# #109 Vanillaはバニラじゃ通じないし、Orangeはオレンジじゃ通じない! - Show: 矢作とアイクの英会話~音声版~ - Published: 2026-10-12 - Canonical: https://podc.club/episode/1766277820_5f83a04088fa.html - Audio: https://anchor.fm/s/faa67f70/podcast/play/127330918/https%3A%2F%2Fd3ctxlq1ktw2nl.cloudfront.net%2Fstaging%2F2026-9-12%2F048b5020-d8b9-6415-ce2f-77ed1e954564.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 アイスクリーム屋で「バニラ」と言っても通じない、オレンジジュースを頼んでもまったく伝わらない——リスナーの実体験をもとに、矢作とアイクが「vanilla」と「orange」の正しい英語発音を徹底解説する。日本語カタカナ読みがなぜネイティブに届かないのかを、音とスペルの関係から掘り下げる回。 ## この回が答えていること ### アイスクリーム屋で「バニラ」と言っても通じないのはなぜ? 日本語の「バ」はB音だが、vanillaはV音で始まるうえ、「ニ」の部分も「ネ」に近い音になるため、カタカナ読みの「バニラ」はネイティブにはまったく別の音として聞こえ、何を言っているか分からない状態になる。 ### 「vanilla」の正しい英語発音はどうなっているのか? 正しくは「ヴァネラ」に近い発音。最初の音はVで上の歯を下唇に当てて息を通し、スペルのIに当たる部分は「ネ」寄りの音になる。スペル(V-A-N-I-L-L-A)通りには発音されないのがアメリカ英語の特徴。 ### 「orange juice」が海外で通じなかったのはどういう理由から? 日本語の「オレンジ」はカタカナ読みでR音や母音が英語とかけ離れており、ネイティブには聞き取れない。アップルジュース(apple juice)もカタカナ読みでは「ギリギリ」のレベルとされる。 ### 「orange」を英語らしく発音するにはどうすればいい? 最初の母音を「オ」ではなく「オウ」に近い音で発音し、Rをしっかり立てて「オーレンジ」と言うのがポイント。アイクは「オーレンジ」と繰り返し、これで注文してみるよう勧めた。 ### vanillaはそもそも英語の単語なのか? vanillaはスペイン語など欧州言語が語源の可能性が高く、もともと英語の単語ではないかもしれないとアイクが指摘。スペル通りに発音されないことの理由の一つとして言及された。 ## 本文 ## アイスクリーム屋で「バニラ」が通じない リスナーのプチデザートアラモードさんから「アメリカのアイスクリーム屋でバニラが通じなかった」というコメントが届いた。アイクによるとアメリカ人はアイスクリームが大好きで、ローカルのスーパーでもバケツサイズのアイスが普通に売られているほど身近な存在。そんな日常的な食べ物なのに、日本語読みの「バニラ」では注文できないという。 ## 「vanilla」発音の二つの落とし穴 問題は二箇所ある。まず最初の音。日本語の「バ」はB音(唇を合わせて弾く音)だが、英語のvanillaはV音(上の歯を下唇に軽く当てて息を通す音)で始まる。この時点でまったく別の音だ。 次に、「ニ」に当たる部分。スペルはV-A-N-I-L-L-Aと「I」が書かれているが、アメリカ人は「ネ」に近い音で発音する。結果として正しい発音は「ヴァネラ」に近い形になる。アイクは「スペリング通りに発音しないのはアメリカ人の悪いところ」と苦笑いしながらも、これが現実だと説明した。 リスナーのSKMTさんからも似た体験談が寄せられた。ファミレスで外国人客が「ヴァネラ」と言っているのに対し、日本人店員が「バニラ」と日本語でくっきり返したところ大笑いされたというエピソードだ。アイクはDMM英会話のCMで使われた「This is a pain」の聞き取り例を引き合いに出し、同じ単語を何度も繰り返されると笑いが止まらなくなる感覚に近い、と解説した。 さらにアイクは、vanillaはそもそも英語ではなくスペイン語など欧州言語が語源の可能性があると指摘。英語本来の単語でないからこそスペルと発音が乖離しているのかもしれない、という話にも広がった。 ## 海外でオレンジジュースが頼めなかった体験 次のリスナーエピソードは「何度オレンジジュースと言っても通じず、アップルジュースにしたら通じた。それ以来りんごジュースしか頼めなくなった」というもの。オレンジジュースが飲みたくても諦めてアップルジュースに逃げ続けているという状況だ。 アイクによると「アップルジュース(apple juice)」もカタカナ読みでは伝わらず「ギリギリ」のレベル。カタカナ英語の限界が両方の単語で露呈している。 ## 「orange」の正しい発音と混乱の背景 「orange」の最大のポイントは最初の母音。日本語の「オ」ではなく「オウ」に近い二重母音から入り、Rをしっかり立てて「オーレンジ」と発音する。アイクは「オーレンジ」と何度か繰り返しながら「これで注文してみてください」と視聴者に促した。 通じにくい理由にはもう一つ背景がある。アメリカのジュース店やカフェ(スターバックスなど)はフレーバーの種類が非常に多い。そのため店員側は「orange」と聞いても「オレンジジュース」なのか「オレンジフレーバーの別の何か」なのかを瞬時に判断しにくく、カタカナ発音が重なると余計に伝わりにくくなるという事情もある。 ## この回の要点 - 「バニラ」はBではなくVの音で始まり、「ニ」も「ネ」寄りの音になるため「ヴァネラ」に近い発音が正解。 - 「オレンジ」は「オウ」に近い二重母音から入りRをしっかり立てる「オーレンジ」が英語らしい発音のポイント。 - カタカナ英語はネイティブには別の音として聞こえ通じないケースが多く、個々の音を意識して修正することが実用上の近道。