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イースト駅前クリニック presents 川島明のねごと · コメディ

久しぶりのニューヨークと「大阪・東京吉本常識クイズ」

2026-10-04 · 1時間19分 · 4分で読める

川島明(キリン)とハンタロウが、ニューヨーク(屋敷裕政・嶋佐和也)をゲストに迎えてトーク。バカソウル・ワンダーキャンプ・ワンダートレーンなど2010年前後の東京吉本の混沌した時代を振り返り、横浜中華街の水族館や沖縄のお化け屋敷といった変わり種ライブ会場の爆笑エピソードが連発する。後半では嶋佐が収録を完全に忘れて大幅遅刻で乱入したのち、「大阪・東京吉本常識クイズ」がスタートし、第1問の答えとして2丁目劇場時代の伝説「井ノ口さんのパン」が明かされる。

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この回が答えていること

  • バカソウルとはどんな番組で、当時の若手芸人にとってどんな存在だったか?

    東京吉本の若手芸人が多く出演した番組で、司会者がスタジオに構え、若手がライブハウスでネタを披露してVTRで見せる形式だった。2700やジャルジャルはリズムネタで頭角を現し、大野児さんは毎回のように出演。大阪出身の川島には「怖い」存在で、当時ゴタンダで一人暮らしをしながらアニメキャラグッズを集めて売ろうとするネタをやっていたが全くウケなかった。

  • ワンダーキャンプとはどういうイベントで、ワンダートレーンとは何だったか?

    吉本が山手線全駅をジャックするという大規模イベントで、新宿・品川の劇場に加え、多摩方面のボーリング場や銀座方面でも芸人がネタを披露した。トーナメントでは石橋あそぼさんが優勝。ワンダートレーンは実際の電車内でコント芸人がネタをやる企画だったが客が乗らず不発に終わり、暇を持て余した芸人が車内で釣り竿を出して車掌に叱られるという一幕もあった。

  • 横浜中華街の水族館や沖縄のお化け屋敷など、吉本の変わり種会場ではどんなエピソードがあったか?

    横浜中華街の吉本面白水族館では田村(キリンの相方)が土管をネタに使い、ファイブギャップのトモさんはズラをつけて出演していたが水しぶきで濡れてハゲがバレ、小魚で頭を隠すという伝説が生まれた。沖縄のおもろお化け屋敷では芸人がお化け役で待機してギャグを披露する趣向だったが、平日の雨の日は客がゼロで本物の幽霊だけが笑っていた——という笑えない状況も起きた。

  • ニューヨーク嶋佐はなぜ大幅に遅刻して収録に現れたのか?

    同日夜に生放送があると思い込んでいたが前日にそれがないと判明し休みと誤解。スポンサーの宮山さんからのラインで「明日よろしく」という連絡を受けて「ありがとー」と返信していたにもかかわらず、この収録自体を完全に頭から消去していた。本人も「言い訳のしようがない」と認めた。

  • 大阪・東京吉本常識クイズの第1問「これで若手が生き延びた食べ物」の答えは何だったか?

    答えは「井ノ口さんのパン」。2丁目劇場時代から若手を見続けてきた吉本の女性社員・井ノ口さんが、実家のパン工場から賞味期限ギリギリのパンを大量に持ち込み、お金のない若手芸人全員が取り合って食べつないだ。井ノ口さんのデスクに写真を飾られた芸人は売れるという伝説もあり、川島だけは飾ってもらえなかったという苦い後日談も明かされた。

バカソウルと2010年代初頭の「混沌」

屋敷裕政(ニューヨーク)が登場するや否や、話はいきなり2010年前後の東京吉本の混沌した時代へ飛んだ。キーワードはバカソウル。スタジオで司会者が仕切り、若手がライブハウスでネタを披露してそのVTRをスタジオで見せるという形式の番組で、東京吉本の芸人を中心に多くの若手が出演した。2700やジャルジャルはリズムネタで存在感を示し、大野児さんは毎回のように登場していたという。一方で大阪出身の川島はバカソウルに出られておらず、当時ゴタンダに一人暮らしで「背伸びして住んでた」時期。売れたい一心でアニメキャラのグッズを集めて演説するようなネタをやっていたが全くウケなかったと苦笑いで振り返る。ホーマンの風がバカソウルで大爆発したことも話題に上り、「あれが今あればめっちゃ助かる」とゲーム動画やコンテンツとしての可値の話に発展した。

ワンダーキャンプ:山手線全駅吉本ジャック作戦

バカソウルの話から自然に流れてきたのがワンダーキャンプ。「山手線の全駅に吉本芸人がジャックしてます」というコンセプトで、新宿のルミネ、品川の劇場といったメイン会場に加え、多摩方面の駅上にあるボーリング場や銀座方面でも芸人がネタを披露するという大規模なイベントだった。ハンタロウは「そんな電車を巻き込んだことをやってたとは知らなかった」と驚き、川島も「ワンダーキャンプってそんなことだったの」とその全貌を把握していなかったと告白。ワンダーキャンプ内にはトーナメント形式の大会もあり、石橋あそぼさんが優勝。川島とハンタロウは当時1年目か2年目で1分ネタをやって負けて終わった記憶があるという。

