子100メートルハードル決勝でどんな結果が出たか?
元日本記録保持者の福部麻子選手が12秒74で金メダル、現日本記録保持者の中島一美選手が12秒78で銀メダルを獲得した。日本勢がこの種目で金メダルを取るのは44年ぶりの快挙で、女子ハードル界の成長を示す結果となった。
横綱・大の里は秋場所千秋楽の直接対決をどう制し、優勝後に何を語ったか?
大の里は千秋楽で同じ3敗の力士との直接対決を制し、昨年秋場所以来1年ぶり・横綱昇進後2度目となる6度目の優勝を果たした。13日目から連敗し追いつかれた苦しい展開からの逆転優勝で、「この景色だけを見たくて頑張れた。最後に勝てて精神的にも成長したと思う」と語った。
秋雨前線——福岡県大牟田市で9月観測史上最多の281ミリ
停滞する秋雨前線の影響で9月27日は九州北部に湿った空気が流れ込み続け、福岡県大牟田市では午後2時過ぎまでの24時間雨量が281ミリと、9月としての統計開始以来最多を記録した。九州北部では雨が弱まりつつあるものの地盤が緩んでいる箇所があり、土砂災害への注意が引き続き必要だ。9月28日も前線や湿った空気の影響で北日本から西日本にかけて大気が非常に不安定になる見込みで、局地的に雷を伴った激しい雨や落雷・竜巻などの突風にも注意が必要とされる。
台風26号——沖縄・奄美に暴風・高波、東日本にも大雨の恐れ
台風26号は急速に発達して非常に強い勢力となり、沖縄本島地方にすでに近づいている。その後、鹿児島県奄美地方にも近づく見込み。28日にかけて予想される最大風速は沖縄県で23メートル、奄美地方で20メートル、最大瞬間風速は30〜35メートル。波の高さは沖縄県で7メートルの大しけ、奄美地方で5メートルのしけとなる見込みで高波への警戒が必要だ。台風の発達次第では風雨がさらに強まる恐れがある。また台風から流れ込む湿った空気が本州南岸付近の前線を活発化させ、東日本を中心に大雨になる可能性も指摘されている。
南アフリカで2日間に2件の大規模銃撃事件、計27人死亡
南アフリカで26日夜から27日未明にかけて2件の大規模銃撃事件が発生し、合わせて27人が死亡した。最大都市ヨハネスブルク郊外のバーに武装集団が押し入って発砲し17人が死亡・15人が負傷。翌27日未明には南西部の主要都市ケープタウン郊外の商店でも武装集団が押し入り客に発砲して10人が死亡・11人が負傷した。詳しい動機は明らかになっていない。南アフリカ統計局によると今年4〜6月の3か月間で殺人事件は5,400件超、1日平均約60件にのぼる。AP通信は「世界有数の殺人発生率を誇るこの国にとっても衝撃的だった」と伝えた。ラマポーザ大統領は今年2月、組織犯罪を「民主主義と経済発展にとって最大の脅威」と表明しており、一部地域への軍隊派遣など対策を進めているが治安改善は依然として大きな課題となっている。
WBCバンタム級——井上拓真が第7R被ダウンを跳ね返し2度目の防衛
27日夜に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで、チャンピオンの井上拓真選手がナスカーテンシン選手に12ラウンド判定(3対0)で勝利し2度目の防衛を果たした。井上選手は2階級で4団体統一を達成した井上尚弥選手の弟で、昨年11月の王座決定戦でナスカーテンシン選手を破りチャンピオンとなった。ナスカーテンシン選手はキックボクシングなどで47戦全勝の実績を持ちボクシング転向後も7戦全勝の強豪で、今回は10か月ぶりの再戦となった。試合はリーチが12センチ長いナスカー選手のジャブを警戒しながら井上選手が的確なコンビネーションで序盤からペースを掌握した。第7ラウンドに強烈な左ストレートでダウンを喫したが、終盤は堅いディフェンスで凌ぎながら右ストレートやアッパーを当てて流れを渡さず、最終的に判定勝ちを収めた。
愛知名古屋アジア大会陸上と大相撲秋場所
愛知名古屋アジア大会の陸上・女子100メートルハードル決勝では、元日本記録保持者の福部麻子選手が12秒74で金メダル、現日本記録保持者の中島一美選手が12秒78で銀メダルを獲得。日本勢がこの種目で金メダルを取るのは44年ぶりの快挙で、近年日本記録が次々と更新されている女子ハードル界の成長を示す結果となった。男子110メートルハードルでは日本記録保持者の村竹ラシッド選手が出場したが、中盤でハードルに足がかかってスピードに乗り切れず13秒29の銀メダルに終わった。
大相撲秋場所の千秋楽では、横綱・大の里が同じ3敗で並んだ力士との直接対決を制し、昨年秋場所以来1年ぶり・横綱昇進後2度目となる6度目の優勝を果たした。13日目から連敗して追いつかれた苦しい展開からの逆転優勝。大の里は「去年怪我をして思い通りの相撲が取れない1年が続いた。この景色だけを見たくてなんとか頑張れた。最後に勝てて精神的にも成長したと思う」と語った。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「連敗は勝ちたい気持ちが出すぎていた。淡々とやるよう伝えた」と明かし、怪我を経ての優勝については「自分の体を研究し相撲を変えた。ようやく本物の相撲になってきた感じだ」と評価。「調子の波を自分で把握できるスランプのない力士になってほしい」と今後への期待を述べた。
この回の要点
- 秋雨前線で福岡県大牟田市が9月史上最多281ミリを記録。台風26号が急発達して沖縄・奄美に最大瞬間風速35メートル・波高7メートルの大しけが迫り、東日本への大雨波及も懸念される。
- 南アフリカのヨハネスブルクとケープタウンで26〜27日に大規模銃撃事件が相次ぎ27人が死亡。1日平均60件の殺人が起きる深刻な治安情勢の中、当局は軍派遣など対策を続けている。
- スポーツでは井上拓真がWBCバンタム級2度目防衛、愛知名古屋アジア大会女子100mハードルで44年ぶり金銀、横綱・大の里が1年ぶり6度目優勝と日本人選手が好結果を残した。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。