放課後PODCAST #394 「世界で一番いい"ペア曲"総選挙」真の完結!
「世界で一番いいペア曲総選挙」本編に入りきらなかった11位(同率3曲)のリスナーコメントを紹介するスピンオフ回。Defying Gravity(ウィキッド)、RHYMESTERの「Once Again」、岡村靖幸「愛はおしゃれじゃない」への熱い投票コメントを皮切りに、3年目の浮気・あずさ2号・昭和枯れすすき・ミヒマルGT・消える魔球「箱庭」など多彩な曲にまつわるエピソードが続く。後半はドラマ『人に優しく』の名場面報告や「80億分の1」ゲーム紹介など積み残しメールも消化している。
この回が答えていること
同率11位となった3曲はどれで、リスナーはどんなコメントを寄せたか?
同率10票で11位となったのは「Defying Gravity」(ウィキッド)、RHYMESTERの「Once Again」、岡村靖幸「愛はおしゃれじゃない」の3曲。「Defying Gravity」には「ここまでのランキングが茶番、この曲が1位なのは分かりきっていた」「世界で一番複雑な心情をもたらす曲」などの声が届いた。
RHYMESTERの「Once Again」への投票コメントに宇多丸はどう反応したか?
自身もRHYMESTERのメンバーである宇多丸が「恥ずかしながらミシャ状態」と自虐しながら紹介。「人生最悪の時期に毎日シャワーを浴びながら聴いては泣いた」「この曲があったから超えられた夜があった」という証言に対し、「もう俺たちの手を超えた公共物。我々にできることは丁寧にライブで歌い続けることだ」と感慨を語った。
「3年目の浮気」がなぜ平成生まれのリスナーにも知られているのか?
平成生まれのリスナーによると、ニコニコ動画でアニメキャラのカップルが浮気を問い詰め合うマッド動画が大量に制作・流行し、80年代のヒット曲が2000年代のネット文化を経由して若い世代に浸透したという。パーソナリティも「若い人が知っているのはその理由か」と納得していた。
昭和歌謡や往年のデュエット曲にはどんなリスナーエピソードが集まったか?
「昭和枯れすすき」(さくらと一郎)には「子育て中、子どもの病気のたびに夫婦交互で徹夜看病しながらこの曲を2人で歌って笑い合って乗り切った」という切実なエピソードが届いた。「あずさ2号」(狩人)には廃止・解散をめぐる感慨が、「男と女のラブゲーム」にはスナックで今も必ず誰かが歌っているという現役ぶりが報告された。
積み残しメールで紹介されたドラマ「人に優しく」の「興味あるシーン」とはどんな場面か?
香取慎吾主演ドラマ「人に優しく」(2002年)で、陣内貴則演じる刑事が子どもの手作りマグカップをバザーで褒めて購入した直後、帰り際にゴミ捨て場へ即捨てして立ち去るシーンを主人公が目撃し疑心暗鬼になる場面。リスナーは「当時小学生ながら戦慄した」と振り返り、宇多丸も「うっすら覚えている」とコメント。現在Netflixで配信中と判明し話題になった。
11位同率3曲のコメント紹介
月曜放送の本編では10位以上の曲のみ扱ったが、同率10票で11位となった曲が3つあり、今回そのコメントを紹介した。
「Defying Gravity」(ミュージカル『ウィキッド』)には「この曲が1位なのは分かりきっていた、ここまでのランキングが茶番」という強烈な声の一方、「主にエルファバのテーマ曲だがグリンダのパートもあり広い意味でペア曲と言える」「シンシア・エリヴォの力強い歌声とアリアナ・グランデの切なさが混在する、世界で一番複雑な心情をもたらす曲」との声も届いた。
RHYMESTERの「Once Again」では、メンバーである宇多丸が「恥ずかしながらミシャ状態」と自虐しながら紹介。「人生で一番つらい時期に毎日シャワーを浴びながら聴いては泣いた」「この曲があったから超えられた夜があった」という証言が複数届き、宇多丸は「もう俺たちの手を超えた公共物。できることはライブで丁寧に歌い続けることだ」と感慨深げに語った。
