10月25日(日) GMO「能動的サイバー防御」適用を政府に要請、中国系AIのARTEX悪質改造が横行
GMOインターネットグループがFXサービスへの不正アクセスを受け、政府に「能動的サイバー防御」の適用を緊急要請したことを報じた。また、開発停止後も第三者が改造を続ける中国系AIツール「ARTEX(アルテックス)」のサイバー攻撃悪用が広がっており、企業への警戒を呼びかけた。結びには担当の横田加穂が鎌倉・銭洗弁財天での参拝エピソードを語り、「ギザ十を惜しむ小学生」に時代の変化と不変を感じた一幕を紹介した。
この回が答えていること
GMOインターネットグループはなぜ政府に能動的サイバー防御の適用を要請したのか?
FX取引サービスへの不正アクセスを受けたGMOインターネットグループが、攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の適用を政府に緊急要請したと2026年10月24日に発表した。サイバー攻撃に先手を打つ法的枠組みの整備を求める動きである。
中国系AIツール「ARTEX」をめぐってどのような問題が起きているのか?
開発者がARTEXの公開を停止した後も、第三者がダウンロード済みのツールを改造して攻撃力を高めたバージョンを流通させており、国内の不正アクセスにも悪用されているとされる。企業はさらなる警戒が必要と指摘された。
ムーディーズはフランス国債の格付けをどう判断し、今後の見通しはどうか?
ムーディーズは2026年10月23日、市場予想に反してフランス国債の格付けを据え置いた。ただし財政再建策の後退や金利上昇が続けば格下げに動く可能性を示唆しており、市場の警戒は続く見通しである。
富士山会合でアメリカ駐日大使はどのような提唱をしたか?
日米の有識者が集う富士山会合(2026年10月24日、都内)でアメリカのグラス駐日大使が、日米の抑止力強化のため、日本をインド太平洋地域のドローン生産拠点にすべきだと提唱した。
Cloudflare CEOはPHPの脆弱性問題に関連してどのような予告をしたか?
Cloudflareのマシュー・プリンスCEOは2026年10月23日の取材で、今後別のソフトウェアでもPHPと同様の深刻な脆弱性が公表されると予告した。同社はOpenAIとともにPHP脆弱性への事前対策にあたっていた。
GMO、能動的サイバー防御の適用を政府に緊急要請
GMOインターネットグループは2026年10月24日、FX取引サービスへの不正アクセスを受けたことを受け、サイバー攻撃に先手を打って被害を防ぐ「能動的サイバー防御」の適用を政府に緊急要請したと発表した。不正アクセスが発生してから事後対応するのではなく、攻撃前に遮断・無力化する仕組みの整備を国に求めるもので、民間企業がこうした要請を行うこと自体が注目される。
中国系AIツール「ARTEX」の悪質改造が拡散——開発停止後も脅威継続
国内の不正アクセスへの悪用が疑われている中国系AIツール「ARTEX(アルテックス)」をめぐり、悪質な改造版の拡散が問題となっている。開発者は公開をすでに停止しているが、第三者がダウンロード済みのARTEXを改造して攻撃力を高めたバージョンを作成・配布しており、被害が続いている。公式サポートが終わった後も脅威が持続するという、近年のサイバー攻撃の典型的なパターンであり、企業は引き続き警戒を強める必要があると報じられた。
フランス国債格付け、ムーディーズが据え置き——市場の警戒は続く
アメリカの格付け会社ムーディーズ・レーティングスは2026年10月23日、フランス国債の格付けを市場予想に反して据え置いた。一時は格下げが懸念されていただけに、即座の悪化は回避された形だ。ただムーディーズは、財政再建策が後退したり金利上昇が続いたりする場合は格下げに動く可能性を示唆しており、市場の警戒感は払拭されていない。
富士山会合:米駐日大使「日本をドローン生産拠点に」
日本経済研究センターと日本国際問題研究所が2026年10月24日に都内で「富士山会合」を開催した。日米の有識者らが国際問題を議論するこの会合で、アメリカのグラス駐日大使は、日米で抑止力を高めるために日本をインド太平洋地域のドローン生産拠点とすべきだと提唱した。防衛産業の日本への集積を求める発言として注目される。
CloudflareのCEO「PHPに続く深刻な脆弱性が出る」と予告
アメリカのネットインフラ大手CloudflareのマシュープリンスCEOは2026年10月23日の取材で、今後別のソフトウェアでもPHPと同様の深刻な脆弱性が公表されると予告した。CloudflareはOpenAIとともにPHPの脆弱性発覚時に事前対策に当たっていた。具体的なソフトウェア名には触れなかったものの、業界関係者への注意喚起となる発言だ。
担当者コラム:鎌倉・銭洗弁財天で感じた「変わらないもの」
担当の横田加穂は先日、神奈川県鎌倉の銭洗弁財天を訪れた。修学旅行シーズンと重なったのか小学生が多く、その様子を眺めながら時代の変化を感じたという。自分が子供のころは手作りのナップザックにステンレス水筒・麦茶・ソフトクリームが定番だったが、今の小学生はおしゃれなリュックを背負いスターバックスのカップを片手に歩いていた。一方で参拝後、賽銭箱の前で財布を見つめ「小銭がこれしかねえ、でもギザ十はあげられねえ」と叫んだ男の子の姿に、思わず吹き出した。ギザ十(縁にギザギザがついた10円玉)を集めたがる習慣は今も昔も変わらないのだと、不思議な温かさを覚えたと語った。
この回の要点
- GMOがサイバー攻撃被害を受け「能動的サイバー防御」の法整備を政府に緊急要請した。民間からの働きかけとして異例。
- 公開停止後も第三者が改造を続ける中国系AIツールARTEXが国内不正アクセスに悪用されており、企業の継続的な警戒が必要。
- CloudflareのCEOが「PHPに続く深刻な脆弱性が別ソフトで公表される」と予告。セキュリティ対策の重要性が改めて浮き彫りに。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。