# 空気がおいしい - Show: 「NONSTYLE漫才セレクション『耳笑い』」 - Published: 2026-10-18 - Canonical: https://podc.club/episode/1890385866_b457dafcc817.html - Audio: https://traffic.megaphone.fm/YOSHIMOTOKOGYOCOLTD8636644181.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 NON STYLEが「空気がおいしい」という日常的な感覚を漫才とアフタートークで徹底解剖する回。「味覚でおいしいと感じた人はゼロなのになぜ断言できるのか」という論理的な追及から、大自然のボロトイレ対町中華トイレのどちらが「おいしい」かという比較、収録場所の大阪城公園の空気が実は排気ガスだらけという話まで、「おいしい」と「うまそう」の違いを執拗に掘り下げる。 ## この回が答えていること ### 「空気がおいしい」という感覚は味覚で説明できるのか? 味覚ではおいしいと感じられないことは客席への挙手確認でゼロ票と実証された。井上は「味覚じゃないけど別の場所でなんかおいしいなと感じる」と主張するが、相方に「味覚ではない未知の感覚を持つ宇宙人」と揶揄される。 ### 大自然のボロトイレの空気と町中華の換気扇の外の空気、どちらが「おいしい」のか? 町中華の換気扇については「うまそう」(断定できない)、大自然のボロトイレについては「まずい」(断定)と井上が答えたことで、「大自然だから空気がおいしいと断定できる」という主張が崩れた。相方は「正確には臭いけどおいしいと言うべきだ」と指摘する。 ### 大阪城公園や皇居の周辺でランニングすることは空気の観点から体によいのか? 大阪城公園の周囲には4車線の高速道路が走っており、「おいしいわけない」と結論づけられた。排気ガスの量で言えばランニングは体に悪く、皇居の外周も同様で道路に面している分、内側より空気が悪いと推測された。 ### 車で地方に到着した瞬間に「空気うまい」と言うことは正当か? 助手席でずっと窓を開けていれば到着前からすでに外の空気を吸っているはずで、到着の瞬間だけ「うまい」と言える権利があるのか疑問視された。窓を開けていた時点で「うまいうまいうまい」とずっと感じていないと矛盾するという指摘がなされた。 ### 「空気がおいしい」と感じる感覚の正体は何か? 冷たさ・圧迫からの解放・引っかかりがゼロの状態という三つの仮説が出た。山頂で汗だくのおじさん5人に囲まれた状態では「空気より先に引っかかることが多すぎる」という結論になり、何も邪魔するものがない状態でないと空気はおいしく感じられないとまとめられた。 ## 本文 ## 漫才:「空気がおいしい」は味覚か? 井上が「リフレッシュのために定期的に自然豊かな場所へ行きたくなる」と話したことから漫才が始まる。「自然豊かな場所に行ったら皆さんも『うわー空気おいしいなー』ってなるよね」と客席に確認すると多数が頷く。しかし相方はすかさず切り込む。「実際には空気に味はついていない。ベロの味覚で空気の味を味わった結果おいしいと思った方は挙手してください」という問いに客席はゼロ。「味覚で美味しいと味わっていないにもかかわらず美味しいと言った人がいた」という矛盾を突かれた井上は「味覚じゃないけど別の場所でなんかおいしいなって感じる」と返す。相方は「味覚ではない味覚人生命体、宇宙人か」と畳み掛ける。 ## 換気扇トイレ論争:「おいしい」と「うまそう」の違い 井上が「別の未知の感覚でおいしいと断定できる」と主張したところで、相方が三つのシナリオを突きつける。①大都会の町中華の換気扇の外の空気、②大都会の町中華のトイレの中の空気、③大自然の中にあるボロボロで手入れも行き届いていないトイレの中の空気。①に対して井上は「うまそう」と答え、②には「まずい」と断定し、③にも「まずい」と断定してしまう。 相方の指摘は鋭い。「①はうまそう(曖昧な表現)なのに、②③はまずいと断定できる。もし未知の感覚で正確に味わえているなら、①もうまいかまずいかはっきり言えるはず」「大自然の中にあるトイレなのだから、本来は大都会のトイレより空気がいいはず。正確には『臭いけどおいしい』と言わなければおかしい」。井上は「臭いと味は連動してくれる」と反論するが、「結局匂いだけで判断している」と返され、「空気のおいしさが分かっていない」という結論に追い込まれる。 ## アフタートーク:大阪城公園の空気は本当においしいか 収録場所である大阪城公園内のTTホールに話が移る。「公園だから自然が多くて空気がいい気がする」という感覚を井上が話すが、相方は「よう考えたら周囲に高速が4車線でバンバン走ってる。おいしいわけない」と冷静に指摘する。「ここでランニングするのは排気ガスの量で言えば体に悪い」とも言及。皇居ランについても同様で、道路に面した外周より内側の方が空気がいいのではないかと推測される。ただし「大阪城には天下統一の城としてのパワーがある」という点では二人とも合意し、「パワーはもらえる」という着地になる。 ## 車の到着シーン問題と「冷たさ」仮説 地方へ車で移動して到着した瞬間「空気うまいな」と言う人への疑問が提示される。「助手席でずっと窓を開けていたなら、その時点でもう外の空気が入ってきている。到着の瞬間だけ『うまい』と言う権利があるのか。窓を開けていた時点でうまいうまいうまいとずっと感じていないと筋が通らない」という指摘だ。 また「空気のおいしさには冷たさが必要では」という仮説も登場する。山の空気が地上より冷たいことで美味しく感じるのではないかという考察で、これは同番組の別エピソード「冷やし中華」のネタとも絡められ、「冷えていないとダメ」という共通テーマが示唆される。仮説を受けて「では山頂のトイレの空気は冷えているからおいしいか」と問われると、「やっぱりいい気はせえへん」と二人とも認める。 ## 「圧迫からの解放」仮説と汗だくおじさん5人の結論 「空気うまい」という感覚は、ロケ車から外に出るとき・地上から山上に登るときなど、何らかの圧迫・圧力から解放された瞬間に生まれるのではないかという仮説が提示される。鍋の蓋を開けた瞬間の高揚感もこれに近いとされるが、「鍋は圧迫からの解放ではない」とすぐにツッコまれる。 最後に決定的なシナリオが投下される。「山頂で汗だくのおじさん5人に囲まれ、そのおじさんたちが『空気うまいな』と言っている状況の真ん中で、自分も空気うまいと思えるか?」。井上は「なんでこんなところに来たんやろと思っちゃう」と白旗。「空気より先に引っかかることがいっぱいある」「引っかかりがゼロの状態で初めて空気はうまく感じられる」という結論で締めくくられ、コメント欄への意見募集で終わる。 ## この回の要点 - 「空気がおいしい」は味覚ではゼロ票と実証されたが、井上は「別の未知の感覚がある」と主張し続け、相方に「宇宙人」と揶揄されながらも最後まで譲らなかった。 - 大自然のボロトイレ・山頂トイレでも「まずい」と断定してしまったことで、「大自然だからおいしい」という主張の根拠が崩れ、「おいしい」と「うまそう」の違いが浮き彫りになった。 - 「空気がおいしい」と感じる条件として冷たさ・圧迫からの解放・引っかかりゼロの状態という仮説が出たが、汗だくおじさん5人囲みシナリオによって「環境が整わないと感じられない繊細な感覚」という結論に落ち着いた。