神崎恵&大森葉子の「WONT」いまは日本チャートの100位圏外です
#331 「自分らしいおしゃれ」を考える。おしゃれに見える人と見えない人の差はなぜ起こるのか?
番組3周年イベントに向けて制作したオリジナルグッズ(マスキングテープ・アクリルキーホルダー・ダイカットステッカー・ジャーナリングノート)を詳細にお披露目。その後、神崎恵が海外の女優のレッドカーペットスタイルから得た気づきをもとに、「自分の持つニュアンスとファッションのかけ合わせ」論を展開し、色気は露出で「語らせる」のではなく「匂わせる」ものだという持論を大森葉子と語り合う。
この回が答えていること
3周年イベントではどんなグッズが販売され、どこで買えるのか?
マスキングテープ・アクリルキーホルダー・ダイカットステッカー・ジャーナリングノートの4種。大日本印刷製で品質は高め。イベント会場に加え、リスナーが運営に加わったTSUTAYAのポップアップとオンラインでも販売予定。ただし初回はミニマムロットのため在庫が限られており、購入は一人一点が目安。
グッズ制作で二人がこだわったコンセプトは何か?
「届けるものにはすべてストーリーがなければならない」が指針。番組の内容と直結した実用品に絞り、ジャーナリングノートは毎年書き続けることで前年比を可視化する仕掛け、マスキングテープは番組のパンチラインを印刷しひな形を使えばいつでもアップデートできる設計にした。
好きな服を単体で選んで組み合わせるだけではなぜいけないのか?
好きな服の素敵さと、自分が着た時にそれが素敵になるかどうかは別の話。神崎は「1×1が1以下になることもある」と表現し、本人の持つニュアンスと服のニュアンスが噛み合わないと魅力が相殺・半減してしまうと説明する。
色気を露出で出そうとするとなぜうまくいかないのか?
色気は直接的に見せるほど下品になりやすく、さじ加減を間違えると台無しになる。むしろ色気のある人がジャケットやトレンチなどハンサムな服を着た時に「漂う」感じが最も効く。二人は「語らせる」ではなく「匂わせる」ことが本質だと結論づけている。
おしゃれに見える人と見えない人の差はどこから生まれるのか?
自分の裸になった時の形と持つニュアンスを把握しているかどうかが分かれ目。それを踏まえてかけ合わせを考えないと服に着られてしまう。ゼンデイヤーのように何を着ても負けない人は例外的で、多くは自分の魅力を引き立てる組み合わせの意識が必要になる。
3周年イベントグッズをお披露目
番組は今年3周年を迎えた。節目のイベントに向けて制作したオリジナルグッズは、マスキングテープ・アクリルキーホルダー・ダイカットステッカー(iPhoneやPCに貼れる形抜き型)・ジャーナリングノートの4種。製造は大日本印刷が担当しており、「通常のイベントグッズより品質が高い」と大森は自信を見せた。
ただし初回生産はミニマムロット(最小ロット)のみで、購入は原則一人一点が目安。イベント会場での販売に加え、リスナーが自ら申し出てMD(在庫管理・配分)まで担当するTSUTAYAのポップアップと、オンラインでも取り扱う予定だ。在庫切れの可能性が高く、売り切れた場合は受注方式への切り替えも検討中という。
ノートにはしおり紐(スピン)が2本付き、カラーは神崎セレクト。マスキングテープには番組のパンチラインが印刷され「ひな形があるからいつでもアップデートできる」設計。アクリルキーホルダー用のパンチラインは「第三者にも見える場所に貼るものなので、みんなで気合いを入れられる言葉を選んだ」と神崎が語った。
グッズのコンセプトは「ストーリーのないものは要らない」
大森は「脈絡のないものではなく、番組の内容に合ったものを作れた」と話す。ジャーナリングノートは毎年1冊書き上げることでリスナーと番組が「前年比を可視化できる」仕掛けになっており、「このノートがあれば、ウォントのリスナーといつだって前年比を確認できる」と説明した。
グッズ制作の指針として大森が繰り返したのが「届けるものにはすべてストーリーがなければならない」という言葉。「イベントが終わったら使いようがないものは一切ない」実用性を重視しており、神崎は「このマスキングテープを自分にまき散らしたい。透明人間みたいに全部に貼って歩きたい」と冗談交じりに話した。
海外女優のスタイルから気づいた「ニュアンスのかけ合わせ」
神崎は、フレンチシックなアンニュイな雰囲気が魅力の海外の女優(名前は伏せている)の話を切り出す。ジェーン・バーキンやブリジット・バルドーのようなニュアンスを持つその女優は、ジャケットやトレンチ、パンツ姿だと「アンニュイな美しさが引き立つ」のに、レッドカーペットではほぼ毎回大きく露出した衣装を選ぶ。「下着が透けるコーディネートやギリギリのスタイルがすごく多くて、素敵じゃないなと感じた」という。
この体験から神崎が得たのが「1×1が1以下になることもある」という気づきだ。本人に色気があり、色っぽい服を着ると互いが打ち消し合って半減する。反対に、色気のある人がジャケットやマニッシュな格好をしたときに色気が「匂う」「漂う」――このかけ合わせのバランスが極めて重要だと二人は話す。
色気は「語らせる」でなく「匂わせる」もの
「色気は語らせちゃダメで、漂わせなきゃいけない」と神崎は言う。露出を増やすほど直接的になり、さじ加減を間違えると下品になっていく。ジェーン・バーキンを例に、前髪・ラフなストレートヘア・メイクを抑えた素顔といった要素が「匂わせる」効果を生んでいたと分析する。
「何を着ても服に負けない」例として挙げられたのがゼンデイヤーだ。彼女のスタイリストは大坂なおみのスタイリングも手がけており、ヘルシーな体型の人をあえてキャッチな服で引き立てる組み合わせが得意だと二人は観察する。「色気のさじ加減はハウツーに落とし込みにくい、気配の話」と大森はまとめ、「こうすればこうだよ」とは一概に言えないと認める。
自分の魅力を把握することがおしゃれの出発点
「自分の裸になった時のニュアンスを把握していないと、自分の良さは上手く出せない」と神崎はまとめる。神崎自身「見た目が甘い形なので、甘い服を着ると気持ち悪くなる」と自己分析しており、かけ合わせを意識することで初めて自分らしいスタイルになると語る。単体で素敵な服と、自分が着た時に素敵になるかどうかはまったく別の話——この認識が、おしゃれに見える人と見えない人の差を生んでいると二人は結論づけた。
この回の要点
- 3周年イベントグッズはマスキングテープ・キーホルダー・ステッカー・ジャーナリングノートの4種(大日本印刷製)。TSUTAYAポップアップとオンラインでも販売予定だが初回はミニマムロットのため数量限定、一人一点が目安。
- 「1×1が1以下になる」——本人の持つニュアンスと服のニュアンスが合わないと魅力が相殺される。単体で素敵な服が自分に似合うかどうかは別問題という神崎の気づき。
- 色気は露出で「見せる・語らせる」より「匂わせる」ことが本質。さじ加減を誤ると下品になりやすく、ハンサムな服で漂わせる方が効く。出発点は自分のニュアンスの把握。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。