#15「アナログな世の中を斬る」
子どものカラオケ「博多の塩」全国ランキング挑戦を発端に、VHSの予約録画・カラービデオプリンターといった昭和〜平成の電化製品への郷愁トークが展開。後半はスマホに説明書がない問題や、ラスベガスのスフィアで直前までチケットが届かない恐怖、現金のみの駐車場・紙の搭乗券・割り印といった「半分だけデジタル」な現代の理不尽を徹底的に斬る。
この回が答えていること
子どもが熱中する「博多の塩」のカラオケランキングで上位を取るのはなぜ難しいのか?
「博多の塩」は曲が短いため加点ポイントが少なく、声質の合わない人ではビッタビタに合わせても点数が伸びない。出演者二人も30分挑戦して撃沈し、全国平均が80点台という難関ぶりを語った。
VHSの予約録画が登場した当時、なぜそれは「革命」と感じられたのか?
起きていられない深夜の番組や録画できなかったBSの番組が自動で録れるようになった衝撃が大きかった。野球延長で本命番組が撮れないなど苦労が多かった時代との落差が「革命」という言葉を生んだ。
「カラービデオプリンター」とはどんな機械で、どう使われていたのか?
ビデオ再生中の好きな画面を写真としてプリントアウトできる機械。父親が購入し、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のデロリアンが消える瞬間などを印刷していた。番組内の検索で日立・ソニー製の「カラービデオプリンター」と判明した。
デジタル化が進む今でも、なぜスマホや各種サービスに対する不満や不安が消えないのか?
コールセンターにつながらず、店の予約がネットのみで「本当に取れているか」確認できず、ラスベガスのスフィアではチケットが3日前まで届かないなど、デジタルに移行した分だけ不安の逃げ場もなくなっている。
現代の生活に残る「理不尽なアナログ」として、どんな具体例が挙げられたか?
カード払いなのに紙のレシートが3枚出る・収入印紙と割り印・現金のみ対応の駐車場(1000円札限定)・新幹線の紙きっぷ・紙の搭乗券・空港保安検査のカゴなど、中途半端にアナログが残る場面が多数挙げられた。
子どもに「博多の塩」を延々歌わされる
カラオケに行くと子どもがひたすら「博多の塩」を歌い続ける。全国ランキングの上位を狙いたいらしいのだが、あの曲は短くて加点ポイントが少なく、声質が合わないと点数が伸びにくい。「ビッタビタに合わせても全然出ない」と出演者も30分近く挑戦して撃沈。全国平均は80点台で、思うように上位に入れない絶妙な難しさがある。「博多の塩1位になるまで帰れないYouTube企画」の構想も一瞬浮かんだ。子どもがその曲を知ったきっかけはラビットの動画らしいとも話された。
VHSビデオと予約録画の「革命」
昔話へと転換し、VHSテープにまつわる記憶が次々出てくる。録画防止のために爪を折り、また使いたくてセロテープを貼り直すのが当たり前だった。「予約録画」が登場したときは「起きてちゃいけない時間の番組が録れる、本当に革命だった」と振り返る。BSが映るようになって深夜のNBAを録りたくても、ビデオデッキのチャンネル設定が合わずに苦労した話、野球の延長で本命番組が頭から撮れていなかった悔しさ、そしてテレビ欄に番号が載っていたGコードの登場と短命も語られた。
父が買ってきた「カラービデオプリンター」
とにかく新しい電化製品を買いたがる父親が、ビデオ再生中の画面を写真としてプリントアウトできる機械を突然持ち込んできた。「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のデロリアンが消える決定的瞬間を印刷していた記憶があるという。番組内で検索したところ「カラービデオプリンター(日立・ソニー製)」と判明し、差し込むカートリッジにも見覚えがあると確認。続いてMDとミニコンポの話題へ流れ、32枚チェンジャー付きのケンウッドが最高峰、ソニーが中堅、アイワが廉価版という当時の序列と、MD1枚ずつタイトルを文字入力していた懐かしさが語られた。
「説明書がない」現代への違和感
名古屋のテレビ番組でスマホの使い方が分からないと怒るおじさんを見て「その通りだと思った」と共感する。「調べろという話ではなく、調べる方法を知らない人に誰も教えてくれない」という核心を突いた指摘だ。新機能は毎年増えるのに説明書は廃止され、コールセンターはつながらない。飲食店の予約がネットのみになり「本当に取れているか不安で電話したい」という感覚も共有された。ラスベガスのスフィアでバックストリートボーイズのライブを観るためにチケットを専用サイトで購入したところ、「チケットは3日前に届きます」という仕様で「チケットなしでアメリカまで行くのか」と恐怖した体験も紹介された。
半分だけデジタルな世界の理不尽
デジタルで払ったのに税理士へ持参する際はプリントアウトが必要という「とんちみたいな矛盾」を笑いながら、現金のみ対応の駐車場(1000円札限定)、新幹線の紙きっぷ、JALはスマホ完結なのにANAは搭乗口で紙が出てくる違い、空港保安検査場の銭湯カゴのような古いトレーと、「なぜまだアナログなのか」な事例を次々と挙げる。収入印紙を2〜3歩歩いて渡す慣行や割り印の存在意義にも疑問を呈し、「免許証も含めカード類は全部スマホに入れたい、財布も持ちたくない」という方向でデジタル化の中途半端さを締めくくった。
この回の要点
- 「博多の塩」は曲が短く加点ポイントが少ないため、実力派でも全国ランキング上位は至難の業。
- VHSの予約録画・Gコード・カラービデオプリンターなど、平成前半の電化製品には当時なりの革命と試行錯誤があった。
- デジタル化が進む今も説明書廃止・紙の領収書・現金のみ駐車場など「半分アナログ」の理不尽が日常に残っている。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。