お悩み解消コーナー「相談は踊る」
25歳の女性リスナー「ふさふさ」さんが、3か月付き合った彼氏に「仕事が忙しくて恋愛に向き合えない」と告げられ振られた経験を相談。1年後の再会をひそかに期待しながらも、自分が都合よく解釈していないか確かめたいと、客観的な意見を求めた。スーさんは「He's just not that into you」という言葉を軸に、別れの本当の理由と今後の恋愛指針を率直に語った。
この回が答えていること
「仕事が忙しい」を理由に3か月で振られた場合、それは本当の理由なのか?
スーさんによれば、おおよその場合は本当の理由でなく「悪者になりたくない」ための口実。本当に好きなら仕事が忙しくても追いかけるし、別れを選ばないというのが基本的な傾向だとした。
別れ際に「1年後にまた会おう」と言われたことには、どれほどの重みがあるのか?
「1年後に会おう」も、その場の答えを先延ばしするための言葉に過ぎないとスーさんは見る。問われれば断りにくいため「いいよ」と言うだけで、深い約束ではないと指摘した。
1年後の再会を楽しみに待ちながら過ごすことは、スーさんの目にどう映るか?
客観的には「大してあなたのことが好きでもなかった男を1年待つのはもったいない」と映る、とスーさんは率直に答えた。ただし気持ちを止めることはできないし、自分を責める必要はないとも伝えた。
「He's just not that into you」という言葉はどこから来ていて、何を意味するのか?
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の伝説的なバーガー回で生まれたフレーズ。脚本家グレッグ・ベーレントが同名の本を著し、日本語版は「そんな彼なら捨てちゃえば」として翻訳出版されている(現在は絶版・中古で入手可能)。
今後の恋愛でどんな相手を選び、どういう姿勢で臨めばよいのか?
自分との関係を自然に優先順位高く考えてくれる人を選ぶこと、そして向こうに気がないのに一方的に追いかけることは避けた方がよいとスーさんはアドバイスした。
相談の内容――3か月で「仕事が忙しい」と告げられた別れ
ラジオネーム「ふさふさ」さん(25歳・女性)は、3か月付き合った彼氏に「仕事がとても忙しく、恋愛のことを考える余裕がなくなった」「勝手でごめん」と告げられ振られた。彼女自身は来年から転職して彼と同じ業界で働くことが決まっており、先日その職場で1日働いて、初めて「仕事が忙しい」とはこういうことかと実感したという。
別れ際、「1年後にもう一度連絡したら会ってくれる?」と聞くと、彼は「いいよ」と答えた。ふさふささんはその再会をとても楽しみにしながらも、自分が都合よく解釈しているのではないか、相手との関係を客観的に見られていないのではないかと不安を感じている。友人たちは「彼は不器用」「タイミングの問題」と慰め、母親は「忘れな」と言う。肯定も説得もいらない、ただ客観的な意見がほしいとスーさんに問いかけた。
スーさんの見立て――「He's just not that into you」
スーさんは「英語で言うと *He's just not that into you*」とズバリ答えた。「単純にそこまであなたに興味がなかっただけ」という意味だ。本当に興味があればおおよその人は追いかけるし、仕事を理由に別れを選ばない。「仕事が忙しい」という別れの理由は、悪者になりたくないための口実である場合がほとんど。「1年後に会おう」も、その場を丸く収めるために「いいよ」と言っただけとスーさんは見る。
この言葉の出典はドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の伝説的な一場面にある。主人公キャリーの元交際相手・バーガー(ポストイット一枚で別れを告げたことで知られる男)が、女性グループの会話の中で「He's just not that into you」と放つ回だ。あまりに多くの人の心に刺さったため、脚本家グレッグ・ベーレントが同名の書籍を執筆。日本語版は「そんな彼なら捨てちゃえば」というタイトルで翻訳されており、現在は絶版のためブックオフなど中古店で探せる。スカーレット・ヨハンソンらが出演する映画版もあるが、スーさんは「本の方が本質をついている」と推薦した。
お母さんの「忘れな」が正解
スーさんは「お母さんと私、意見が同じ」と言い切った。友人たちが優しさで「不器用」「タイミングの問題」と言っていても、心の中では「本当に好きなら仕事を理由に別れにしない」と思っているはず。ふさふささん自身がスーさんに客観的な意見を求めてきたこと自体、どこかで薄々わかっていたからではないかとも指摘した。
スーさん自身も30代前半に大失恋をして20キロ痩せ、周囲に支えてもらった経験があると打ち明けた。「あの時は大きな意味があることのように語っていたが、ただの失恋だった。1年後には彼氏ができていた」と振り返り、「自分が一番信用ならない」と笑いとともに語った。
小笠原さんの視点――付き合っている間は対等に
小笠原さんは「忙しいから別れるという発想がない」と断言。若い頃、今の妻と交際中は自分も多忙だったが、車で夜中に会いに行き、そのままスタンバイで朝を迎えるような生活をしていたと話した。「忙しいなりに何とかできないかとお願いするのが普通」という立場から、ふさふささんに対しては「付き合っている間は言いたいことをちゃんと言う、対等でいてほしい」とアドバイスした。
1年後に向けて――自分を優先してくれる人を選ぶ
スーさんは「1年後に会いたいという気持ちは否定しない」としながらも、客観的には「大してあなたのことが好きでもなかった男を1年待つのはもったいない」と率直に伝えた。もし1年後に相手から寂しい時に連絡が来ても、そこに深い意味を見出さず「お元気、じゃあね」と流せるかが大事とも言う。
今後の恋愛では「自分との関係を自然に優先順位高く持ってくれる人」を選ぶこと、向こうに気がないのに一方的に追いかけないことが大切だと強調。25歳でここまで自分の感情を冷静に見ようとしているふさふささんの姿勢を「本当に賢い」と評価しつつ、「この感情になる自分を責めないで」と締めくくった。
この回の要点
- 「仕事が忙しい」という別れの理由は、おおよその場合は悪者になりたくないための口実であり、「1年後に会おう」も同様に先送りの言葉に過ぎないとスーさんは指摘した。
- 「He's just not that into you」はドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』発の言葉で、書籍『そんな彼なら捨てちゃえば』(現在絶版・中古入手可)として体系化されている。
- 今後の恋愛では、自分との関係を自然に優先してくれる相手を選び、一方的に追いかける関係は避けることが勧められた。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。