# #108 「can't と can」「wouldn't と would」の聞き分け方! - Show: 矢作とアイクの英会話~音声版~ - Published: 2026-10-05 - Canonical: https://podc.club/episode/1766277820_ef6a860e343f.html - Audio: https://anchor.fm/s/faa67f70/podcast/play/126548787/https%3A%2F%2Fd3ctxlq1ktw2nl.cloudfront.net%2Fstaging%2F2026-8-30%2F77dd64ba-0924-b8d7-7cd0-fcf369359e53.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 「矢作とアイクの英会話」第108回は、リスナーのアリちゃんから寄せられた「can とcan't、would とwouldn'tが文の中で聞き分けられない」という悩みへの回答回。「t を発音しない」という共通点を逆手に取り、アクセントの強弱で否定・肯定を識別するコツを、実演しながら解説する。 ## この回が答えていること ### リスナーのアリちゃんはどんな英語リスニングの悩みを抱えていたか? 「can't」と「can」は単体では聞き取れるが、文の流れの中に入ると区別が難しいと悩んでいた。また「would」と「wouldn't」も同様に聞き分けられないと相談していた。 ### 「can」と「can't」を聞き分けるとき、語末の「t」は判断の手がかりになるか? 手がかりにならない。ネイティブの自然な発音では「can」も「can't」も語末の「t」は省略されるため、t の有無では判断できない。 ### 「can't」と「can」の実際の聞こえ方の違いは何か? 「can't」は「キャ(ca)」の部分に強いアクセントがかかる。「I can play the piano」に対し「I can't play the piano」は「キャ」が強調されて聞こえる。この強弱の差が唯一の手がかりになる。 ### 「would」と「wouldn't」の聞き分けにも同じ法則が当てはまるか? 当てはまる。「would」も「wouldn't」も語末の「t」は発音されないが、否定形「wouldn't」は語頭にアクセントが強くかかる。「ウルン」と「ウドゥン(ウィドゥン)」の語頭の重さの違いで識別できる。 ### 速い英語の中で肯定・否定を正確に聞き取るために意識すべき点は何か? 語末の「t」ではなく、語頭の母音へのアクセントの強弱に注意する。否定形のほうが語頭が強調されるため、スラスラと速く話されていても肯定・否定を判別できるようになる。 ## 本文 ## 「Hello」の発音から始まるオープニング 冒頭、矢作とアイクは「Hello」の発音を巡って軽い議論を交わす。「ハロー」が一般的だが、「ヘロー」のほうが実際の発音に近いのではないかという話題で、アイクはアメリカ以外の国からその発音が広まった可能性を示唆。「なるべくヘローと言うようにしましょう」とまとめて、本題のリスナー質問へと移る。 ## リスナー・アリちゃんの悩み リスナーのアリちゃんから「うぬんと(wouldn't)とうぬ(would)が聞き取れません。can't と can は単体では聞こえるのですが、文章の中に入ると難しいです」というコメントが届いていた。 矢作は「動画を初めて見る人や時々見る人も多いので、以前も話したけれど改めて説明する」と前置きし、自分がどうやって聞き分けているかを実演しながら解説した。 ## 「can」と「can't」——tを発音しないのにどう違う? 矢作がまず取り上げたのは「I can play piano」と「I can't play piano」の聴き比べ。 ポイントは**語末の「t」は両方とも発音しない**という点だ。「can」でも「can't」でも、最後のtは消える。そのため「t があるかどうか」で判断しようとしても聞き取れない。 矢作が実践している識別法は「**キャ(ca)の部分を強調するかどうか**」。 - 肯定:I **can** play the piano → 「キャン」は軽く流れる - 否定:I **can't** play the piano → 「**キャ**ン」と「キャ」の音が強調される アイクもこれを実演して確認。「I can play the piano」「I can't play the piano」と繰り返しながら、「そうですね、キャのところで反応するのは大体合っています」と肯定した。 ## 「would」と「wouldn't」にも同じ法則が当てはまる 矢作は「もしかするとwould と wouldn't も同じ仕組みなのでは」とアイクに問いかけ、実演を依頼した。 例文は「I would like to play the piano」と「I wouldn't like to play the piano」。 アイクが繰り返し実演した結果、法則はcan/can't と同じだと確認された。 - 肯定:I **would** like to → 「ウルン(ウドゥン)」と語頭は比較的軽い - 否定:I **wouldn't** like to → 「**ウィ**ドゥン」と語頭にアクセントが強くかかる 「t は言ってないですね」「言ってないけど、やっぱり最初の方にアクセントが来る」と二人で確認し合った。否定形に入ると語頭の音が重くなる、という共通パターンが浮かび上がった。 ## リスニングで意識すべきこと 矢作は「スラスラと言われても、t が入っていないのに否定か肯定かがわかるようになる」とまとめた。大切なのは語末の子音の有無ではなく、**語頭の母音にかかるアクセントの強弱**。この意識を持って英語のリスニングに臨むと、自然な速さの会話の中でも can't や wouldn't を捉えられるようになるという。 エピソードの締めはアイクの「Have a good one. Peace.」で幕を閉じた。 ## この回の要点 - 「can't」と「can」の違いは語末の「t」の有無ではなく、「キャ(ca)」部分へのアクセントの強弱で識別できる。 - 「wouldn't」と「would」にも同じ法則が成立し、否定形は語頭の音が強調されて重く聞こえる。 - ネイティブの速い英語では語末のtが消えるのが普通であり、t を手がかりにするより語頭のアクセントに集中するのが効果的。