#560【土方歳三】生い立ちに隠された苦悩!農民でも武士でもない中途半端な身分が生んだ劣等感
本日のテーマ:「土方歳三の原点:『バラガキ』と呼ばれた少年時代と挫折」 「農民なのに帯刀を許された」という中途半端な身分が生んだ強烈なコンプレックス。奉公先での挫折と、そこから生まれた「組織に馴染めない」という自覚…
番組から(概要欄)
本日のテーマ:「土方歳三の原点:『バラガキ』と呼ばれた少年時代と挫折」
「農民なのに帯刀を許された」という中途半端な身分が生んだ強烈なコンプレックス。奉公先での挫折と、そこから生まれた「組織に馴染めない」という自覚。後の鬼の副長・土方歳三の人格はいかにして形成されたのか、その幼少期から近藤勇との出会いまでを解説します。
👇今回の見出し👇
土方歳三の生い立ち/東京都日野市/豪農/幕府の直轄領/帯刀/武士へのコンプレックス/バラガキ/触ると危ない/冷ややかな目/呉服屋/丁稚奉公(でっちぼうこう)/徒弟制度/40km徒歩帰宅/組織不適合者/フリーランス/石田散薬/天然理心流/近藤勇/沖田総司/生涯の盟友
👇抑えるべきポイントと歴史の流れ👇
①中途半端な身分とコンプレックス
土方は幕府直轄領である日野の豪農の家に生まれました。裕福で帯刀も許される特別な環境でしたが、「武士の真似事」と見られることもあり、本物の武士にはなれないという「越えられない壁」に苦悩しました。この環境が、後の強烈な上昇志向とコンプレックスを形成しました。
②「バラガキ」の挫折と丁稚奉公
幼少期の土方は、その棘のある性格から「バラガキ」と呼ばれていました。10代で呉服屋へ「丁稚奉公(住み込みの徒弟制度)」に出されますが、既存のルールや組織に馴染めず、すぐに揉めて実家へ逃げ帰ってしまいます。この経験から彼は「自分は出来上がった組織には適合できない」と悟り、フリーランスのように家業の薬を売り歩く生活を選びました。
③運命の出会いと天然理心流
薬の行商の傍ら、独学で剣術修行に励んでいた土方は、やがて「天然理心流」と出会います。そこで近藤勇や沖田総司という生涯の仲間を見つけました。孤独だったバラガキは、剣術という共通言語を通じて初めて居場所を得て、自分より年下ながら人徳のある近藤勇を主君として仰ぐことを決意するのです。
■ 関連年表
1835年: 武蔵国多摩郡石田村(現・東京都日野市)に生まれる
1846年頃: 最初の丁稚奉公に出るが、すぐに辞めて戻る(以降、転々とする)
1859年: 天然理心流に正式に入門(近藤勇らと共に修行に励む)
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