#230 根不遜
東京のライブ会場を巡る中で出会ったおっぱしょいしやおみるくのホリーといった事務所系芸人の話を軸に、M1二次予選やキングオブコントを控えた近況を語る回。そして最大のトピックは、そしなさん主催の「不遜マン」大会でヒガシが初代チャンピオンに輝いたこと。当日の過酷なスケジュールと手応えのなさ、決勝直前の状況まで赤裸々に明かす。
この回が答えていること
新宿バティオスB1はどんな会場だったか
ハート型に客席が二分される変則レイアウトで、演者の目の前左右両側にお客さんが広がる衝撃的な構造。経営ダッシュさんのライブで初めて訪れ、空調完備でバティオスは一番良い劇場と教えてもらった。
おみるくのホリーはなぜライブで目立っていたか
告知タイムにイベント宣伝をせず延々と自分の話をしゃべり続け、相方は後ろでシワだらけの白いシャツのまま立っているだけ。オードリーの春日さんらが名前を出したことで存在感が増し、その長い告知が一種のキャラとして成立している。
「不遜マン」とはどんな大会で、結果はどうだったか
そしなさんへの「不遜」な態度を競う大会で、ヒガシが初代チャンピオンに輝いた。シード組の動画が100万回再生に迫るなど注目度が高く、決勝はヒガシとアラカーの2人による「差し」(直接対決)形式だった。
不遜マン当日のスケジュールはどれほど過酷だったか
ルミネで収録→渋谷→移動1時間半→面談→不遜マンの料理コーナー→そしなさんとの1対1トーク、という強行軍で睡眠も入浴もなし。移動中から頭がぼーっとした状態が続き、面談で何を話したかもほぼ覚えていないほど消耗した。
おっぱしょいしが注目される理由は何か
ゴールドライブで今年すでに約10回優勝しており結果が出ている。吉本の芸人が丸く磨かれていく中、事務所系の劇場では尖った荒削りな芸が今も見られ、そういう新鮮さが魅力だとふたりは語っている。
10月突入、東京ライブ巡りのリポート
10月に入り、M1グランプリの二次予選が近づく中、ふたりは東京各地のライブ会場に足を運んでいる。そのひとつが新宿バティオスB1。経営ダッシュさんのライブ(ハマカンさん、トンブラン未聴者さんらが出演)で初めて訪れた会場は、客席がハート型に二分されており演者の目の前左右にお客さんが広がる独特の構造だった。「衝撃場」と呼びたくなるレイアウトで、しかも空調が完備されているため「バティオスは一番いい劇場」とその場にいた大先輩・大場所一氏に教えてもらったという。東京では空調すらない会場も多いと聞き、改めてバティオスの恵まれた環境を実感した。
おっぱしょいし、そしておみるくのホリー
今回のライブ巡りで印象に残ったのが「おっぱしょいし」というコンビ。ゴールドライブでは今年すでに約10回優勝しており、吉本以外の事務所ならではの尖った芸風が光る。吉本の劇場では経験を積むうちに芸が「丸く」なっていく傾向があるが、独立系の劇場ではまだ荒削りなまま突き進む芸人が多く、その新鮮さがむしろバラエティ向きにもなり得るとふたりは語る。
同じライブの告知コーナーで強烈な存在感を放っていたのが「おみるくのホリー」。他の出演者がイベント宣伝をする告知タイムに、自分の話を延々とひとりで続け、相方は後ろでシワだらけの白いシャツのまま黙って立っているだけ。オードリーの春日さんがラジオで名前を挙げたことも話題になっており、長すぎる告知が一種のキャラとして成立してしまっているという。MCに「またお前か」と言われる存在になっている様子が可笑しい。
「不遜マン」大会——ヒガシ、初代チャンピオンに
この回最大の話題が「不遜マン」大会。そしなさんという大先輩に対して最も不遜な振る舞いができるかを競う大会で、ヒガシが見事初代チャンピオンに輝いた。シード組の動画は100万回再生に迫るほどの注目を集め、大崎やアラカーといった強豪も名を連ねていた。
不遜とは何かについてふたりは「失礼ボケに近い、でも尊敬がにじむ」「自分なりの不遜を持ち寄る大会」と説明する。クシーノはそしなさんへの愛が見えすぎて不遜と判定されなかった例として挙げられた。裏田は別角度で印象的だったが「あれは不遜ではない」と評される。
ヒガシ自身は町中でも「不遜してもらっていいですか」と後輩から声をかけられるほどの影響力を実感。新宿の魚屋さんの食堂でひとりで飯を食べていたら横のカップルに気づかれ、「ちょっと不遜してもらっていいですか」と言われた——が、当然断ったというエピソードも披露した。
当日は過酷な強行軍、手応えも覚えていない
不遜マン当日のスケジュールはルミネでの収録→渋谷でのロケ→1時間半の移動→そしなさんとの面談→料理コーナー→1対1のトークという連続で、睡眠も入浴もなし。道中ずっと頭がぼーっとした「何が不遜かわからない状態」が続き、面談で何を話したかも「ほぼ覚えていない」と打ち明ける。そしなさん側が振ってくれたことに答えただけだったと思うと振り返り、「とにかく必死にやっていたことだけ分かってほしい」と語った。
決勝はヒガシとアラカーの2名が残った「差し」(1対1の直接対決)形式。収録時点(9月29日)でふたりだけが残っており、劇場での最終決戦を経て優勝が決まった。ファンから「どうなったんですか」と心配の声が届いていたが、配信まで結果を伏せていたため「黙っといてくれ」と思いながら過ごしていたという。
ダムチャンネル80回、今後の展望
ふたりのYouTubeチャンネル「ダムチャンネル」は80回を迎えた。カラオケ店内の映像コンテンツにも採用されるなど露出が広がっている。今後の展望としては、東京の事務所系ライブへのゲスト出演も増えており、シアター・モリエールや新宿バッシュなど未訪問の会場にも興味津々。大阪の吉本芸人が東京の別事務所のライブに出るという珍しさがかえって新鮮な驚きを生むのでは、と前向きに語って締めくくった。
この回の要点
- ヒガシが「不遜マン」大会で初代チャンピオンに輝き、当日は睡眠・入浴なしの強行軍で手応えも覚えていないほど消耗していた
- 吉本の劇場で磨かれた芸人とは対照的に、事務所系の尖った荒削りな芸人(おっぱしょいしら)の新鮮さが東京ライブの魅力だとふたりは感じている
- おみるくのホリーの「告知タイムで自分の話を延々とする」スタイルが独自のキャラとして浸透しており、MCから「またお前か」と言われる存在になっている
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。