マイあさ! 午前5時のNHKニュース 2026年10月26日
台風30号が東シナ海で温帯低気圧に変わったものの暴風・大雨の脅威が続き、気象庁が九州北部や四国を中心に厳重な警戒を呼びかけた。また日銀とFRBがそれぞれ今週から金融政策会合を開くほか、イスラエル議会選挙が翌27日に実施される。プロ野球日本シリーズではソフトバンクがDeNAに延長10回で競り勝ち2連勝とした。
この回が答えていること
台風30号が温帯低気圧に変わった後も、どのような気象被害・警戒が呼びかけられているか?
台風30号は25日夜に温帯低気圧へ変わったが、前線と組み合わさって九州北部や四国などでは1時間50ミリ超の非常に激しい雨が続く見込み。48時間降水量は長崎県五島市で300.5ミリと10月の統計史上最多を記録。九州北部では最大風速20メートル・最大瞬間風速30メートルが予想され、土砂災害・浸水・暴風に警戒が必要。
日銀の今回の金融政策決定会合では何が最大の焦点か?
基調的な物価上昇率が目標の2%程度に達したと日銀が判断するかどうかが最大の焦点。前回9月会合で政策金利を1.25%に引き上げており、今回は据え置き方向。ただし食料品値上がりや原油高止まりを踏まえ、今後の利上げペースに関する議論の内容も注目される。
米FRBの今月の会合で政策金利はどうなると見込まれており、懸念材料は何か?
市場では今回の会合で政策金利を据え置くとの見方が大勢。前回3年2カ月ぶりの利上げ後、FRB関係者から連続利上げに慎重な発言が相次いでいるため。一方でFRBの最新経済報告では全地区で物価上昇が確認され、エネルギー高やAI投資によるインフレ再加速への警戒感も根強い。
イスラエル総選挙の主な争点と両陣営の情勢はどうなっているか?
最大の争点は3年前のハマス奇襲攻撃(イスラエル人約1200人死亡)を防げなかった責任と安全保障政策。与党・リクード陣営は軍事作戦の成果を訴え政権継続を主張する一方、野党陣営は元参謀総長アイゼンコット氏率いる中道政党が中心で政権交代を訴え。世論調査では野党56議席・与党50議席と野党がやや優勢。
プロ野球日本シリーズ第2戦の経過と結果はどうだったか?
ソフトバンクが延長10回4対3でDeNAを下し2連勝。3回に正木智也選手のホームランで先制し4回に追加点を挙げたが、8回にDeNAに逆転された。9回に山川穂高選手の同点ホームランで追いつき、延長10回に5年目の河村雄人選手がシリーズ初打席でバックスクリーンへの決勝ホームランを放った。
台風30号が温帯低気圧に変わっても大雨・暴風の脅威続く
台風30号は10月25日午後9時に東シナ海で温帯低気圧に変わった。この低気圧と前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっている。26日午前4時までの48時間降水量は長崎県五島市で300.5ミリを記録し、10月としては統計開始以来最多となった。
前線の活動が活発な状態が続くため、26日も西日本・東日本の広い範囲で雷を伴う激しい雨が降る見込み。特に九州北部や四国、伊豆諸島では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨のおそれがある。九州北部では昼頃にかけて最大風速20メートル・最大瞬間風速30メートルが予想されており、気象庁は土砂災害への警戒と低地の浸水・河川増水への注意、落雷や竜巻などの突風への注意を呼びかけた。
気象予報士の解説によると、元台風の低気圧は前線を伴いながら九州を横切り、26日夜に四国の南へ達する見通し。伊豆諸島付近にも別の低気圧が発生している。27日朝までの降水量は四国太平洋側で200ミリ、関東甲信や瀬戸内・近畿でも150ミリ前後と予想される。温帯低気圧に変わると中心付近の風は弱まるものの、中心から離れた地域にも強風が及ぶのが特徴だという。
週後半には冬型の気圧配置が強まり、北海道では水曜日(29日)から木曜日にかけて雪の予報が出ている。上空5000メートル付近でマイナス36度という強い寒気が予想されており、札幌と旭川に雪マークがついた。前回の寒気では稚内・旭川で初雪が観測されており、今回は札幌でも初雪となる可能性がある。また、北海道で初雪が降る時期には東京で木枯らしが吹く傾向があるとして、水曜日の東京には北寄りの強風への注意も呼びかけられた。
