# マイあさ! 午前5時のNHKニュース 2026年10月24日 - Show: NHKラジオニュース - Published: 2026-10-24 - Canonical: https://podc.club/episode/400203229_1657b0fe6617.html - Audio: https://www.nhk.or.jp/s-media/news/podcast/audio/46c3a86a534a8a09e9fed9012c4d5aae_64k.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 大型で強い台風30号が沖縄・先島諸島をほぼ停滞しながら直撃し、西表島では最大瞬間風速50メートル以上、48時間雨量が10月の統計史上最大となる400ミリ近くを記録した。台風は今後北東へ進み月曜日頃に九州に接近する見込みで、西日本・東日本でも大雨への警戒が呼びかけられている。国内政治では食料品消費税減税法案の実質審議が始まり、KDDIの子会社によるモンゴル自然保護区での火災の経緯も公表された。 ## この回が答えていること ### 台風30号は2026年10月24日午前5時時点でどこにいて、どれほどの勢力か? 与那国島の西北西60キロの海上でほぼ停滞。中心気圧955ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。先島諸島全域が暴風域に入り、石垣市戸の城で31.7メートル、波照間島で31.5メートルの最大瞬間風速を観測。48時間降水量は400ミリ近くに達し、10月の統計史上最大を更新した。 ### 食料品消費税減税関連法案の国会審議はどのような状況か? 衆議院財務金融委員会で実質審議入り。公明党の赤羽税制調査会長が就業者負担軽減支援金の対象詳細を採決前に示すよう強く要求。片山財務大臣は最新の家計調査・賃金動向も加えて検討すると答弁。来週は参考人質疑と農林水産委員会との連合審査が予定され、野党第一会派・民主改革の会の小川代表は「賛成に向けた環境が整いつつあるとは思っていない」と述べ論戦継続の構えを示した。 ### KDDIの子会社がモンゴルの自然保護区で起こした火災の経緯はどうだったか? 10月6〜8日、子会社モビコムのオチ・ヤスヒロCEOら幹部が自然保護区内でネットワーク開通式典に参加後、通信品質確認のため当局の車両とともに移動。停車中に車両下部の枯れ草を取り除こうとしたところ1台から出火し、消火活動を行ったが延焼を食い止められなかった。KDDIは火災拡大の原因は当局が調査中としてモビコムの親会社として全面協力すると表明し陳謝した。 ### 政府が年末をめどに策定しようとしている人口総合戦略とはどんな内容か? 高市総理大臣が「静かに進む国難」と位置づけ、年末をめどに策定する方針。木内成長戦略担当大臣と関係副大臣による会議を来週にも初会合を開く方向で調整中。少子化傾向の反転を目指しつつ、人口減少下でも経済・社会の活力を維持することを基本理念とし、AIの活用が就業者数に与える影響のシミュレーションも実施予定。元総務大臣の増田寛也氏ら10人余りの有識者会議も別途設置する。 ### 台風の北上に伴い本州の各地にはどれほどの大雨が予想されているか? 台風北上に伴い前線が活発化し、三重県熊野市では午前4時までの1時間に36.5ミリの激しい雨を記録。24日午前0時までの24時間予想雨量は九州北部250ミリ、近畿・中国地方100ミリ。さらに翌日午前0時までの24時間で九州北部200ミリ、北陸・中国地方120ミリが見込まれ、27日火曜日頃まで総雨量が多くなる恐れがある。 ## 本文 ## 台風30号:先島諸島で暴風・記録的大雨、月曜に九州接近へ 大型で強い台風30号は10月24日午前5時現在、沖縄県・与那国島の西北西60キロの海上でほぼ停滞していた。中心気圧955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。北東側220キロ以内・南西側165キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いており、この時間帯は先島諸島全域が暴風域に入っていた。 午前4時までの3時間では石垣市戸の城で31.7メートル、波照間島で31.5メートルの最大瞬間風速を観測。気象情報では昨日・西表島で最大瞬間風速50メートル以上を記録したとも報告された。48時間降水量はすでに400ミリ近くに達しており、10月の統計史上最大を更新している。午前4時半現在、沖縄県内にはレベル4の土砂災害危険警報が発令されている地域もある。 台風は今後北寄りに進んだ後、進路を次第に東寄りに変える見込み。