#38 「ピクニックと綱」
作家・柚木麻子の呼びかけで都内の公園で開かれた十数人のピクニック。柚木が手製のコロネーションチキンサンドイッチ・焼きたてスコーン・手作りマロンシャンティを大荷物で持参し全員を圧倒した。さらに西かなこが持参した本物の「綱」で綱引き大会が始まり、村田沙耶香や犬山神子が予想外の強さを見せた。
この回が答えていること
柚木麻子はピクニックにどんな食べ物を持参したのか?
キュウリとディルのサンドイッチ、コロネーションチキンのサンドイッチ、焼きたてスコーン、保温容器入りのミルクティー、そして手製のマロンシャンティを、バスケットを含む大量の荷物で持参。「何時に起きたの?」と心配させるほどの準備だった。
マロンシャンティはどんな由来のレシピで、どのくらいの出来だったのか?
ホルトハウス房子のカフェが年に2〜3日だけ提供する幻のメニューを参考に柚木が再現したもの。正解を知らないまま作ったが朝井リョウは「今シーズン食べた栗のものでベスト」と絶賛し、その場で食べ続けた。
テレビカメラが現れたとき、柚木麻子は何をしようとしたのか?
「住んでることにしてくる」とテレビカメラの男性を呼び戻そうとした。全員が反対し、物理的に肩を押さえて引き止めた。村上春樹の新刊発売時に書店の深夜販売へ一番乗りしてテレビに映ろうとしたこともある常習的な野望だった。
西かなこが持参した綱で、参加者たちはどんな遊びをしたのか?
正真正銘の綱引き用の綱で綱引きを行い、村田沙耶香と犬山神子が予想外の強さを発揮。その後同じ綱を大縄に転用し縄跳びでも楽しんだ。
大縄跳びで加藤千恵の息子はどんな意外な姿を見せたのか?
縄が回るなかへタイムラグなくスッと入り、朝井と向かい合って跳び続けた。加藤は「運動が苦手だと思っていた」と言い、8年間知らなかった息子の一面に驚いた。
秋のピクニック、集合の光景
10月、都内の公園で作家・柚木麻子の呼びかけによるピクニックが開かれた。当初7〜8人の予定が十数人に膨らんでいた。朝井リョウは小学生の息子を連れての参加となった。集合場所へ向かうと、すでに西かなこと田中信也がレジャーシートを広げていた。田中信也はスマートフォンを持たない人物で、入口が多い広い公園での待ち合わせが心配されたが、別の参加者が一緒に来てくれて無事合流。遠くからその光景に気づいた息子が「かなこちゃんと深夜さんだ」と言って走り出し、朝井も一緒に走り出したという。
柚木麻子の大荷物ともてなし魂
ピクニックの言い出しっぺでもある柚木麻子は、「手ぶらで大丈夫」という雰囲気にもかかわらず、両手に抱えきれないほどの荷物を提げて現れた。メニューはキュウリとディルのサンドイッチ、コロネーションチキンのサンドイッチ(見た目はサラダチキン風でも複雑な旨みがある)、焼きたてスコーン、保温容器入りのミルクティー。そして手製のマロンシャンティ。
マロンシャンティは、ホルトハウス房子のカフェが年に2〜3日しか提供しない幻のメニューを参考に柚木が再現したもの。正解を知らないまま作ったが、朝井は「今シーズン食べた栗のものの中でベスト」と断言し、その場で食べ続けた。柚木は前年から「私は栗を剥くために生まれてきた」と言い出し、栗のペーストを大量生産。会うたびに栗クレープを持参していたという。スコーンは焼きたて、サンドイッチはしっとり——保温にこだわって重い容器を選んでいた。朝井は「何時に起きたの?」と心配するほどだったと語る。
アエラの記事でも柚木は「小説はいくら読者をもてなしても大丈夫」と語っていたといい、そのもてなしマインドがピクニックでも全力発揮された形だ。
テレビカメラと柚木の野望
マロンシャンティに夢中になっているところへ、テレビ局のロゴ入りカメラを持った男性が近づいてきた。「この辺にお住まいですか?」と尋ねられ、全員バラバラの場所から来ていたため「違います」と答えると男性は立ち去った。
すると柚木麻子が「私テレビに出たいから、住んでることにしてくる」と立ち上がろうとした。全員が反対し、物理的に肩を押さえて引き止めた。柚木のテレビ出演願望はかねてからのもので、村上春樹の新刊発売時には「書店の深夜販売に一番乗りで並べばカメラが来る。職業を聞かれたら作家と答えて宣伝できる」というプランを朝井に提案したこともあったという。
西かなこ持参の「綱」で綱引き大会
フリスビーやバドミントンも持参していたが風が強く、別の遊びを探していたところ、西かなこがリュックから取り出したのは本物の「綱」だった。真ん中に赤いマーカーが付いた、正真正銘の綱引き用の綱。「なぜ買った?」という空気が流れたが、カナダ在住経験のある西かなこは「カナダでも綱引きはめっちゃ盛り上がる」と説明。2対2程度の小規模でやってみると大盛り上がりとなった。
村田沙耶香が最も乗り気で、重心を低く保つ力学的な動きで実際に強かった。以前から「私は相撲が強い」と主張し続け、周囲から無視されてきたのは本当のことだったと朝井は認めた。犬山神子は腕力勝負で最強格で、金原ひとみ対村田沙耶香の一騎打ちは加藤の息子がジャッジを担当。「引きずられる金原ひとみ」「倒される村田沙耶香」など滅多に見られない場面が続いた。
大縄跳びと息子の意外な才能
同じ綱を大縄として使うと、今度は縄跳び大会に発展した。朝井が跳んでいるところへ、加藤の息子がタイミングを見計らうことなくスッと入り、2人で向かい合って跳び続けた。「運動全般が苦手」だと思っていた息子の姿に加藤は驚き、「8年間一緒にいたのにこんな一面があったのか」と感じたという。
息子から「お母さんが入るところ見たい」とせがまれ、加藤も挑戦することに。息子と金原ひとみにタイミングを教わったが2人の言うことが微妙に食い違い、どのタイミングも「不正解」に見えて身動きが取れなくなった。結局バチンと縄に当たって失敗。大縄には入れずじまいで、加藤は「カイジのお金持ち役として外野から楽しんだ」と振り返った。
この回の要点
- 柚木麻子は手製マロンシャンティや焼きたてスコーンなど大量の食料を持参し、そのもてなしマインドの具現化に全員が圧倒された
- 西かなこが持参した本物の綱引き用の綱が、予想外に最大の盛り上がりを生み、村田沙耶香と犬山神子の意外な強さが明らかになった
- 大縄跳びで加藤千恵が8年間知らなかった息子の運動センスが発覚し、逆に加藤本人は縄に入れずじまいだった
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。