岡村靖幸「愛はおしゃれじゃない」は「アトロクのペア曲企画の1位にこれ以上ふさわしい曲はない」とのコメント。パーソナリティも「確かに番組との縁が深い。うっかりしていた」と認めた。
カラオケ定番・昭和歌謡への多彩なエピソード
「3年目の浮気」には複数票が集まった。「ベスト10で3週連続1位を獲得した」という理由で投票したリスナーがいた一方、平成生まれのリスナーから「ニコニコ動画でアニメキャラのカップルが浮気を問い詰め合うマッド動画が大流行し、若い世代にも浸透した」との証言が届き、パーソナリティも「若い人が知っているのはその理由か」と納得。宇多丸は「モテない男が好きなら俺も考え直すぜ、という歌詞に子どもながら無理筋を感じていた」と振り返った。
「昭和枯れすすき」(さくらと一郎、1974年)には「共働きで子育て中、子どもが病気のたびに夫婦交互で徹夜看病して翌朝出勤する日々に2人でこの曲を歌って笑い合って乗り切った。曲調が当時の悲壮感にぴったりだった」という切実なエピソードが届き、パーソナリティも「街から追われるギリギリの歌詞なのにこういう使われ方をするんだ」と感慨を示した。
「あずさ2号」(狩人)には廃止・解散をめぐる味わい深い考察が、「男と女のラブゲーム」(日野美歌)にはCMソング出自のトリビアとスナックでの現役ぶりが報告された。
J-POP・インディー系の注目コメント
ミヒマルGTの「気分上々」は、番組の長年の企画「ミヒマルGT賞をミヒマルGT自身が逃した」という伝説的エピソードとともに紹介。「アラサー・アラフォーはみんなサビを歌える」という浸透度が票に表れた。
tofubeatsの「水星」は「21世紀の『今夜はブギー・バック』という触れ込みで聴いたら期待値を超えてきた。日本初の世界で一番いい曲では」との熱い投票コメントが紹介された。
キリンジ初期2人組時代の「悪玉」には「堀込泰行さんの華やかな声と高木さんの鳴りの良い声の聞き分けが最高」との票が複数寄せられ、キリンジは今回の総選挙で複数曲に票を集める人気を見せた。
消える魔球の「箱庭」では、歌い出しの知的な雰囲気から一転するCQさんの「空洞なのかケツの穴、ガスケツならばおならさようなら」というラインが「綺麗なライミング」と絶賛され、パーソナリティも「消える魔球は聴くたびに発見がある」と語った。
積み残しメール:ドラマの「即捨て」シーンとゲーム紹介
積み残しメールのコーナーでは、香取慎吾主演のドラマ「人に優しく」(2002年)が話題に。陣内貴則演じる刑事が子どもの手作りマグカップをバザーで褒めて購入した直後、帰り際にゴミ捨て場へ即捨てして立ち去るシーンを主人公が目撃して疑心暗鬼になるというクライマックス場面で、リスナーは「当時小学生ながら戦慄した」と振り返った。宇多丸は子役・菅健太のブレイク作として記憶しており「Netflixで見られるようになったなら見直す」とコメント。
もう一通は「80億分の1」というシミュレーションゲームの紹介。国連などの統計データに基づき世界のどこかで生まれた人物の人生を体験でき、出生国が実際の出生率に従ってランダムに決まるという設計。「数字ではなくゲームという手法で世界の格差を体感できる」という内容だったが、読み切れず次回へ持ち越しとなった。
この回の要点
- RHYMESTERの「Once Again」に「人生最悪の時期を救ってくれた」という証言が複数届き、宇多丸が「もう公共物」と感慨を語った回となった。
- 「3年目の浮気」がニコニコ動画のマッド動画文化を経由して平成世代にも浸透していたという、世代を超えた伝播の実態が明らかになった。
- 「世界で一番いいシリーズ」として今後も続けたいとパーソナリティが意欲を示し、大規模な集計企画の手応えが確認された。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。