# 9月23日(水)「支出増やしたい」食料品が16%で過去最高、ソフトバンク空飛ぶ基地局 - Show: ヤング日経(サクッとわかるビジネスニュース) - Published: 2026-09-22 - Canonical: https://podc.club/episode/1542073848_c4dbe377ec6b.html - Audio: https://traffic.megaphone.fm/NRBC8636767517.mp3 - Source: この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。 節約志向が強い中でも食料品への支出意向が16%と2022年の調査開始以来最高を記録し、ソフトバンクは無人航空機を使う「空飛ぶ基地局」(HAPS)の実証に高知県上空で成功した。さらに国内カメラ市場では、アメリカのコダックが低価格コンデジで2万〜3万円帯の空白を突き、キヤノンが20年以上守ってきた台数首位の座を奪取するという異変が起きた。博報堂DYホールディングスの調査ではコンテンツへの年間支出が1人平均8万1022円と高水準で、映画館などリアル体験への支出拡大が目立つ。 ## この回が答えていること ### 食料品への支出を増やしたいと答えた割合は何%で、どのような背景があるか? 今後消費額を増やしたいものとして食料品を選んだ割合は前年比1ポイント上昇し16%で、2022年の調査開始以来最高を記録した。節約志向が根強い中でも生活の質に直結する食品への関心は高まっており、若年層での傾向が特に顕著だという。 ### ソフトバンクが高知県上空で実証したHAPSとはどういう技術で、何が確認されたか? HAPSとは無人航空機を活用する「空飛ぶ基地局」で、通信機能を備えた飛行船を高知県上空に飛ばして実証した。音声通話やドローンの制御など大容量通信が可能なことを確認し、地上インフラ被災時も通信を維持できる災害時の新たな通信インフラとして整備が急がれる。 ### なぜコダックは国内カメラ市場でキヤノンを台数首位から逆転できたのか? コダックは2万〜3万円という低価格のコンパクトデジタルカメラで日本市場に参入し、スマートフォンの普及で日本メーカーが撤退した空白地帯を開拓したことで、2025年度に台数首位を守り続けてきたキヤノンを逆転した。 ### 博報堂DYホールディングスの調査でわかったコンテンツ消費額と伸びたジャンルは何か? 博報堂DYホールディングスの調査で、生活者1人あたりの年間コンテンツ消費額は平均8万1022円で、2011年の調査開始以来2番目に高い水準だった。ジャンル別では映画が前年比1.9%増の2892億円と伸び、鬼滅の刃シリーズ劇場版などのヒットが寄与した。 ### シオノギ製薬と島津製作所の共同出資会社はどのような方法でパンデミックの早期発見を目指しているか? シオノギ製薬と島津製作所の共同出資会社「アドバンセンチネル」は、生活排水から感染症の流行を事前に察知し早期の防疫対策につなげる技術の実用化に取り組み、自治体・病院・高齢者施設向けにサービスを展開している。 ## 本文 ## 節約志向でも食料品だけは別格――支出意向が調査開始以来最高の16%に 今後、消費額を増やしたいものとして「食料品」を選んだ割合が前年比1ポイント上昇して16%となり、2022年の調査開始以来最高を記録した。全体として節約志向が根強い中でも、日々の生活の質に直結する食品への関心は高まっており、若年層での傾向が特に顕著だという。 ## ソフトバンク、高知県上空でHAPS実証成功――災害時の新たな通信インフラへ ソフトバンクは、無人航空機を活用する「空飛ぶ基地局」(HAPS)の日本での実証に成功した。通信機能を備えた飛行船を高知県上空に飛ばし、音声通話やドローンの制御など大容量通信が可能なことを確認。地上インフラが被災しても通信を維持できる手段として、災害時の新たな通信インフラとしての整備が急がれる。 ## コダックがキヤノンを逆転――低価格コンデジが生んだ国内カメラ市場の異変 国内カメラ販売台数ランキングで2025年度、キヤノンが20年以上守ってきた台数首位の座が崩れた。追い落としたのはアメリカのイーストマン・コダックだ。コダックは2万〜3万円という低価格のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)で日本市場に参入し、スマートフォンの普及で日本メーカーが撤退した空白地帯を開拓した。 パーソナリティは自身の体験も交えてブームを解説。2023年時点でコンデジの中古取引はすでに前年同期比6割増となっており、ブームの兆しはこの頃から見え始めていた。2025年の国内企業によるデジタルカメラ出荷額は2024年比7%増で、うちレンズ一体型カメラ(コンデジ等)は49%増と急伸している。「少しぼんやりとした色味や形が、思い出を思い出している時の記憶のイメージと同じ風合い」と、スマホにはない独特の味わいを語った。 ## その他の注目ニュース――ポプラ社インド進出・排水で感染症早期察知・AI推論 児童書出版大手のポプラ社は、インド・デリーに現地法人「ポプラパブリッシングハウスインドプライベートリミテッド」を9月中に設立すると発表。「かいけつゾロリ」など40タイトルを出版し、世界最多の人口を抱えるインド市場で海外事業の拡大を図る。 シオノギ製薬と島津製作所の共同出資会社「アドバンセンチネル」は、生活排水から感染症の流行を事前に察知し、早期の防疫対策につなげる技術の実用化に取り組む。自治体・病院・高齢者施設向けにサービスを展開する。 今回の10秒ビジネス用語は「AI推論」。AI学習で構築したモデルを用いて、新たに入力されたデータに対し予測や判断の回答を出すプロセスを指す。画像認識や文章生成などが代表例となる。 ## コンテンツ消費1人8万1022円――映画館などリアル体験への支出が拡大 博報堂DYホールディングスは、生活者1人あたりのアニメや音楽などコンテンツへの年間支出額が平均8万1022円だったと発表した。調査は2025年2〜3月に全国の15〜69歳の男女を対象にインターネット上で実施し、1万人の有効回答を得た。2011年の調査開始以来では2番目に高い水準となった。 ジャンル別では映画が前年比1.9%増の2892億円と伸び、鬼滅の刃シリーズの劇場版などのヒットが寄与した。デジタルで日常的にコンテンツに触れながら、映画館でのリアル体験やグッズ購入にも支出する動きが広がっているという。 ## この回の要点 - 食料品への支出意向が16%と調査開始(2022年)以来最高。節約志向が強い中でも「食の質」への関心は別格で、若年層で特に顕著。 - ソフトバンクが高知県上空でHAPSの大容量通信を実証。地上インフラに依存しない災害時通信インフラとして実用化が加速する。 - コダックの低価格コンデジがキヤノンの20年超の国内台数首位を奪取。2025年のコンデジ出荷は前年比49%増と急拡大が続く。