一方で「ワンダートレーン」と呼ばれる電車内での芸人ネタ披露企画も存在した。コント芸人が座席の間を歩きながらネタをやる趣向だったが客が乗らず不発。宮城さんやサバンナの野上さんといったいわゆる筋肉系芸人がズラッと乗り込んでいるのに客席ガラガラという状況が生まれ、暇を持て余した芸人が車内で釣り竿を伸ばして車掌に注意されたというエピソードも飛び出した。東京ラフ&ピースのもとでワンダーキャンプは幕を閉じ、次の場所は沖縄へと移っていったと語られた。

水族館・お化け屋敷・ファミマ…吉本の変わり種会場列伝

続いては吉本の変わり種会場エピソードが次々と飛び出した。横浜中華街の「吉本面白水族館」では、キリンの田村が土管の前に立って「あいつ土管に住んでたみたいなやつ」をやり、ファイブギャップのトモさんはズラをつけて出演していたが水しぶきで濡れてしまいその場でハゲがバレ、小魚で頭を隠すという伝説のエピソードが生まれた。

沖縄の「おもろお化け屋敷」は、芸人がお化けに扮してお客さんが来るのを暗がりで待ち、来たらギャグをやるという企画。センサーのランプが点灯して初めてお客さんが来たと分かる仕組みだったが、平日の雨の日はランプが一切点かず、本物の幽霊だけが「ジョーク」と言って笑っていたという笑えない状況に。「3人でやって客が3人、13年やってお化けが一番腹を空かせた」という言葉も飛び出した。

新宿大久保近くのファミリーマート内には本当に小さなステージが作られており、吉本の天内放送などが行われていた。秋葉原でのポテト少年団のイベントでは、映画館のステージかと思って出ていったら平均台ほどの細い舞台でトークをさせられ「体幹が鍛えられた」と振り返る。大宮セブンの前身とされる「ロビーズ」がルミネのロビーで単独公演をやっていたという証言も出た。共通する感想は「屋外だと笑いが抜ける」で、やはり通常の劇場が一番やりやすいという結論に落ち着いた。

嶋佐、「完全に忘れてた」で乱入

ワンダーキャンプや各会場の話で大いに盛り上がっているところへ、ニューヨークの嶋佐和也が遅れて乱入。屋敷が普通に番組冒頭から出演していたのとは対照的に、嶋佐は収録が相当進んだタイミングで登場した。理由を聞けば「今日夜に生放送がある」と思い込んでいたが前日に中止が判明し、そのまま休日気分になっていたとのこと。スポンサーの宮山さんからのラインに「明日よろしく」とあって「ありがとー」と返信していたにもかかわらず、この収録そのものを「完全に忘れてた」と言い、本人も「言い訳できないですけど」と認める始末だった。

大阪・東京吉本常識クイズ第1問:「井ノ口さんのパン」

CM明けからいよいよ本編企画「大阪・東京吉本常識クイズ」がスタート。大阪デビュー組の川島・ハンタロウが大阪クイズ担当、東京吉本出身のニューヨークが東京クイズ担当となり、「同じサイドの人間もクイズに答えることで本当に常識かどうか判定する」というルールが設けられた。

ハンタロウが出した第1問は「お金がなくてご飯が食べられなかった時代、これのおかげで全員が生き延びた食べ物は何?」。答えは「井ノ口さんのパン」。2丁目劇場時代から若手を見続けてきた吉本の女性社員・井ノ口さんが、実家のパン工場から賞味期限ギリギリのパンを大量に持ち込んでくれ、お金のない若手芸人たちが取り合って食べつないだというもの。珍しいジャムが挟まったパートが一番人気で、若手の中でも一番下の川島たちは「妖怪が挟まったパン」と形容される珍しいものが回ってきたとも語られた。

加えて「井ノ口さんのデスクに写真を飾られた芸人は売れる」という伝説も紹介された。次長課長や野生爆弾は飾られていたが、川島だけはなぜか飾ってもらえなかったという苦いエピソードも明かされた。また、品川祐さんが若手のイベント終わりに自分の私服を「良かったら持ってって」と大量に持ち込んでくれた話なども挙がり、当時の先輩芸人たちによる若手へのやさしさが随所で語られた。

この回の要点

  • 2010年前後の東京吉本はバカソウル・ワンダーキャンプ・ワンダートレーンなど前衛的企画が乱立しており、大阪出身の川島ら若手には全貌さえ把握できていなかった混沌した時代だった。
  • 水族館・お化け屋敷・ファミマ店内・電車内など吉本の変わり種会場はいずれも「屋外は笑いが抜ける」という共通の教訓を残し、軒並みウケが悪かった。
  • 2丁目劇場時代の貧しい若手芸人の命綱だった「井ノ口さんのパン」は実在の伝説で、デスクの写真に飾られた芸人が売れるという都市伝説まで生まれていた。

吉本興業バカソウルワンダーキャンプニューヨーク(お笑い)2丁目劇場

この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。