# 【人嫌いの矛盾】かっこいい大人を目指す/若い世代はテレビを観ない #50 - Show: ウエストランド井口と吉住の孤独アジト - Published: 2026-10-14 - Canonical: https://podc.club/episode/1849295408_fb3ef07801a2.html - Audio: https://traffic.megaphone.fm/TAC5788162264.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 放送50回目を迎えた本エピソードでは、テレビ局勤務のアナウンサーに井口が認知されていなかった体験や、爆笑問題・田中の娘が吉住のTikTok動画のファンだったエピソードを入口に、テレビとSNSをめぐる世代間断絶をリアルに語り合う。後半は「一人はつらいのに人を好きになれない」という42歳女性リスナーの矛盾した悩みに向き合いながら、昔のお見合い婚との比較や「かっこいい大人」を目指すことの大切さへと話が広がる。 ## この回が答えていること ### テレビ局勤務のアナウンサーが井口を知らなかったとはどういう状況だったのか? 井口がラジオに出演した際、テレビ局に勤める新人アナウンサーが井口のことを知らなかった。岡山のラジオ出演時にも同様のことが起き、「テレビ局に勤めていながらお笑いを全く見ていないのでは」と二人は戸惑いを語った。 ### 若い世代の芸人ファンやタレント間で、テレビとSNSの知名度はどう分断されているか? 爆笑問題・田中の娘は吉住のTikTok/YouTube動画を愛好する一方、田中本人は吉住の顔を知らずに写真を撮ってきた。若手コンビ・ドラマメンのなるちゃんは「ゴッドタン」で注目されたが上の世代の芸人には無名で、逆になるちゃん世代には井口が「テレビに出たいんですか?」と映るほど認知されていない。 ### リスナー・竹キャブさん(42歳)の悩みの核心は何で、二人はどう答えたか? 20代から恋愛経験はありプロポーズも受けたが結婚できず、30代以降アプリで恋人ができても長続きしない日々。後輩の「35歳未婚は変わった人」という言葉で消極的になった。二人は「他人の基準に合わせる必要はない」「アプリで恋人がすぐできる人だから、動けば出会いはある」と背中を押した。 ### 昔のお見合い結婚と現代の恋愛を比べて、二人はどんな洞察を語ったか? 初対面や2〜3回しか会わずに結婚した祖父母世代が80〜90歳まで仲良く連れ添う事例を挙げ、「ハードルが最初から低い分、相手の良さを見つけやすいのかも」と推測。現代の恋愛は「お互いどこかで妥協し合うのが現実」という見方も示した。 ### 二人が考える「かっこいい大人」とはどのような姿で、そのために何が必要だと言っているか? 健康を保ち魅力を絶やさず、自分の趣味を続ける姿。40〜50代でNHKなどに出て社会的信用を積み上げ、60〜70代で地域の子供たちと竹とんぼやマリオカートを楽しめるような人を理想像として挙げた。80代でピアノやゲーム配信を始める高齢者も引き合いに出し、42歳はまだ人生の折り返し地点だと語った。 ## 本文 ## 50回到達と「テレビ局アナウンサーに知られていない」衝撃 放送50回を迎えた冒頭、井口は「業界の人からよく反響をもらう」と感謝しながら、驚くべき体験を明かす。ラジオ出演の際、テレビ局に勤める新人アナウンサーが井口のことをまったく知らなかったというのだ。岡山のラジオでも同様の経験があったと言い、「テレビ局に勤めていてお笑いを全く見ていないのでは」と二人は戸惑う。 吉住は、爆笑問題・田中裕二とあるイベントで会った際のエピソードを紹介する。田中の娘が吉住のTikTokとYouTubeのショートコント動画を大好きで見ており、田中が「写真を撮らせてあげて」と声をかけてきたという。「テレビじゃないんだよね、その世代は。吉住で検索してこれが出てくる」と吉住は語り、井口が「金髪の僕は引っかからないだろう」と苦笑いする場面も。 ## 芸人内部にも広がる「世代間断絶」 テレビをめぐる断絶は芸人内部にも及んでいる。二人が例として挙げるのが、ドラマメンというコンビのメンバー・なるちゃん。「ゴッドタン」の企画で注目を集めた若手芸人だが、楽屋で上の世代の芸人たちが「なるちゃんって誰?」