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10月16日(金):無形資産伸ばす三菱化工機/ゼンショー、サイゼリヤ攻勢/塩野義、シニア同一賃金
三菱化工機が研究開発・人件費などへの無形資産投資を成長に結びつけた「地味企業」として取り上げられる。外食最大手ゼンショーはイタリアンファミレス「オリーブの丘」を第三の柱に育て、まず500店規模を目指す攻勢に出る。塩野義製薬などはシニア世代にも同一労働同一賃金を適用する人事改革に着手し、定年廃止という究極の姿を視野に入れる。
この回が答えていること
三菱化工機はどのような無形資産投資で成長を実現したのか?
研究開発費や人件費への投資は多くの企業で改善余地が大きいとされる。三菱化工機はこうした無形資産投資を成長に直結させた企業として注目され、投資家からの圧力が高まる中で地味ながら着実な実績が評価されている。
ゼンショーが「オリーブの丘」を第三の柱と位置づける戦略的な意図は何か?
既存の主力ブランドに次ぐ第三の事業柱として「オリーブの丘」を育て、まず500店規模への拡大を目指す。国内外食最大手としての規模を活かしたイタリアンファミレス市場への本格参入が狙いとされる。
オリーブの丘はサイゼリヤとどのような競争関係にあるのか?
オリーブの丘はサイゼリヤの対抗勢力とも噂される存在で、低価格イタリアンの市場で競合する可能性がある。ゼンショーの成長戦略における差別化の核として位置づけられている。
塩野義製薬がシニアへの同一労働同一賃金を導入した背景と理由は何か?
定年後の再契約で賃金が大幅に下がる慣習が広く浸透している一方、経験豊富なシニア人材を確保するにはその常識を破壊する覚悟が必要と判断。全社員ゼロベース評価を出発点に改革へ踏み切った。
シニアの同一賃金を実現するための究極の姿とされるものは何か?
定年廃止が究極の姿として掲げられている。塩野義製薬など改革に乗り出した企業が、同一労働同一賃金をシニアにも適用するための工夫と狙いを持って取り組んでいる。
無形資産投資で輝く「地味企業」三菱化工機
投資家から企業への無形資産投資を求める圧力が強まっている。中でも研究開発費や人件費といった分野は、多くの企業においていまだ改善の余地が大きいとされる。
こうした時代の流れの中で日経ビジネスが発掘したのが、無形資産投資を着実に成長へ結びつけることに成功した「地味企業」だ。今回取り上げられるのは三菱化工機。一般的な知名度は高くないが、研究開発・人材という目に見えない資産への地道な投資で競争力を磨いてきた企業として注目される。派手な成長ストーリーとは一線を画す、こうした堅実な企業をどう評価し、どう投資判断に生かすかが問われる。
ゼンショー、「オリーブの丘」500店規模へ サイゼリヤに攻勢
国内外食最大手のゼンショーが新たな成長エンジンとして本格育成に乗り出しているのが、イタリアンファミレス「オリーブの丘」だ。同社はすでに複数の外食ブランドで国内最大規模の外食グループを形成しているが、それらに続く第三の柱と位置づけるのがオリーブの丘で、まず500店規模への拡大を目指すとしている。
注目を集めるのはサイゼリヤとの関係だ。オリーブの丘はサイゼリヤの対抗勢力とも噂される存在で、低価格イタリアンのカテゴリーで真っ向から競合する展開が想定される。国内ファミレス市場においてゼンショーがどのような差別化戦略を描くのかが焦点となっている。
塩野義製薬などが挑む シニアにも同一労働同一賃金
定年後に再雇用・再契約した場合、賃金が大幅に下がるのは「当たり前」——そんな慣習が日本企業に広く浸透している。しかし、経験豊富で即戦力となる優秀なシニア人材を確保し続けるためには、その常識を根底から破壊する覚悟が必要な時代になってきた。
塩野義製薬などはシニア世代にも同一労働同一賃金を適用する人事改革に踏み切った。取り組みの出発点として掲げられるのが、全社員をゼロベースで評価し直すという姿勢だ。そして、シニアへの同一賃金を真に実現する究極の姿として見据えられているのが定年廃止である。改革に乗り出した各社がどのような工夫と狙いをもって変革を進めているのか、日経ビジネスが詳報する。
今号のその他の注目記事
日経ビジネス電子版では上記3本に加え、スバルがパリモーターショーで披露した3つの逆張り戦術を報じる記事も公開されている。また、前世代のメモリーが高騰し800円が1万円にまで値上がりしている状況の中、メタが再利用技術を開発しているというニュースも掲載されている。
この回の要点
- 三菱化工機は研究開発・人件費への無形資産投資を成長に直結させた「地味企業」として、投資家の注目を集めている
- ゼンショーがイタリアンファミレス「オリーブの丘」を500店規模へ拡大し、サイゼリヤへの対抗軸として育成する戦略を鮮明にした
- 塩野義製薬などはシニアにも同一労働同一賃金を適用し、最終的な定年廃止を見据えた人事改革に着手した
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。