月曜日(26日)頃に九州に近づき、その後温帯低気圧に変わると予想される。先島諸島では明け方にかけて線状降水帯の発生も懸念されており、24時間予想雨量は先島諸島の多いところで150ミリ。気象庁は暴風・高波・高潮・土砂災害・浸水・川の増水すべてへの厳重な警戒を呼びかけている。 ## 台風北上で西日本・東日本にも大雨の恐れ 台風の北上とともに前線の活動が活発化し、東海から近畿にかけて雨雲が発達。三重県熊野市では午前4時までの1時間に36.5ミリ、尾鷲市で32.5ミリの激しい雨を観測した。 今後24日中は九州から東北にかけて雨雲が広がり、局地的に非常に激しい雨が降る見込み。24時間予想雨量は九州北部の多いところで250ミリ、近畿・中国地方で100ミリ。25日午前0時までの24時間では九州北部200ミリ、北陸・中国地方120ミリ。27日火曜日頃にかけて総雨量がさらに多くなる恐れもあり、西日本・東日本でも土砂災害・低地浸水・川の増水への警戒が必要とされている。 全国の最高気温予想は那覇・鹿児島29度、福岡27度、高知28度、大阪27度、名古屋21度、東京18度、札幌19度、釧路16度など。北海道は概ね晴れるが夜はにわか雨の可能性がある。 ## 食料品消費税減税法案:公明・野党が支援金の詳細を要求 今国会最大の焦点となっている食料品消費税減税関連法案は、23日の衆議院財務金融委員会で実質的な審議に入った。 公明党の赤羽税制調査会長は、減税と同時に導入される「就業者負担軽減支援金」について、対象の詳細が示されなければ「賛否の判断ができない。採決前に示してもらわないと採決に応じられない」と強く迫った。これに対し片山財務大臣は、直近の家計調査や賃金の最新動向も加えながら「各党各会派の意見も伺いつつきっちりと検討したい」と答えるにとどめた。 来週は参考人質疑と農林水産委員会との連合審査が予定されており、与党側筆頭理事の自民党・井上幹事長代理は「丁寧な審議を尽くして理解を得たい」と語った。一方、野党第一会派・民主改革の会の小川代表は「説明は依然として乏しい。賛成に向けて環境が整いつつあるとは思っていない」と述べており、来週も論戦が続く見通しだ。 ## KDDIのモンゴル子会社、自然保護区の火災経緯を公表 10月8日にモンゴル東部の自然保護区で発生した大規模火災に、KDDIの子会社で現地通信事業者のモビコムが関係していた問題で、KDDIは火災に至るまでの経緯を公表した。 10月6〜8日にかけて、オチ・ヤスヒロCEOを含むモビコム幹部らが自然保護区内のネットワーク開通式典に参加。その後、モンゴル当局の車両とともに保護区内を移動しながら通信品質の確認を実施した。移動中、車両下部に付着した枯れ草を取り除くために停車したところ、1台の車両から煙が上がり、消火活動を行ったものの延焼を食い止められなかったという。 KDDIは「火災が広がった原因は関係当局が調査中」とし、モビコムの親会社として調査に全面協力すると表明。「モンゴル国民をはじめ関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」とコメントした。 ## 人口総合戦略の策定へ、政府が会議設置 高市総理大臣が「静かに進む国難」と位置づける人口減少問題への対策として、政府は年末をめどに「人口総合戦略」を策定する方針だ。 木内成長戦略担当大臣と内閣府をはじめとした関係副大臣による会議を設置し、来週にも初会合を開く方向で調整が進んでいる。戦略の基本理念は「少子化傾向からの反転を目指しつつ、人口減少下でも経済・社会の活力を維持すること」。人口動態やAIの活用が就業者数に与える影響のシミュレーションも実施し、必要な施策の方向性を検討していく。また、元総務大臣の増田寛也氏や大学教授ら10人余りからなる有識者会議も別途設置し、外部の知見を戦略に反映させる予定だ。 ## 為替・株式市場 外国為替市場では1ドル156円83〜85銭、1ユーロ175円56〜57銭で推移。ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が前日比652ドル82銭安の52,215ドル16銭、ナスダック株価指数が前日比53.518ポイント安の25,955.342となっている。 ## この回の要点 - 台風30号が先島諸島を直撃しほぼ停滞。48時間雨量が10月統計史上最大の400ミリ近くに達し、月曜日頃に九州へ接近見込み。 - 食料品消費税減税法案が衆院委員会で実質審議入り。与野党双方が就業者支援金の対象・財源の明示を求め、来週も審議継続。 - KDDIの子会社モビコムがモンゴル自然保護区で引き起こした火災の経緯が公表され、政府は人口総合戦略の年末策定に向け新たな会議を設置。