ポッドキャストクラブJapan Podcast Guide English

Hot Entry! 最新回のゲストは Rol3ert。英語でじっくり語る最新回

問わず語りの神田伯山 · コメディ

「日本講談協会フェス」開催!〜伯山が10代の頃感動した映画「リリイ・シュシュのすべて」を語る

2026-09-25 · 29分 · 2分で読める

台風直撃の中で開催された「日本講談協会フェス」の舞台裏を、神田伯山が語る回。愛山先生との深夜・早朝の電話のやり取り、代演の算段、そして公式キャラクター「借代君・借丸君」グッズが大爆死した顛末が明かされる。後半は第48回ぴあフィルムフェスティバルに登壇し、10代で衝撃を受けた映画「リリイ・シュシュのすべて」を見返した感想を語る。

この回を聴く 番組ページへ

この回が答えていること

  • 台風直撃の中で日本講談協会フェスを開催するかどうか、どう判断したのか?

    年間運営費の大半をこの興行で賄っており中止にすれば保険もなく大赤字になる上、会場が地下鉄直結で電車が動けば客も来やすいため、伯山は「電車が動いているうちはやる」と開催の方向で判断した。

  • 愛山先生との電話でどんなやり取りがあったのか?

    夜に「電車が動いていれば来てほしい」と伝えたが要領を得ず電話は終了し、翌朝再度電話すると先生から「行くのか、行くんかい」と言われ、結局先生は来場することになった。

  • 梅之丞との代演の相談はどんな内容だったのか?

    愛山先生が来られない場合に備え、持ちネタ「ぼろ茶屋」35分を前半と後半に分担して代演する案を決めたが、先生が結局来場したため相談は結果的に不要になった。

  • 公式キャラクター「借代君・借丸君」のグッズはどれくらい売れたのか?

    公式キャラクター「借代君・借丸君」のチケットフォルダーを200個用意したが、開演時点で売れたのはわずか14個という大爆死ぶりで、伯山が高座でネタにした後に売れ行きが伸び最終的に完売した。

  • ぴあフィルムフェスティバルで見返した「リリイ・シュシュのすべて」の感想はどう変わったのか?

    10代の頃は衝撃的な一本だったが、20数年ぶりに見返すと「腰が抜けるほどつまらなかった」と正直に感じ、トークイベントでもその感想を貫いた。

台風直撃、開催かどうかの決断

9月21日、日本講談協会フェスの当日は台風が直撃する予報だった。前日には他の落語会や講談会が軒並み中止を決める中、日本講談協会フェスだけは開催の方向で動いていた。理由は年間運営費のほとんどをこの興行で稼いでいるから。中止にすれば保険もなく大赤字になってしまう。会場の大手町ホールは地下鉄直結で、電車さえ動いていれば比較的お客も来やすい立地だったこともあり、伯山は「電車が動いているうちはやる」という判断に傾いていった。

愛山先生との深夜・早朝の電話

夜8時、日本講談協会会長のまさみ先生から電話が入り、心配性で知られる愛山先生と直接話してほしいと頼まれる。愛山先生は小田急線沿線に住んでおり、台風で電車が動くか不安がっていた。伯山は「電車が動いていれば来てほしい」と伝えるも要領を得ないまま電話は切れる。その後すぐに弟子の梅之丞に電話し、愛山先生が来られない場合に備えて代演を相談。持ちネタ「ぼろ茶屋」35分を前半・後半で分担する案を決めた。翌朝、雨が強まる中で再度愛山先生に電話すると、まさかの「行くのか、行くんかい」という展開になり、結局先生は来場することに。梅之丞との代演の相談は結果的に不要になった。

田鍋一家の“無駄遣い”な使われ方

当日、愛山先生は今勢いに乗る講談師・田鍋一家に連絡を取り、小田急線の運行状況をSNSでリアルタイムに報告させていた。「大手町ホールに無事着いた模様です」という投稿に、伯山は「今飛ぶ鳥落とす勢いの田鍋一家をこんな使い方するなんて」と笑いながら振り返った。

グッズ大爆死とお客様の温かさ

開場してみると来場率は8割ほど。日本講談協会の公式キャラクター「借代君・借丸君」のデビューグッズとしてチケットフォルダーを200個用意したが、開演時点で売れたのはわずか14個という大爆死ぶりだった。伯山が高座で「皆さん責任を感じてほしい」とネタにしたところ、その後売れ行きが伸び、最終的には完売したという。師匠である84歳の人間国宝は交通費のみの出演だったため赤字状態で、送迎を頼んだアルバイトの堀口君にも私費で交通費を渡すなど、伯山自身が身銭を切って支えた興行だったが、台風の中でも駆けつけた常連やリスナーの存在に助けられ「大成功」と総括した。

ぴあフィルムフェスティバルで語った「リリイ・シュシュのすべて」

第48回ぴあフィルムフェスティバル2026に「10代で見たい・私を変えた映画たち」という企画で登壇し、岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」(146分)を選んだ。市原隼人らが出演し、いじめや孤独を描いた同作は、10代の伯山にとって衝撃的な一本だった。しかし今回20数年ぶりに見返したところ「腰が抜けるほどつまらなかった」と正直に告白。トークイベントでもその感想を貫き、ディレクターの荒木さんや監督の達嶋さんとは対照的な温度差のまま30分の予定が60分に及ぶトークとなった。終演後には熱心なリスナーだったという若いスタッフから声をかけられ、サイン・写真撮影に応じるという一幕もあった。

この回の要点

  • 台風直撃でも講談協会フェスを強行開催、電車の運行を判断基準に前日夜と当日早朝に愛山先生と電話で調整した
  • 公式キャラクターグッズは200個中14個しか売れず大爆死したが、高座でネタにして完売に持ち込んだ
  • 10代で衝撃を受けた「リリイ・シュシュのすべて」を20数年ぶりに見返したら『腰が抜けるほどつまらなかった』と感じた

神田伯山日本講談協会リリイ・シュシュのすべてぴあフィルムフェスティバル台風

この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。