#72 「テレビは大きい声を出す人が活躍する」(ゲスト:アンガールズ・山根良顕)
アンガールズ・山根良顕をゲストに迎え、田中卓志との結成経緯とジャンガジャンガ誕生の裏側を語る。「変な芸人を撮る事務所じゃない」と言われた渡辺プロへの入所経緯、ロッチ・コカドとのユニットからジャンガジャンガが生まれた意外な流れ、そして子どもと奥さんをオーストラリアへ送り出した単身生活の話まで詰まった回。冒頭ではこたけが京都のお仕事相談イベントで出会った「変な相談員」とのやりとりも紹介される。
この回が答えていること
アンガールズ・山根良顕はなぜ田中卓志とコンビを組むことになったのか?
山根と田中は広島の大学サークル仲間で上京し、山根の相方は上がり症で本番に喋れず活動停止、田中の相方も結果が出ず解散したため、2人で「笑っていいとも」的なオーディションに挑戦しコンビを結成した。
ジャンガジャンガはどのような経緯で生まれ、なぜロッチのコカドが関係しているのか?
ジャンガジャンガは、ロッチ結成前のコカドと組んだユニット「ギャルガールズ」のショートコントが原型。解散後、爆笑問題の番組「爆点」のオーディション用にこのネタを流用し、ギターを口三味線に、ポーズをダラッとした形に変えて生まれた。
アンガールズは「スタイリッシュな芸人を育てる事務所」だった渡辺プロにどうやって入れたのか?
渡辺プロは当初アンガールズを「スタイリッシュな芸人とはちょっと違う」と敬遠していたが、事務所の方針が「変わった人も取ってみよう」に変わったタイミングでオーディションに合格し、預かり・仮契約・本契約と段階を踏んで入所した。
こたけ正義感が京都の相談窓口イベントで一番の大爆笑を生んだのはどんな場面か?
京都府「お仕事相談窓口」イベントで、相談員アンドウさんに当たる確率を尋ねたこたけに「20分の1ぐらいです」という答えが返り、こたけが返した「では皆さん安心して行ってください」というひとことが一番の大爆笑を生んだ。
山根良顕が海外移住を選ばず日本に残り続ける理由は何か?
山根が海外移住を選ばず日本に残るのは、田中と一緒にアンガールズをやっているのが楽しく、仲のいい友達と仕事をしているような感覚があるため、その関係を離れるのが嫌だからだと本人は話している。
こたけ、京都の相談窓口イベントで「20分の1」の相談員に翻弄される
こたけ正義感は冒頭、京都府が運営する「お仕事相談窓口」のイベントに出演した体験を語った。打ち合わせ段階から「今日は盛り上げてやるぞ」とオーラを放っていた女性相談員のアンドウさんが、本番でも変なことを言い続けたという。エゴグラム診断の研究者を紹介する場面で「確か私の記憶ではもう亡くなっていらっしゃる」と断言し、こたけが「生きてたらどうするんですか」とツッコむ場面や、「一度こうと決めたことも柔軟に変えられる」と自己PRするこたけに「優柔不断ということですね」と言い換えるなど、終始かみ合わないやりとりが続いた。イベントの締めくくりで「ぜひ相談窓口に来てください」と案内する流れになり、こたけが「ちなみにアンドウさんに当たる確率はどのくらいですか」と聞いたところ、「20分の1ぐらいです」という答えが返ってきた。「では皆さん安心して行ってください」というこたけのひとことがその日一番の大爆笑を生んだという。
アンガールズ結成までの経緯
ゲストの山根良顕は「法学部卒業してます」と登場。専攻は国際政治学科で国際法や海洋法を学んだという。芸歴は約26年で、こたけの10年とは大きく開きがある。山根と田中卓志は広島の大学サークル仲間で、4人で上京。当時2人はそれぞれ別の相方とコンビを組んでいたが、山根の相方は上がり症で本番に喋れなくなり活動が停止状態に。田中の相方も結果が出ず解散。その後、2人で「笑っていいとも」的なオーディションに挑戦したのがアンガールズ結成のきっかけだった。
渡辺プロのオーディションも受けたが、当時の事務所はネプチューンやピーピングトムらスタイリッシュな芸人を育てる方針だったため「アンガールズとはちょっと違う」という雰囲気だったという。ところが事務所の方針が変わり「変わった人も取ってみよう」となったタイミングで採用されたのがアンガールズだった。当時は養成所が今ほど整備されておらず、ネタライブで結果を出しながら「預かり」「仮契約」「本契約」と段階を踏む仕組みだったと山根は振り返る。
ジャンガジャンガはコカドとのユニットが原型
アンガールズのブレイクのきっかけ「ジャンガジャンガ」の誕生には、ロッチ結成前のコカドが深く関わっていた。当時コカドはギャルソンズというコンビを組んでおり、アンガールズと「ギャルガールズ」というユニットで活動していた。4人でショートコントを演じ、ブリッジで1人がギターを弾き、残り3人があるプロレスラーのポーズをとる構成だった。ギャルソンズが解散した後、爆笑問題の番組「爆点」のオーディションで「ショートコントを見せてほしい」と言われたアンガールズは、このユニットのネタを流用。ギター担当がいなくなったため口三味線に変え、ポーズもダラッとやる形に変えたものが「ジャンガジャンガ」として世に出た。猫ひろし、HGとともに「変な芸人」として紹介され話題になり、その後エンタの神様やABCの「わらきんの金メダル」でも金メダルを獲得。堀さんや崎山さんら他の芸人が山根のポーズや言い回しを使ってくれたことで認知が一気に広がったという。山根は「コカドに訴えられたら権利的にまずいかもしれない」と笑いながら語ったが、一度も文句を言われたことはないという。
子どもの海外留学と単身生活
山根の子ども(11歳)は奥さんとともに2年間オーストラリアへ留学しており、山根は日本に一人残った。こたけも同じ経験があり、子どもが2歳頃に奥さんが海外の会社に就職して2年間別居状態だったという。「夜何時に寝てもいい」「生活リズムが狂う」「家に帰るとガラーンとしている」と2人は経験を重ね合わせた。山根が移住を選ばない理由については「田中と一緒にアンガールズをやっているのが楽しい。仲のいい友達と仕事しているような感覚で、そこを離れるのが嫌だ」と話した。娘については、インターナショナルスクールに通っていたことに加え、「アンガールズが気持ち悪いと言われていることで娘がいじめられるかもしれない」という心配も移住の後押しになったと明かした。
この回の要点
- ジャンガジャンガは、コカドのいたギャルソンズとのユニット「ギャルガールズ」で演じていたネタを原型として、爆笑問題の番組オーディションで2人用に変形させたものが世に出たもの。
- 渡辺プロ入所は「スタイリッシュな芸人を育てる」方針が変わったタイミングと偶然重なった結果で、山根自身「変わった人も取ろうという空気になった時期に入れた」と語る。
- 山根は子どもと奥さんをオーストラリアへ送り出しながら日本に一人残ることを選んだ理由として、田中とのコンビ活動の楽しさを最大の理由に挙げた。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。