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2026年10月21日 山本耕史

2026-10-21 · 26分 · 3分で読める

俳優の山本耕史が芸歴50周年を記念するコンサートを前に出演し、0歳の赤ちゃんモデルから始まったキャリアの軌跡を語った。ミュージカル「レント」での覚醒、三谷幸喜に見出されて2004年大河ドラマ「新選組!」の土方歳三役を得た経緯、スペシャルゲストに山口智充を迎えるコンサートの見どころまで、50年分のエピソードが詰まった約30分。

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この回が答えていること

  • 山本耕史はなぜ0歳から芸能の仕事をしていたのか?

    両親がともに歌をやっており、兄も芸能界にいた。気づいた時にはすでに仕事をしていたという状態で、抵抗を感じる前にキャリアが始まっていた。

  • 子役時代のオーディションで「わざと下手にやっていた」とはどういうことか?

    遊びに行きたい一心で、オーディションに受かりたくなかったから。一生懸命やる子役たちの中でぼんやりしていたところが「子供らしい」と評価されて逆に受かることが多かった。

  • キャリアの転機となった作品や出来事は何か?

    21〜22歳で出演したブロードウェイミュージカル「レント」が最初の転機。次に三谷幸喜との舞台での出会いが2004年大河ドラマ「新選組!」の土方歳三役につながった。

  • 三谷幸喜はなぜ山本耕史を大河ドラマ「新選組!」に推薦したのか?

    稽古中に山本が「このソロは誰のキーに合わせているのか」とはっきり主張する場面を目撃し、「優しそうに見えて実は芯が強い」という人物像が土方歳三にぴったりだと判断したため。

  • 50周年記念コンサートではどんな内容を届けるのか?

    「レント」「レ・ミゼラブル」など過去に出演した作品の楽曲を軸に、スペシャルゲストの山口智充と即興で曲を作るコーナーも予定。セリフ・お芝居なしの純粋なコンサート形式で行う。

0歳からのキャリア――気づいたら仕事をしていた

山本耕史の芸歴は、本人に記憶のない0歳に遡る。両親ともに歌をたしなみ、兄もすでに芸能の仕事をしていたため、「抵抗を感じる前に仕事をしていた」状態だったと振り返る。2歳頃の記憶として、ベッドに寝かされ上からカメラを向けられ「目をつぶって寝たふりして」と指示された撮影を断片的に覚えているといい、後に母親に話すと「そんなことまで覚えているの」と驚かれたというエピソードを明かした。

小学校時代には帝国劇場でのミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演。2000人規模の劇場で大人たちに囲まれて舞台に立つ体験について、「お客さんの前で何かを得るというよりも、普通の小学生では感じられない環境に刺激を受けた」と語った。

子役時代――「わざと下手に」落ちようとしていた

子供にとってオーディションは「早く抜け出したい場所」だったと山本は笑う。友達と遊びたいがために、審査の場でわざと力を抜いていた。一生懸命さをアピールする子役が多い中、どこかぼんやりして早く帰りたそうにしていた姿が「子供らしい」と映ったのか、むしろ受かってしまうことが重なったという。本人は「一生懸命頑張らなかった、という言い方も変ですけど」と苦笑いしながら話した。

芸能界では大きな事務所に所属する俳優が多い中、山本はずっと個人でキャリアを歩んできた。同世代がテレビドラマで活躍し始めた頃、山本は京都で時代劇の撮影をしたり舞台に立ったりと、いわば「隙間産業」的な選択を続けた。それが後に「時代劇ができる若手」「舞台経験のある俳優」として注目を集めるきっかけになったと分析する。

転機1:21歳のミュージカル「レント」

山本が最初の転機として挙げたのは、21〜22歳の頃に出演したブロードウェイミュージカル「レント」だ。「自分はこういうパフォーマンスをする俳優なのかもしれない、こういうパフォーマーになるんだな、という道筋がその時に見えた」と言う。

ただし、道が見えたことで逆に「これじゃない」「あれも違う」という感覚が強くなり、やりたくない仕事ばかりになる時期が続いたとも打ち明けた。理想が明確になったがゆえの苦しさだった。

転機2:三谷幸喜の「一言」と大河ドラマ「新選組!」

もう一つの転機が、三谷幸喜との舞台だった。稽古中、楽曲のキーが自分に合っていないと感じた山本は、作曲担当に「これは誰のソロですか?コーラスの方のキーに合わせているなら、自分のソロなので直してほしい」とはっきり伝えた。その場面を見ていた三谷が「山本くんはいい人だと思っていたら悪い人だった」と感じ、2004年の大河ドラマ「新選組!」で土方歳三役に推薦する。

「見た目は柔らかくて時代劇っぽくないルックスなのに、内面は鬼の副長と呼ばれた人物。それが山本君にぴったりだと思った」と三谷は語ったという。山本は「見ていてくれる人はいるものだなと思った」と振り返った。

一方でこの頃、周囲が自分に抱く「優しそうで物静か」というイメージと本来の自分がぶつかり合う時期もあったと告白。そのイメージに合わせてふるまわなければならないのかと迷いながらも、「本来の自分は違う」という感覚をずっと持ち続けていたという。

50周年コンサートとこれから

コンサートは10月24日に大阪、10月31日に東京・LINEキューブ渋谷で開催される。セリフや芝居の場面はなく、「レント」の「Seasons of Love」をはじめ過去作品の楽曲を振り返る構成。スペシャルゲストには「新選組!」で共演した山口智充を迎え、以前の番組で披露していた「お題に対して即興で曲を作る」コーナーも予定している。ただし、どこまで盛り上がるか読めないため「コンサートの長さが変わってくる」と笑った。なお、幼少期に野口五郎からギターを贈られて以来、ギターも弾きこなす。

今後の仕事については「身を削って走り続けるより、家族もいるのでペースを自分で作っていきたい。健康でいただける仕事を一生懸命やることが目の前の目標」と語り、「ブロードウェイでこんな役を」というような具体的な野望よりも、持続可能なバランスを優先する姿勢を示した。体づくりは週5〜6日のトレーニングを継続中で、柔道を嗜んでいた父親の影響が大きいという。

この回の要点

  • 0歳の赤ちゃんモデルから芸歴50年。両親・兄が芸能界にいたため「気づいたらやっていた」という特異なスタート。
  • 転機はミュージカル「レント」での自己発見と、三谷幸喜が稽古場で見抜いた「芯の強さ」による大河ドラマ「新選組!」土方歳三役の獲得。
  • 50周年コンサートは楽曲中心の構成で山口智充がゲスト出演。今後は家族を持つ身としてペースを大切にした働き方を目指す。

山本耕史芸歴50周年ミュージカル新選組俳優インタビュー

この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。