放課後PODCAST #391 映画『バイオハザード』は『バイオハザード』なのか『バイオハザード』じゃないのか
2026年10月15日深夜、サムネイル撮影を終えたばかりのスタジオで収録スタート。リスナーから続々届く「目の前でもらったものを粗末に扱われた」体験談4件を読み上げ、合理主義と感情のぶつかり合いを議論。後半では、バイオハザード映像作品を全制覇したスタッフの美濃和田くんを迎え、映画『バイオハザード』が「バイオハザードと言えるのか言えないのか」という核心の問いへ踏み込んだ。
この回が答えていること
今週リスナーが報告した「興味ある案件」にはどんなエピソードがあった?
申込書が取引先で裏紙に切り刻まれていた話、映画チラシを目の前で4つ折りにされた話、旅仲間が帰りの東京駅でチケット類を即ゴミ箱に捨てる話、子どもの工作を写真撮影後に即捨てる親の話の4件が紹介された。
映画チラシをクリアファイルで持参して渡したのに、目の前で4つ折りにされた場合、何が問題なのか?
クリアファイルで運んできた行為が「このチラシを大切にしている」という意志表示にあたり、その人の目の前で折るのは価値観の差を露骨にさらすことが問題。ただし宇多丸さんは「折りたくないならクリアファイルごとくれよ」という本音も添えた。
子どもの工作を写真に撮ってすぐゴミ箱に捨てることについて、出演者はどう反応したか?
古川さんは「結果的に近いことをやるが、断腸の思いの苦渋の決断」と自分の場合を説明。宇多丸さんは「形あるものは…という教育的意図かも」と分析しつつ、「子どもがどう思っているかが最大の問題」と指摘した。
宇多丸さんのバッグへのこだわりとはどんなものか?
「余計な色をコーデに足したくない。全部バッグひとつに収めたい。収まらなければ今日は持っていかない」というポリシー。もらったショッパーを駅でこっそり捨てバッグに詰め込んだ経験を自ら告白した。
美濃和田くんは映画『バイオハザード』をどう評価し、「バイオハザードかどうか」についてどう述べたか?
ミラ・ジョヴォヴィッチ版、ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ、CGアニメ、Netflixドラマと全作視聴済みで「めちゃくちゃ面白かった」と評価。ただし「バイオハザードかどうかと言われると言葉が濁る」と述べ、核心の答えは後半へ持ち越した。
撮影終了直後の深夜収録、DIY精神を取り戻した1枚
木曜深夜23時4分、スタジオには宇多丸、番組構成作家の古川、担当ディレクターの片山の3人。今回のサムネイル撮影はスタッフの美濃和田くんが監督を務め、画角・カラーグレーディング(色調整)まで手がけた。宇多丸は「AIに頼りすぎていた。Be Kind Rewind精神を忘れていた」と反省を口にし、今回はできる限りDIYで仕上げたと語った。撮影と後処理を合わせて2〜3時間かかったという。
「目の前で寄せ書きを捨てる」系、今週の4件
番組で継続的に盛り上がっている「興味ある案件」コーナー。今週は「もらったものを目の前で粗末に扱われた」体験談が特に多く届いた。
**鳥取県産メガネさん**:取引先の事務員の机を一時借りた際、メモ用紙の束の中に自分が作成した申込書の断片を発見。本来の目的を果たすことなく切り刻まれ、裏紙として再利用されていた。宇多丸は「裏紙を使うこと自体は悪いことじゃない。ただ意図せず作成者本人の目に触れてしまったという点で同情の余地はある」と、これまでの案件とは少し異なるタイプと位置づけた。
**ピノヤマさん**:映画好きの友人が別の映画好き友人へ、クリアファイルに入れた状態で映画チラシを渡したところ、受け取った側はその場で雑に4つ折りにしてポケットへ。宇多丸は「クリアファイルで運んできた=折り目をつけたくないという意志表示。その人の目の前でやるのが問題」と分析。その一方で「折りたくないならクリアファイルごとくれよ」とも本音を漏らした。
**ゾーンとのしっぽさん**:年1回の旅仲間が帰りの東京駅でチケット、パンフレット、レシートを何のためらいもなくゴミ箱へポイ。「旅の思い出を無限に消された感じ」「旅の価値がむき出しになるのが嫌」という感想が届いた。宇多丸は「旅の価値のあり方が違うのは仕方ないが、それが目の前で露わになるのが辛いんでしょうね」と解説した。
**ルーソラトロさん**:知人が保育園・学校でお子さんが制作した工作を「写真を撮ってから即ゴミ箱」というのがお決まりのパターンで、しかも子どもの見える場所で実行するという。古川は「断腸の思いで捨てることはあるが、子どもの目の前でバンバン捨てるのは違う」と反応。宇多丸は「形あるものは消えていく、という教育的意図があるのかも。ただ子どもがどう思っているかが一番気になる」と締めた。
バッグ問題に発展:余計な袋は持ちたくない
チラシの折り方をめぐる議論から、宇多丸のバッグへのこだわりへと話が広がった。「余計な色をコーデに足したくない。全てバッグひとつに収めたい。収まらないなら今日は持っていかないくらいの気持ち」というポリシーを披露。以前もらったショッパーをコーディネートが崩れると感じ、駅で人目を避けてショッパーだけ捨て、中身をバッグに詰め込んで帰った経験談も語った。美濃和田くんが小さいバッグを常時3つ持ち歩くことやライムスターメンバーのバッグ事情なども話題に上がった。
春37歳男さんの今週総括と美濃和田くん登場
リスナーの春37歳男さんから今週の放送をまとめた詳細な総括メールが届いた。月曜の映画インタビュー、火曜のイベント先行抽選開始、水曜の「2月16日」誤読と気圧のせい結論、木曜のペア映画紹介でのシュールなやり取りなど、週の流れが細かく綴られていた。宇多丸はイベントチケットの申し込み告知も行った。
その後、今回の本題であるバイオハザード担当の美濃和田くんがスタジオ入り。ミラ・ジョヴォヴィッチ版シリーズ、ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ、CGアニメシリーズのDegeneration、Netflixのドラマシリーズと全作を視聴済みという彼は「実写が明らかに一番面白かった」と評価。しかし「バイオハザードかバイオハザードじゃないかと言われると、ちょっと言葉が濁る」と核心の問いに差し掛かったところで冒頭30分が終了した。
この回の要点
- 「興味ある案件」は申込書の裏紙流用から子どもの工作即捨てまで、合理主義と感情のぶつかり合いとして多様に派生していることが示された。
- 宇多丸さんは「バッグはひとつにまとめたい・コーデを崩したくない」という強いこだわりを持ち、ショッパーを駅で捨てた経験を自ら告白した。
- 美濃和田くんはバイオハザード映像作品を全制覇した上で新作を「面白い」と評価したが、「バイオハザードかどうか」という問いには即答を避けた。
この記事は、配信音声の冒頭30分ぶんを機械で文字起こしし、それをもとに編集したものです。番組の公式な要約ではありません。正確な内容は本編をお聴きください。