「ドラマメンのなるちゃんがゴッドタンに出たんです、と説明されてもどういうこと?」と首をかしげる状態だという。逆になるちゃんの世代では、「井口さんってテレビに出たいんですか?」と聞かれるほど知名度が伝わっていないかもしれない、と吉住は指摘する。 なるちゃんは学生お笑いの出身だが、お笑い好きが高じて芸人になったわけではなく、もともと「顔ファン」として活動していたという。吉住は「車(くるま)やハスミさんはお笑い史を把握しているからメンタルがずぶとい。でも全く知らない若手にきつい言葉をかけてしまうと、ひねりつぶしてしまいかねない怖さがある」と、世代間摩擦への危機感を示す。 なお吉住自身はTVer経由でテレビを見直しており、「ロンハー」「アメトーク」「水曜日のダウンタウン」「マルコポロリ」などを再び楽しんでいると明かした。「一回離れたけど戻ってきたかも」という言葉が印象的だ。 ## お便り:「一人はつらいのに人を好きになれない」 リスナー・ペンネーム竹キャブさん(42歳女性)から深刻な悩みが届いた。20代には結婚前提の交際やプロポーズの経験もあったが踏み切れず、30代以降は仕事中心の日々に。アプリで恋人はできるものの長続きしない。さらに職場の後輩から「35歳で未婚の人は変わった人」と言われ、恋愛に消極的になった。体調が悪い夜や不安で眠れない夜には誰かにそばにいてほしいと思うのに、いざ異性と向き合うと臆病になる——この矛盾をどう受け止めればよいかという相談だ。 井口は「他人から言われたことで自分を変える必要はない。その後輩みたいになりたいか?と考えれば、その人の言う『普通』に合わせなくていい」とバッサリ。吉住は「20代は人と違うことがアイデンティティだったのに、30代で普通でないことがしんどくなってくる局面にぶつかったのかも」と分析する。また「好きな芸人や配信者の動画を流し続けると一緒に生活しているような気分になれる」という自身の実体験を紹介し、孤独な夜のしのぎ方を伝えた。 最終的に二人は「アプリで恋人がすぐできているのだから、動けば出会える人。プロポーズもされているくらいだから、実は全然恋愛できる人」と口を揃え、自分の感情に素直に動けばいいと背中を押した。 ## 昔のお見合い婚から考える「妥協」の哲学 話題は現代の恋愛観に広がる。吉住は「本当にめちゃくちゃ好き同士で一生添い遂げるのは一握り。ある程度のところでお互い妥協し合うのが現実では」と述べる。それに対し、初対面や2〜3回しか会わずに結婚したはずの祖父母世代が仲良く80〜90歳まで連れ添うことへの不思議さが語られ、「ハードルが最初から低い分、相手のいいところを見つけやすいのかも」という仮説が浮かぶ。 吉住が見た動画として、施設で久々に再会した車椅子の夫婦が手を握り合った瞬間に認知症の妻が夫を思い出して顔をうずめたエピソードを紹介。「こんな愛の育み方もあるんだと思った」と語る。一方で夫に先立たれて「これからの人生が楽しみ」と語る高齢女性の動画も引き合いに出し、人生と愛の形の多様さを実感を持って語り合った。 ## 「かっこいい大人」と社会的信用を積み上げる未来像 竹キャブさんへの回答を締めながら、話は「これからどう生きるか」へと発展する。50代で結婚する芸能人が革ジャン姿でダンディーに写真に写っている姿が好きだという吉住は、「そういうかっこいい大人になれる可能性がある。健康でいることがこれからどんどん大事になる」と語る。 井口は「40〜50代でNHKに出るなど社会的信用を積み上げて、60〜70代で地域の子供たちに竹とんぼを教えたり、マリオカートで子供たちに一目置かれるような大人になりたい」と夢を描く。80代でピアノを始めて動画を投稿する高齢者やゲーム配信をするおばあちゃんを例に挙げながら、「42歳はまだ人生の折り返し地点。これからいくらでも始められる」とリスナーへのエールで締めくくった。 ## この回の要点 - テレビ離れは若手芸人にまで及び、同じ業界内でも「誰が誰か知らない」という世代間断絶が現実に起きている。 - 「一人はつらいのに人を好きになれない」矛盾は自然なことで、他人の評価基準に自分を合わせる必要はない。 - 40〜50代で社会的信用を地道に積み上げ、健康を保ちながら「かっこいい大人」を目指すことが二人の共通テーマとなった。