ライトニングカタパルト(Lightning Catapult)いまは日本チャートの100位圏外です
「The Weekndの目からレーザー」#68
DJ松永(クリーピーナッツ)がThe Weekndのアジアツアー(シンガポール・韓国・タイ)に約2週間前座帯同した経験を詳細に語る。150人超のツアースタッフ・目からレーザーを放つ演出など桁違いの規模感、そして2週間同行しながらセキュリティの厚さゆえにThe Weeknd本人とは一度も会えなかったという驚きの事実を明かす。また、仕事のグループLINEをほぼ無視し続けるR-指定の行動を自嘲気味に紹介するリスナーメールのコーナーも展開された。
この回が答えていること
The Weekndの前座として各国でどのようなスタンスでライブに臨んだか?
「欲しがりすぎない」前説に徹した。ウィーケンドファンが主役という自覚から、煽りすぎず「ウィーケンドのライブを一緒に楽しもう」という雰囲気づくりに専念。RがMCで各国語を交えながら会場を温め、松永は淡々と一定クオリティのDJプレイを届けた。
各国のオーディエンスの反応や特徴はどう違ったか?
シンガポールと韓国は2日間で手応えを掴めたが、タイは3日間で最も苦戦。発音まで練習したタイ語MCが逆に盛り下がり、英語や日本語で煽った方が受けるという予想外の結果になった。
The Weekndのツアーはどれほどの規模で、パフォーマンスはどんなものだったか?
ツアースタッフは150〜160人で専属シェフも帯同。5万人規模のスタジアムで2時間、水も飲まずに完璧なピッチで歌い続け、仮面の目からスタジアム全体に届くレーザーを放つ演出も。金製ロボット像などの巨大セットを世界各国に持ち回る規模感だった。
2週間同行したにもかかわらずThe Weeknd本人に会えなかったのはなぜか?
ウィーケンドの入退場時にはスタッフ全員が楽屋に待避させられ、廊下に誰もいない状態を作ってから本人が移動するセキュリティ体制のため。2週間・複数カ国を共にしたが一度も遭遇できなかった。ツアー最終戦のマレーシア公演で会えると期待している。
R-指定はクリーピーナッツの仕事用グループLINEでどのような行動を取っているか?
マネジメントやレコード会社とのグループLINEで、デザイン・映像・音源チェックなどほぼ松永だけが返信している。ただしRAPSTAR収録など自分が多忙なときだけ「今審査中なのでお任せします」と連絡を入れる、という選択的行動が話題になった。
帰国後も日本の空気が合わない?4日連続の体調不良
DJ松永は10月14日に帰国したばかり。The Weekndのアジアツアーにクリーピーナッツとして前座帯同し、シンガポール(2日間)・韓国(2日間)・タイ(3日間)を2週間かけて回ってきた。残るはマレーシア公演(11月4日ごろ)のみ。
帰国後、松永は「日本にいると人と会う機会が少なくて寂しい」と話す。海外ではクルー全員で移動するため常に人と接することができ、むしろそちらの方が「普通の人間の営み」を送れていると感じるという。さらに帰国後4日連続で腹痛・下痢が続いており「日本の空気が合わないのかもしれない」と苦笑いした。
「欲しがりすぎない」——アウェイの前座に徹した各国公演
The Weekndファン5万人規模が集まるスタジアムでのパフォーマンスは、明確なアウェイ環境だ。松永とR-指定が事前に話し合って決めた方針は「欲しがりすぎない」こと。爪痕を残そうと煽りすぎるのではなく、「ウィーケンドのライブを一緒に楽しもう」という前説の役割に徹することにした。
RはMCで各国の言葉を使い盛り上げを図った。「ウィーケンド楽しみだよな!」というフレーズが最も反応を引き出した。シンガポールは2日目で、韓国も2日目でそれぞれ手応えを掴めた。しかしタイは3日間で最も苦戦した。通訳を呼んで正確な発音まで練習したタイ語MCが、なぜか逆に盛り下がり、英語や日本語で煽る方が盛り上がるという不思議な結果に。最終的には「シュッとした」淡々としたライブに落ち着き、それなりに満足できたという。
DJ松永はどの国でも変わらず自分のプレイに徹した。「言葉は一切なく、日本と全く同じプレイ」をするのみだが、海外ではDJの技術への反応が大きく、スキルフルなプレイに明確な手応えが返ってくるのがやりがいだったと語る。
150人スタッフ・専属シェフ・目からレーザー。The Weekndの規模感
帯同して実感したThe Weekndのツアー規模は桁違いだった。スタッフは150〜160人。専属シェフが帯同しており、楽屋の表示に「Abel's Chef(エイベルズ・シェフ)」という札があったほどだ。金製ロボット像など巨大なセットを世界各国に持ち回って設営するコストは想像を絶する、と松永は語る。
パフォーマンスも圧倒的だった。2時間のライブをほぼMCなし・水も飲まず、透き通った完璧なピッチの歌声で走り切り、それを3日連続でこなす。「生物として不思議」と松永が驚いた。さらに松永が「どういう仕組みなんだろう」と首をかしげた演出が、マスクを着用した状態で目からスタジアム全体に届く強さのレーザーを放射するというものだ。「俺らにも用意してほしいけどDJやりづらそう」と笑いを交えつつ、そのスケールに純粋な驚きを示した。
2週間同行してThe Weeknd本人に一度も会えなかった理由
松永にとって特に印象的だったのが、セキュリティの厚さだ。The Weekndが会場に入退場する際、スタッフ全員が楽屋に待避させられ、廊下に誰もいない状態を作ってから本人が移動するという徹底したプロトコルがある。結果として松永は2週間・複数カ国を共にしながら、The Weeknd本人と一度も会うことができなかった。
ツアーの合間にパタヤでスタッフ150〜160人全員でバカンスを挟む余裕もある巨大チームだが、クリーピーナッツはそこには参加できず。それでも松永は「海外の有名アーティストと国外ツアーを回らせてもらうのは前例がないと思う。多分一生ないような経験をさせてもらった」と感謝を口にした。ツアー最終公演のマレーシアでは「さすがに会えると信じている」と期待を寄せている。
RのLINE無視問題とリスナーメール
リスナーメール(ラジオネーム:マリオン)では、在宅勤務の強みを活かして部長からの仕事メールを48時間ほど無視し続けていたところ、同僚からの飲食店情報には即レスしてしまい、その様子が隣に座っていた部長本人にバレて慌てて仕事を片付けたというエピソードが紹介された。
松永はこれをR-指定の行動と重ねた。クリーピーナッツのマネジメントやレコード会社とのグループLINEで、デザインチェック・映像チェック・音源マスタリング確認などはほぼ松永一人が対応しており、RはLINEを読んでいるかすら怪しい。ところがRAPSTAR収録など自分が忙しいときだけ「今審査中なのでみなさんにお任せします」と連絡を入れる、という「忙しいときだけアピール」が恒例になっていると松永は苦笑混じりに語った。
この回の要点
- The Weekndのアジアツアー前座として「欲しがりすぎない」方針に徹したことで各国で好印象を残せた。タイのみ苦戦し、タイ語より英語・日本語MCの方が盛り上がるという意外な結果になった
- ツアースタッフ150〜160人・専属シェフ・目からレーザーの演出と、The Weekndのツアー規模と完成度は想像を超えるものだった
- 2週間複数カ国を共にしながらセキュリティの徹底ぶりによりThe Weeknd本人とは一度も顔を合わせていない。最終公演のマレーシアに期待をかけている
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。