日銀、29日から金融政策決定会合——物価2%達成の判断が焦点
日本銀行は10月29日(木曜日)から2日間、金融政策決定会合を開く。前回9月の会合では物価が大幅に上昇するリスクへの対応として利上げペースを早め、政策金利を1.25%程度に引き上げた。今回は利上げが家計・企業に与える影響を見極めるため、政策金利を据え置く方向で検討する。
最大の焦点は、今回新たにまとめる経済・物価見通しで、基調的な物価上昇率が目標とする2%程度に達したと日銀が判断するかどうかだ。原油価格が高止まりし、企業の価格転嫁が進むことで食料品などの値上がりが続いており、状況は従来の見通しより上振れ傾向にある。日銀は物価の大幅な上振れに警戒しながら段階的に利上げを進める方針で、最新見通しをもとに利上げペースについてどのような議論が行われるかも注目される。
米FRBも27日から会合——据え置き観測強いがインフレ再加速への警戒も
米連邦準備制度理事会(FRB)は10月27日から2日間、金融政策会合を開く。結果は米東部時間28日午後2時(日本時間29日午前3時)に公表される。前回会合では3年2カ月ぶりの利上げに踏み切り、参加者の大半が年内の追加利上げを見込んでいることも示されたが、その後FRB関係者から連続利上げに慎重な発言が複数出ている。このため金融市場では今回は政策金利を据え置くとの見方が大勢を占める。
一方でFRBが14日に公表した最新の経済報告では、物価が全地区で上昇し上昇ペースが加速した地区もあったと指摘。中東情勢を背景にしたエネルギー価格の高止まりや活発なAI投資によるインフレ再加速への警戒感も根強く、FRBがどのような判断と見通しを示すかが注目される。
イスラエル総選挙が27日実施——ネタニヤフ首相は苦戦
任期満了に伴うイスラエル議会選挙(定数120議席)は日本時間27日に投票が行われ、28日には大勢が判明する見通し。最大の争点は3年前のイスラム組織ハマスによる奇襲攻撃——イスラエル人約1200人が犠牲となり、ガザ地区での戦闘の発端となった——を防げなかった責任と、安全保障政策だ。
与党陣営は通算在任19年のネタニヤフ首相率いる右派政党リクードが中心で、ガザ地区・レバノン・イランでの軍事作戦で敵対勢力を弱体化させたとアピールし政権継続を訴える。野党陣営は軍の元参謀総長アイゼンコット氏が率いる中道政党ヤシャルが中心となり、ハマス奇襲を防げなかったネタニヤフ首相の責任を追及して政権交代を訴えている。テレビ局チャンネル12が23日に発表した世論調査では野党陣営56議席・与党陣営50議席と野党がやや優勢となっている。
プロ野球日本シリーズ第2戦——ソフトバンクが延長制して2連勝
横浜スタジアムで行われた日本シリーズ第2戦は、福岡ソフトバンクホークスが横浜DeNAベイスターズに延長10回4対3で競り勝った。ソフトバンクは3回に正木智也選手のホームランで先制し、4回にも庄司雄大選手のタイムリーツーベースで追加点を挙げた。しかし8回にDeNAに3点を奪われ逆転を許した。ソフトバンクは9回に山川穂高選手のホームランで同点とし、延長10回には途中出場の5年目・河村雄人選手が日本シリーズ初打席でバックスクリーンへのホームランを放って決勝点とした。対戦成績はソフトバンクの2勝0敗。第3戦は27日、福岡市のみずほペイペイドームで行われる。
この回の要点
- 台風30号が温帯低気圧に変わった後も九州北部・四国などで1時間50ミリ超の大雨と最大風速20メートルの暴風が続く見込みで、長崎県五島市では48時間雨量が10月の統計史上最多を記録した。
- 日銀は29日から会合を開き政策金利は据え置き方向だが、基調インフレが目標の2%に達したかどうかの判断と今後の利上げペースが焦点となる。
- 日本シリーズでソフトバンクがDeNAを延長10回で下し2連勝。5年目の河村雄人選手がシリーズ初打席で決勝ホームランを放った。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。